日帝
俺は机に突っ伏して目を閉じる
……理由は……
日帝
そう、あいつら…… 俺と一緒にいる旧国たちがとてつもなく やばいのだ
前までは我慢できてたが…
もう、我慢できないかもしれない
日帝
日帝
お呼びかな?日帝よ
少し低く、ゆっくりとした まろやかで掠れた声が辺りを震わせた
日帝
かつん、かつん、
江戸
日帝
江戸父ちゃんは滅多に顔を見せない
ひとりが好きなのか、 はたまた人と関わるのが嫌なのか、 どちらにせよ、 それは本人にしか分からない
日帝
江戸
江戸ははだけた着物をグイッと上げながら 日帝に歩み寄る
江戸
江戸
日帝
なんて、助けになるんだ……!!!
江戸
日帝
日帝
……つい最近、いや、何回かあったな
この前、 お風呂に入ろうとドアを開けたんだ
がらがらっ!!
日帝
その時、俺は見たんだ
イタ王
日帝
日帝
…そう、風呂の中がゆだったパスタでいっぱいだったんだ
イタ王
イタ王
日帝
日帝
イタ王
イタ王は悪気もなくけろりとした態度でそう言った
日帝
イタ王
イタ王
イタ王
さらに、イタ王はパスタを俺の口へと入れてきたんだ
日帝
日帝
日帝
俺は半分叫ぶような勢いで相談する
江戸
江戸
父ちゃんは辺りを見渡し、何かを探してる
江戸
江戸
イタ王
すぅ、と息を吸ってから、 江戸父ちゃんは声を上げた
江戸
日帝
江戸
イタ王
テクテク、とイタ王がこちらへやってきた
江戸
江戸
イタ王
江戸
江戸
江戸
イタ王
イタ王は黙って江戸の話を聞いている
江戸
江戸
イタ王
イタ王
イタ王は声を少し小さくしてそう言った
江戸
じゃあ、と江戸父ちゃんはイタ王に向かって問いかける
江戸
イタ王
イタ王
イタ王
イタ王が元気にそういうと、江戸父ちゃんはにっこりと微笑んだ
江戸
イタ王
江戸
日帝
す、すごい
あのイタ王を説得?させるなんて……!!!
江戸
日帝
日帝
ソビエト
ソビエト
ナチ
ソビエト
ソビエトはナチを追いかける
ナチ
ナチ
ソビエト
ナチ
ナチ
ソビエト
ナチ
ナチはきゅっ……とソビエトの服を掴む
ナチ
ナチ
ナチ
ソビエト
ソビエト
ナチ
ソビエト
ぎゅっ
ソビエトも、ナチをぎゅっと抱きしめ返す
ソビエト
ナチ
ナチ
江戸
日帝
日帝
日帝
俺は溜まった悩みを、また半分叫ぶ勢いで言っていく
江戸
江戸
江戸
よし、と江戸父ちゃんは何かを決めたかのように声を上げた
江戸
ソビエト
江戸
日帝
俺はこの光景に違和感を持った
日帝
江戸
日帝
江戸
江戸
日帝
江戸
ちょいちょい、と江戸父ちゃんはソビエトに手招きした
江戸
ソビエト
ソビエトは江戸に耳を貸し、 江戸はそこで何かをつぶやき始めた
江戸
ソビエト
どうやら、秘密の話をしてるみたいだ
日帝
ソビエト
ソビエト
江戸
日帝
ソビエトが見えなくなって、 俺は最初にこう言った
江戸
日帝
江戸
江戸
日帝
あのナチを……!?
静かにしながら……!?
日帝
江戸
江戸
日帝
お、オーバーヒート?
どういうことだ……?
江戸
日帝
江戸
江戸
江戸
日帝
日帝
あっ、と俺は叫んだ
日帝
日帝
オーバーヒートしたら恥ずかしさで声が出なくなるから……!!!
江戸
日帝
江戸
日帝
笑う父ちゃんを引き止め、俺は話す
江戸
日帝
俺は話してばかりで疲れてる肺に、空気をたっぷり吸い込み、話し始めた
後半へ続く!!!
私が思う旧国たち⬆
コメント
5件

神作
江戸さん最っっっ高にえどえどですね(訳 神すぎる)
仏帝と英帝の姉弟喧嘩はどう対処されるのでしょうか...