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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

数日後、俺は退院した。

あの日、来ていた女の子のことが少し気になるけど・・・・。

いつも通り楽屋に行くと・・・

嵐4

リーダー!退院おめでとう🎉

メンバー4人が出迎えてくれた・・・。

大野

・・・あはは。ありがとう。ビックリした・・・

松潤

頭、いたくない?足とか手とか・・・

大野

うん、もう大丈夫だよ。

そっか。それはよかった。あっでも、無理はしちゃだめだよ?

大野

わかってる。俺は、無理しないし

(笑)そうだった

ニノ

よし、じゃあ始めるか

相葉

よっしゃ

大野

・・・・

みんなはいつも通り振る舞ってくれる。

ダンスレッスンが始まった。

莉子

・・・・・

心配で様子を見に来た・・・。

あれから、行きづらくなって・・・

見つからないようにしていたつもりなのに・・・・

岡田

・・・あれ?莉子ちゃんじゃん

莉子

あっ・・・岡田さん・・・どうして・・・。っていうか・・・しー!

岡田

入らないの?大ちゃんいるんでしょ?いつもなら遠慮なく入っていくのに・・・

と、なぜかレッスン室を開け・・・入っていく岡田さん・・・

松潤

岡田君・・・と・・・莉子ちゃん?

ドアの隙間から、わたしがいるのに気がついた潤くん・・・。

松潤

どうしたの?入れば?

と、招き入れてくれたけど・・・

大野

あれ?あの子・・・この前来ていた子・・・・

確か・・・莉子さん?

大野

なんで岡田といるの?

・・やべっ(な、なんでいるんだろう。俺もわかんないや)あの子はえ~っと・・・

大野

あー、岡田の彼女か・・・

ニノ

いや、うーん・・まぁ、近いけど、そうじゃないよ?彼女ではないよ?

大野

えっ・・なにそれ・近いけどそうじゃないって・・・。

相葉

・・・・(本当に忘れちゃったんだ。あのときまでは覚えていたのに・・・)

↑なぜか涙目のまま何も言えない相葉さんだった。

大野

・・・かわいい子だよね。みんな知ってるのに覚えてないなんて残念だな・・・

相葉

あはははは(知らないふりとかしなきゃならないなんて・・・)

岡田

お~い!嵐のみんなぁー

と、召集をかける岡田くん。

莉子

ちょっと・・・岡田さん・・・(呼ばないで・・)

ニノ

何かな~?お二人さん

岡田

莉子ちゃんがさ、久しぶりに嵐の踊る姿を激写したそうにしていたから・・・いいかな?

いいよぉ?大歓迎!ねぇ?リーダー

大野

君、カメラマンなんだね。

それも忘れちゃったのか(嵐4)

莉子

そ、そうなんですよ・・・ぜひ、撮らせてください!

岡田

えっ?なに?その初対面のような言い方・・・。特に大ちゃん・・・

あー!ぶっさん!ちょっといいかな?俺についてきて?

と、翔ちゃんは、岡田くんと肩を組み、岡田君は持っていかれた形になった(笑)(正しくは連れていかれた・・・)

松潤

翔ちゃん、ナイス!

岡田

えっ?なに?どういうこと?

岡田君は、?マークが回っていた。

翔ちゃんと、みんなを交互に見ながら・・・

大野

莉子さん、俺たちで良ければどうぞ?

莉子

ありがとう・・・・ございます・・・

相葉

でもー、いま一人抜けちゃったからもうちょっと待ってね?

莉子

・・・・はい・

他人行儀な私たちだった。

周りから見たら不自然に思われただろう。

そして、岡田君を引き連れてきた翔ちゃんは、人がいないことを確認して・・・

岡田

ねぇ?バンビ。どういうこと?

まだ、役名のまま(笑)

・・・ごめん。こんなことしてしまって・・・。
じつは、この前のキャンプでリーダーが怪我しちゃって・・・

岡田

えっ?怪我?大丈夫なの?

うん。怪我は、治ってるんだけどね・・・。莉子ちゃんを守るために一緒に落ちちゃったらしいんだ。その時に頭を強く打って・・・。莉子ちゃんに関する記憶を失ったんだ・・・

岡田

えっ?ほんまに?

なぜか、急に関西弁・・・。

そうなんだ。リーダーは、莉子ちゃんのことだけを覚えてないんだ。俺たちのことは、覚えているんだけど・・・

岡田

・・・そうなんや・・・。一時的な記憶喪失・・・って・・・。
ほんまにそんなことあるんやな

・・・・思いすぎて、その人のことだけを忘れちゃうなんて・・・ましてや好きな人はだけを・・・・(映画や、ドラマだけの話かと思ってた・・・?まぁ、さつきの元カレの武司くんは、全部だったけど・・・・)

そんなことを、思ってしまったことは内緒にしよう。

岡田

切ないな・・・それは・・・・

だからね、俺たちは二人をゼロから始めさせようかなって思って・・・

岡田

・・・・・

そうすればきっといつか思い出していくんじゃないかって結論になったんだ。
ただ、リーダーと莉子ちゃんがどうやって仲良くなったかは、俺たちじつは、よくわかってなくて・・・・

岡田

そっか・・・だから、知らないふりしようとしてたんだ。

えっ?だれが?

