おんりー
おんりー
おんりー
僕の名前を呼ぶ声がして起きた
おらふくん
目が少し痛くて、擦りながら前を見る
特徴的な髪の毛に、黒縁メガネ
綺麗なエメラルドグリーンの瞳
おんりーの容姿そのものだった
おんりー
おらふくん
おんりー
おらふくん
そう返事すると、おんりーは部屋を出た
採寸が終わったら、執事の人がこう言った
執事
おらふくん
執事
執事
何言ってるのか全くわからん
でも、本職の人だから、きっと似合うのがくるだろう
そう思い、返事をした
おらふくん
執事
執事
おんりー
執事
そう言って執事は部屋を出て行った
おんりー
おんりー
まぁ、ここで断ってもすることないし
そう思い、首を縦に振った
城の外……と言っても、広い庭みたいなところだった
色様々な花が咲いていて日差しもよい
なんていうか、……心地よい
おんりー
おらふくん
MENと話してて泣いた……なんて、口が裂けても言えない
おらふくん
おんりー
おんりー
おんりー
"住民"
おんりーはそう言ってくれた
僕の居場所だって、ね
昔なんて________
バッシャーン
今でも思い出す、学校のいじめ
水をかけられ
殴られ
蹴られ…
学校に行くのが憂鬱で仕方がなかった
この頃は、まだ親も優しかったのに、なぁ…
ある日、僕はこんなことをされた
いじめっ子
そう言われ渡されたのは、一本のカッター
刃には彼女の血がついていた
彼女が自分の腕を切り、そのカッターを僕に渡してきたのだ
いじめっ子
耳鳴りがするくらい、甲高い声で叫ばれた
モブ
モブ
モブ
モブ
カッターを持っていたのが僕だったせいか、僕が犯人となった
学校の先生も、僕を犯人と決めつけた
先生
ここから親が僕に当たるようになった
されることは学校とほぼ同じで、
次第には、痛みが忘れるくらいにまでなった
この頃から、僕は人間不信になった
特に、女性に対しては苦手以上だった
そんな僕に、居場所なんてなかった
でも、おんりーは違った
僕に居場所をくれた
おんりーは今でも優しくしてくれる
なんでなんだろ……
こんな、僕のこと…
おんりー
おんりー
おらふくん
おんりー
おんりーからの願いを少しでも聞かんとな
恩返し的な感じで
女性も男性もいるパーティ
頑張って出ないとな
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
コメント
2件
最高すぎる! 続きを楽しみにしています! 無理せず頑張ってください!
大変なのに小説を書いてくれてありがとうございます!続きが楽しみ!