妄想を現実に♡

勉強を投げ捨てたまま寝落ちてしまった。

あと三週間もすればテストだと言うのに、と反省と後悔が身体を巡る。

「別に思わないかな」

「俺らには早すぎるし」

元々、俺の考え方がダメだったんだ。

俺らは恋人とは言え、男同士。

高校生という年齢。

おまけに、俺は大手企業の御曹司。

こんな奴らが、ヤったりしていいわけない。

少しでも期待した自分がバカみたいに思った。

凪の気持ちを軽く見すぎた。

…もうこれを考えるのは辞めよう。

ただ虚しくなるだけだ。

「…もぉ最悪~、」

最悪~って言いながら、君は自室ベットに寝転ぶ。

そして頭を枕に沈める。

その行動だけで、胸の高鳴りが止まらなくなる。

普通なら可愛いだけなのに

そんな軽い気持ちでは片付けられないくらいの 重い重い気持ちが溢れ出る。

「あ、勉強忘れてた、…」

勉強を忘れる君も可愛い

俺のことで気分が下がっちゃう君も可愛い

俺のことで授業に集中できない君も可愛い

俺のことで頭いっぱいになる君も可愛い

俺はそうやって、いつもは上がらない口角を上げる。

そうやって、

御影玲王(君)を支配していく。

翌日_　22時30分

凪のことを考えなくなってから1日。

いいことがあって気分は高かった。

その時

ﾄﾞﾝｯ!

ずっとだんまりして、気味が悪かった。

正直関わりたくないなぁと思った。

ｶﾞｼｯ

ﾋﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ

ﾊﾞﾀｯ

だぁれだ？

見てくれてありがとうございます！

ほんと遅くなってごめんなさい😖 連載してるの忘れてました…

ちょっと昔の書き方っぽく書いてみたんですけど、 なんか変になっちゃいました…すみません！！

次はもうちょっと早く更新できるよう頑張ります！

では！また次回お会いしましょう！