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さもっぴ @ 宿題 終わらない
1,907
🫧~ひまち~🎧
60
あの日から僕らは
第1章
第2話
夏の守護霊期間は
たっつん視点
青空が輝く夏の昼間 学校は今昼休みの時間である
そんな中、俺はひとりで …
否 、 ふたり でいた
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宙にふわふわ浮きながら 俺の事をにこにこと見つめているこいつは 俺の彼氏
つい最近、不慮な交通事故で死んだはずだった
けど、今こうして俺の目の前にいる どうやらじゃぁぱは 俺の守護霊として生まれ変わったようだ
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jp
それはこっちのセリフである
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この世界の定義が分からない
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俺は持ってきていた自分の弁当箱を開けた 今日早起きして作った手作りである
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jp
あげれるわけないやろ 多分
tt
なんだか、昨日までの自分が 馬鹿馬鹿しくなってきたな
昨日まで、じゃぁぱが死んで 医者から聞かされて 信じられなくて 泣いて、泣いて、泣いて、泣いて ひたすらに、守れなかった自分を責めて 眠れなくて、じゃぁぱの事しか考えられなくて
辛かったんやぞ
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jp
jp
何を言ってるんだ 此奴は 、
jp
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はい、何ですか
jp
tt
だから何だよ
jp
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たつや呼びやめろと何度言った事か
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笑いたい、笑いたいよ でも笑えない、何でだろう
今、最愛の人が目の前にいるのに 目視できるのに、名前を呼べるのに
jp
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聞こえてる、そりゃあばっちり でも何故だろう
上手く、言葉が出ないんだ
ya
mf
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jp
その時 、屋上の扉が鈍い音を立て勢い良く開き 俺とじゃぁぱの親友のふたりである ゆあんくんともふくんが姿を見せた
ya
ya
ゆあんくんは笑いながら俺に言った
tt
今、ここで
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君は驚いたような顔をしていたね
ya
ゆあんくんは苦笑いし
mf
もふくんは……ただ、黙っていた
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tt
ya
ゆあんくんはどこか気まずそうに返事をした
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そんな俺達を見て、じゃぁぱは寂しげに瞳を揺らした
ya
ya
ゆあんくんはそう言いながら 俺の隣に腰を下ろした
tt
別に好きでも嫌いでもない屋上
夏は暑くて、冬は寒い
でも、今日好きになれた
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mf
空を見あげた俺を もふくんは 俺の隣で優しく微笑みかけた
それと同時に
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じゃぁぱも俺の大好きな笑顔で笑った
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分かってるよ
ya
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たった今うちのバカは全科学好きを敵に回しました
俺は食べきった弁当箱を片付け初め ゆあんくんは少食らしいので 購買のパンの袋をくしゃくしゃに丸め もふくんはコンビニ弁当のゴミを綺麗に纏め始めた
jp
じゃぁぱは俺の守護霊だからなのか うっきうきで、ついて行く気満々のようだ
ya
tt
俺は適当に返事をし 俺ら 4人 でぞろぞろと屋上から出ていった
jp
真面目に授業聞いてると思ったら 第一声がこれである
本当に科学嫌いなんだろうな
ya
mf
ゆあんくんは分かるけど あのもふくんが理解出来ないなら 俺らが分かるわけないわな
mf
ya
ゆあんくんは机に突っ伏した
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ya
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じゃぁぱのツッコミに思わず笑ってしまう所だった
そして、次の授業
ya
mf
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あんたがいつも授業中寝てるからやろ
mf
ぺし ッ ぺし、 ッッ
ya
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ya
じゃぁぱもよく寝て 先生にチョーク投げられてたな
ya
mf
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放課後の別れ際 家の方向がばらっばらな俺らは 校門を出てすぐ、3方向に別れて帰る
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もちろんじゃぁぱはおる
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俺はアスファルトの熱を足元に感じながら 遠くで鳴いている蝉の鳴き声 、 団扇で扇ぐ近所のおばちゃん 夏の風物詩だな、と感じながら 登下校路を歩いていた
何も、言わずに
ただ、それが好きだった
tt
……いや、嘘は良くないか
jp
死んだはずの最愛の彼が 今、死者として俺の目の前にいる
嬉しいようで、嬉しくない
こいつが成仏してしまえば、 俺が死ぬまでじゃぁぱとは会えない
けど逆に、ずっとこっちにいては 生霊として現世に念を持ったまま 死ぬ事も、生きる事もできない
tt
だめだ
俺って情けないな
じゃぁぱの事を考えると涙が込み上げてくる
だから2人の前で上手く喋れない
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jp
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ふと、じゃぁぱが 何も言ってない俺に 真剣な顔で話しかけた
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jp
tt
そんなの分かってる
向き合ってるつもりだった
でも、ゆあんくんともふくんの間に 僅かな壁が出来てしまっていた
ゆあんくんは _____ なのに
もふくんだって __________ のに
ふたりの前で、涙を見せられないから
情けないから、俺が守れなかったから
ふたりに、迷惑かけてしまうかもしれないから
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jp
jp
tt
こいつは本当に 俺の心を読むエスパーかなんかか?
