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15,023
目の前にはぷりちゃん。
俺の手元はまだ線香花火の火花を大きく散らしている。
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そんな話をしていると
急に大きく風が吹く
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喋っていて風のことを気にしていなかったせいか、
ぼとっと落ちてしまう。
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ぷりちゃんはくしゃっと笑った。
それが心做しか、お父さんと重ねてしまう。
なんだか人の暖かさを感じると同時に
俺にはもうあの父親はいないと痛感してしまう。
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そういい、にこっと笑ったお前から
微かに"楽しい"の感情を感じ取る。
それと同時になぜか母親を思い出した。
俺の母親はとにかく優しくて
誰よりも他の人の事を考える人だった。
でも、それをいい事に 父親は全てを母親に任せっきりにしていた。
気づけば会うことも少なくなって
たまに帰ってくる母親は、疲れきった笑顔で 俺を迎えてくれる。
その度、ごめんって気持ちでいっぱいになる。
もう今までの母親は戻ってこない。
母親の笑顔とまぜ太の笑顔はよく似ていた。
懐かしい気持ちと
もうあの母親に会えない。という気持ちで
埋め尽くされる。
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なんだか、さっきのまぜ太の笑顔を見て
涙が溢れて出してしまった。
今までの我慢も気持ちも全部。
でも、理由は分からないけど まぜ太が居れば大丈夫な気がする。
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そういい、まぜ太は優しく笑った。
もう気づけば4時前で、そろそろ朝がやってくる。
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彼にそっと問いかける。
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まぜ太は涙を流しながら、
今にも消えてしまいそうなくらい掠れた声でそう言った
そりゃそうだろう。
帰ったら親に殺されるかもしれないのに。
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俺らはまだ高校生。2人だけで生きるなんて不可能だ。
それはまぜ太も理解しているだろう。
一緒に居たい願いを叶える方法はたった一つ。
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この世から居なくなってしまおうか
なんて、考える事が増えた。
そんな日だった。
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たまたま死にたいと思っていた同士。
死ぬ覚悟が出来る前に君に出会えて良かったと思う。
以上を持ちまして、似た者同士 完結です!!
♡、コメント よろしくお願いします!!
コメント
1件
最高だァ 2人ともぉ(´;ω;`)