怖い話

床下

俺が小学校3年の時

お袋が仕事でしばらく家を空けるから

じぃちゃんたちの家に泊まったんだ

そう言って俺は天井を指した

いただきま〜す

ｽｰﾋﾟｼｬ(襖を閉める)

ｶﾁｯ(電気を消す)

ｺﾝｺﾝ

ｺﾝｺﾝ

ｺﾝｺﾝ

俺が寝てたら、なんか音がしたんだ。どこかを叩いてる音が

ｺﾝｺﾝ

じぃちゃんは、物を作るのが好きで、時々、何かを作ってる時がある

けど、すぐにじぃちゃんじゃないってわかった

そう、音がし始めた時にはもう夜中の2時だった

流石にこんな時間にじぃちゃんが作業してるはずがない

ｺﾝｺﾝ

俺は起きやがって、音のするところを探した

そして、探した結果...

その音は床からしていた

ｺﾝｺﾝ

俺は、じぃちゃん達を起こそうかと思ったけど、

流石にこんな夜中に起こすのは悪いし、

それに、夜中まで起きてたって思われて怒られるのも嫌だった俺は

じぃちゃん達を呼びにいかなかった

そして、俺は音がしなくなるのを待った

2時間後

ﾋﾟﾀｯ

音は、2時間たってやっと止まった

俺は、そのまま寝た

朝8時

ｽｰ(襖を開ける)

いただきます

ちなみに今日の朝ご飯は、白米、味噌汁、卵焼き、ウインナー、サラダです

俺は、昨日は寝ぼけて、床から音がすると思い込んだのかと思って意を決してじぃちゃんに聞いてみた

夜

♡100→次回