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目黒side
人目を気にしながら俺は急いだ
早く行かないと
俺は、ある場所にたどり着き
周りに誰もいないことを確認して
第3音楽室のドアを開けた
目黒
窓に頬杖をつきながら景色を眺める君。
ここから見える景色は 奥に澄んだ青い海が見えて綺麗だ
でもそれ以上に君は綺麗
俺が話しかけると プイッとそっぽを向いて僅かに頬を膨らませる
可愛すぎて俺は思わず笑ってしまった
目黒
目黒
阿部
同じクラスの阿部亮平
あべちゃんのことを 「暗い」「話したことない」「何考えてんのかわかんない」
「目黒とは正反対だな」
なーんて
黙って聞いてりゃ言いたい放題に口にするけどさぁ
俺の彼女はこんなにも可愛いんですよ?
今も、
萌え袖した手で俺の背中をポコポコ叩いて 拗ねてんだよ?
こんなあべちゃん知らないでしょ笑
まぁ
俺だけが知ってりゃいいんだよ。
阿部
目黒
阿部
自分から聞いて自分でヤキモチ妬いて
あーかわいい
俺はたまらなくなって あべちゃんの顎を優しくつかみ クイッとあげた
さっきまで拗ねていた顔が 急に目がとろん、となってもはや女子
俺はゆっくり口付けした
唇を離すと、耳までほんのり赤く染めたあべちゃん
阿部
誰か
救急車で俺を運んでくれ。
萌え死にしちゃう
目黒
阿部
目黒
さっきは触れるだけのキス
次は舌を唇の形に沿って舐め 口内にゆっくりと入れあべちゃんの舌と絡めた
阿部
阿部
だんだん余裕がなくなって 俺についてくの必死になっちゃってさ
こんな可愛い彼女 世界に君だけだよ
ゆっくりと口を離すと 俺とあべちゃんの間に銀の糸ができた
目黒
その後、俺らは壁に寄りかかるように座り 今日何があったかなど話し合った
俺が女の子の話をする度に
阿部
って嫉妬するあべちゃんが可愛すぎて仕方がない
目黒
逆に あべちゃんと佐久間くんの絡みを聞くと 複雑な気持になる
阿部
阿部
目黒
阿部
目黒
目黒
阿部
阿部
目黒
目黒
たまに不安になっちゃう亮平
こういう時は
目黒
阿部
さっきのよりももっと濃厚なキスをしてあげる
たまに口を離して顔を伺えば
とろ〜んとした目と視点があう
目黒
そういえば恥ずかしそうに口を開けて
舌の先をちょこっとだけ出す
そこまで言ってないのに
やっぱ無自覚姫は今日もあざといです
目黒
阿部
阿部
俺らは濃厚なキスに夢中になっていた
お互いの熱を感じ 愛を感じ
二人だけの世界に入り込んでいた
そう
2人のキスの少しえろい音と 亮平の甘い声、俺の吐息しか聞こえていなかった
だからドアが開く音も聞こえていなかった。
???
???
声がしてようやく気がついた
急いで振り返って誰か確認した
深澤
深澤
完全にやらかした。
俺は言葉が出ず、ただただやばい、、と思い続けるだけだった