岡田

相葉さん

彼ならやりかねないけど(笑)

岡田

でも、まぁ・・・事情はわかったよ

そっか!ありがとう

岡田くんは納得してくれた。

そしてみんなのもとへ戻ると・・・

岡田

そういうことなら、俺は余計に邪魔やから、帰るわ。ほな!大ちゃん、お大事に

大野

?・・・うん・・。帰っちゃうんだ・・

岡田

俺は、V61忙しいしから(笑)

大野

そっか(笑)なら、頑張って

岡田

・・・・(珍しく優しいじゃん)

そう思いつつ・・・

岡田

あれで、記憶がないなんて・・・・

そう思いながら、レッスン室をあとにした。

ニノ

じゃあ、莉子ちゃん!再開するね!

莉子

はい!では、ミュージックスタート!

と、ボタンを押してくれていたり・・・。

彼らが、歌って踊るのは、これまで何度も撮ってきた。

みんなが羨ましくなるくらい。

いつも通り、楽しそうに踊る彼ら・・・。

ただ、違うのは・・・・

松潤

・・・・

大野

・・・ごめん!もう、一回!

立ち位置を間違えたみたいだ。

いつも間違えても知らないふりをしている彼が謝っている。

いや、今のは別にまちがえてないよ?むしろ、俺が間違えていた。

ちょっと、休憩しようか?莉子ちゃん、撮れた?

莉子

はい。バッチリです!みなさん、さすがですね

相葉

リーダー、病み上がりだし・・・。間違えるのは誰でもある!
俺も間違えたし(笑)

大野

えっ?大丈夫だよ?

ニノ

ダメダメ。担当の先生に、あんまり無理だけはさせないようにって言われてるんだから。こういうときは、素直に聞いとくの。

大野

・・・そうするもんなの?

松潤

普通、そうするもんなの。休むときは、休まなきゃ、次に繋がらないでしょ?

大野

・・・わかった。そういうことなら・・・言うこと聞いとく。

松潤

素直でよろしい

莉子

・・・チェックしよう・・・

ニノ

どう?

莉子

これとかどう?

松潤

いいじゃん

さっきから、ずっと気になってる。

俺は彼女と・・・

莉子さんと初対面に近いのに・・・

メンバーと、彼女は仲良さそうに話している。

なんでだろう・・・

それがなんだか悔しいんだ。

大野

ねぇ?相葉ちゃん。ずっと気になっていたこと、聞いてもいい?

相葉

いいよぉ?なんでも聞いて?

大野

・・・なんでみんな、彼女と仲が良いの?

相葉

え~っと・・・それは・・・

ニノ

(うわっ、来てしまったかその質問!)

↑聞いていたのか。

ニノ

相葉さん!ファイト✊‼うまく説明しろよ?

と、口パクで伝えるニノ。

それを見てしまった俺(翔)

うまくいくかなぁ?

(雅紀!うまく言うんだぞ?)

そういう俺も口パクで言ってみた(笑)

相葉

(二人とも口パクでわかんないよぉ。)

大野

相葉ちゃん?

相葉

え~っと・・・それは・・・

松潤

それは、俺と莉子ちゃんが付き合ってるからだよ

嵐3

・・えっ😱💥Σ(´Д`;)Σ(´Д`;)Σ(´Д`;)

急に入ってきた。

出たよ!

松潤の爆弾発言!

ってか、初耳・・・あれ、うそじゃなかった?

大野

えっ・・・そうなんだ。岡田じゃないんだ。

岡田くんとおもっていたんだ。

松潤

そう。だから、みんなと仲良くなって・・・

大野

えっ・・でもそれならなんで俺だけ知らないの?言ってよ!松潤🤛

莉子

・・・・・・

嵐のみなさんはきをつかっている。

松潤

・・ねぇ?本当に思い出せないの。

これ、花男の道明寺と、つくしなんだけど?

大野

えっ?

莉子

潤くん・・・

松潤

俺たちが、知ってるのにリーダーだけ知らないなんてあり得ないだろ?

大野

そうなんだよなぁ・・。でも、なんかごめん。君のこと、思い出せなくて・・・

智に見つめられた。

莉子

大丈夫です。最初に戻っただけなので・・・・

そうだよ!とりあえず、無理に思い出さなくてもこれから知っていけばいいんだよ・・・ねっ!リーダー

大野

そっか・・・そうだよね?よろしくね、莉子さん・・・

と、智は、握手の手を差し出した。

莉子

よろしくお願いします・・・・

《智》だなんて、気軽に呼べなくなっちゃった・・・。

大野

みんなが、莉子ちゃんっていってるし・・・《莉子ちゃん》で、いい?

莉子

はい、いいですよ?好きに呼んでください

こうしてリーダーと、莉子ちゃんはゼロから始めることになった。

嵐ラブストーリー2~シャッター・ラブ

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