そうだよな、俺には 頼れる人が幾らでも居る
ふたりは親友や
自分から隠してちゃ、 それこそ親友失格だ
笑えるようになろう、全力で
だって、傍には親友が居るんだから
jp
jp
そうだ、じゃぁぱもおる
でも、ごめん
俺は、お前が生霊として 現世を彷徨って欲しくない
ちゃんとその先を見据えて 俺の守護霊として、真っ当に生きて逝ってほしい
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当の本人には聞こえていなかったようだ
それからの生活は
アホっぽくて、面倒くさくて
とても、面白い生活となった
\\\\💥💥💥🔥🔥💥💥💥////
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俺が急いでキッチンに行くと コンロからもくもくと煙がたち アニメみたいなアフロになって黒焦げのじゃぁぱ
… いや、
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ya
ya
mf
mf
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移動教室から帰ると 俺の机には1枚の紙切れがあり
そこには、誰かも分からない ぶっさいくな俺の似顔絵が描かれていた
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jp
なるほど、お前の仕業か
お前に俺はこんな風に見えてんのか?(
ねぇ教えて
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ya
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凄くしょっくを受けてた君が 世界一の宝物をくれた日
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jp
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これはシンプルに迷惑です()
そんな日々が続いていたある日
ya
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ya
mf
俺は、自分で笑ったり ふざけたり、叫んだりできるようになっていた
これも全ては、じゃぁぱのお陰である
jp
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だが、ここ最近
じゃぁぱの笑顔がだんだんと消え、 " 乾いた笑顔 " になっている
tt
何か、嫌な予感がする
けど、それと同時に望んでいる事でもある
脳がぐちゃぐちゃでよく分かんないや
ya
ya
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jp
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後ろから追うように飛んできたじゃぁぱに 声を掛けられた
思わず返事してしまいそうな言葉を ぐっと鵜呑みにした
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jp
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いいや、ばっちりと聞こえていますよ
屋上 …
俺が、じゃぁぱの近くにいられる場所である
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mf
mf
mf
ya
ya
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俺は階段を掛けあげた
今さっきのじゃぁぱの声は 俺だけじゃなく、ゆあんくんにも
もふくんにも、聞こえていた
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きっと、絶対 何かあるんだ
だから、他の人にも声が聞こえた
tt
俺はゆあんくん達に荷物を預け
懸命に、屋上への階段を上がった
ドアノブをしっかり握り
俺は、屋上への扉を開いた
ダン ッッッ _____ !!!!! "
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辺りは1面、空色だった
白いふわふわな雲がひとつふたつとあるだけ
夏の放課後は、まだまだ明るかった
そんな青空の下に、
いつも 見慣れた 影、人
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じゃぁぱは、にこっと俺に微笑みかけた
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俺は、薄々気づいていたのかもしれない
日に日に、じゃぁぱの足元が透けてゆくのを
最初の時と、透け具合が全然違うとこ
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ぎゅ ッッ …
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じゃぁぱは俺に
温もりのない ハグをした
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じゃぁぱの身体が
徐々に、徐々に消えてゆく
もう、俺が死ぬまで会えない
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ちゅ 、ッ ……
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じゃぁぱは、俺の口に
そっと口付けをした
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上手く、笑えていただろうか
そのままじゃぁぱは、
散り散りになって、消えていった
俺は、空を見あげた
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tt
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ur
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ur
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ur
ur
ur
ur
ur
jp
jp
ur
夏の守護霊期間は
蝉のように短く
蝉のように儚く散った
第1章 Fin
コメント
13件
ぁれ ?? なんで 私は 、 目から 水を 出して いる んだ ッ ?? ほんとに 天才 すぎるッ … 😭 もう 1位 です 、 !!
遅れました……(泣 もう目から水が永遠にでてきます……(号泣 あーーーーーーーーーーー゛゛(涙
ゎ ー っ !!!! ま '' じ で 感動 です っっ 儚い 表現 が すごすぎて 圧倒 されました … !!!! ちょっと 見るの 遅れました っ … ! すみません っ たっつん じゃぱ 彡 のこと 見えてたんだな ぁ !!! ふたり が 作った 奇跡 … !! ほんと 感動 です 😭