一覧ページ

呪いの王の変わらぬ寵愛【1】

第7話 - 第6話　鬼ごっこ

2,994

2024年03月01日

#呪術廻戦

#両面宿儺

#オリキャラ

#呪術廻戦夢小説

#夢小説

凛々(ﾘﾝﾘﾝ)

神楽坂百合

…何、やる気？💢

両面宿儺

ケヒッ、オマエが言うなら、俺はいつでもやる気だ。

神楽坂百合

…なら、こうしましょう。鬼ごっこ分かる？私が逃げるから宿儺は「鬼」、私を捕まえてみてよ。1分間私が逃げきったらここから帰して。

両面宿儺

フン、鬼ごっこか…、面白い。では、受けて立とう。だが、逃げ切れるとは思うなよ。俺はオマエを必ず捕まえてやる。

神楽坂百合

じゃあ、行くよ…。よーい、ドンッ！

神楽坂百合

はぁ、はぁ…！(もっと距離を取ってあいつから離れないと…！)

*神楽坂は全速力で走り宿儺が座ってた動物の頭蓋骨の山に登ろうとしたが…。*

両面宿儺

遅いぞ。

神楽坂百合

！

*宿儺は俊敏な動きで頭蓋骨の山に駆け上がり、神楽坂に近づいた。*

両面宿儺

逃げても無駄だ。オマエは俺の手の届く範囲にいる限り、どこに逃げても捕まえる。

神楽坂百合

クソッ！速すぎっ…！

*今度は高台から宿儺を見つけながら距離を取ろうと思い、肋骨のような天井に登り、身を隠しながら下を見下ろすが…。*

神楽坂百合

(！？い、いないっ！一体どこへ…。)

両面宿儺

身体能力が前より高くなったな、良い良い。

*後ろから声が聞こえ、振り返るといつの間にか宿儺がいた。*

神楽坂百合

っ！？

両面宿儺

逃げるのも無駄だ。オマエはいつでも俺の手の中にいる存在だ。

*宿儺は冷たい笑みを浮かべながら、神楽坂の手を引っ張る。*

神楽坂百合

し、しまった…！

両面宿儺

オマエはどこまで俺から逃げようとしても、必ず捕まえる。覚悟しておけ。

神楽坂百合

くっ…！

両面宿儺

さぁ、これからずっとオマエは俺のものだ。逃げることも、抗うことも許さん。

神楽坂百合

だ、誰がっ…、君のものになるもんですか…！

両面宿儺

ケヒッ、そんな風に言うのか。だが、オマエは既に俺のものだ。その呪いはオマエを縛り付ける鎖となっているのだからな。

神楽坂百合

へぇ…、だったらこの薬指切り落としてやるっ！

両面宿儺

フン、勇ましいことを言うな。だが、その指を切り落とすことも無駄だ。呪いの力はオマエの身体に深く刻まれている。

神楽坂百合

あっそ…！

((ｶﾞﾌﾞｯ!

*神楽坂は自身の薬指を噛み千切ろうとした。*

両面宿儺

阿保なことを…。オマエが自らの身体を傷つけようとしても、意味はない。故に、オマエ自身を傷つけることは許さん。オマエを傷つけて良いのは俺だけだ。

*宿儺は素早く神楽坂の顎を掴み、薬指を引き離す。*

神楽坂百合

がっ…！？くっ…！この、馬鹿力が…！

両面宿儺

馬鹿力というな。オマエが抗おうとしても、無駄だ。早くその現実を受け入れろ。

神楽坂百合

絶対に、嫌だ…！！

両面宿儺

ケヒッ、嫌だと言っても何も変わらん。オマエは既に俺のもの。逆らうことはできん。この苦痛と快楽を受け入れろ、クロユリ。

*宿儺は冷酷な笑みを浮かべながら、神楽坂の唇を奪った。*

神楽坂百合

！？ん"～っ///！

両面宿儺

抵抗することは無意味だ。俺の力に抗えぬまま、オマエは俺のものとなるのだ。

*宿儺は神楽坂の身体を固く抱きしめ、舌を絡め、深く激しいキスを続けた。*

神楽坂百合

んんっ、ふ、っ…///♥️

((ｶﾞﾌﾞｯ!

*神楽坂は宿儺の舌を噛み千切った。*

神楽坂百合

プッ…！オエッ、不っ味…。

*神楽坂は噛み千切った宿儺の舌を吐き捨てた。*

両面宿儺

ケヒッ、なかなかやるな。だが、俺の舌を噛み千切ることで何を得られるというのか？

*宿儺は反転術式で舌を再生させながら、冷たい笑みを浮かべながら神楽坂の身体をさらにに強く抱きしめる。*

神楽坂百合

っ！(反転術式とかズルでしょ…！てかこいつ、どんどん締める力を強くしてる…、早く抜けないと…！)

神楽坂百合

ぐっ…！

((ｸﾞｸﾞｯ…

両面宿儺

ケヒッ、逃げ場はない。オマエは完全に俺の支配下にある。抵抗することも、逃げることもできん。呪いの王としての力を思い知れ。

*宿儺の力がますます強まり、神楽坂の身体を絞め付け、息苦しさが募り始める。*

神楽坂百合

はぁ、はぁ、や、やめてっ…！く、苦しい…！！

両面宿儺

苦しいか？それがオマエの運命であり、俺の支配から逃れることはない。この苦痛と快楽を受け入れ、再び俺のものとなれ。

神楽坂百合

ぐっ、あぁぁっ…！！

((ﾊﾟﾀｯ…

*神楽坂は宿儺に身体を絞め付けられ気を失った。*

両面宿儺

ケヒッ、意識を失ったか。オマエの弱さには呆れるな。…だが、お前が愛い女だと言うことに変りはないな、クロユリ…。

ピピピッ…　ピピピッ…

神楽坂百合

っ…！

*目が覚めると元の場所に戻っていた。しかし、身体は汗だくで、強く締め付けられたのか、身体が痛く、腕を見ると握られた痕がくっきりとついていた。*

神楽坂百合

っ…！皆には内緒にしなきゃ…。

*神楽坂はそう思いながら、身支度を済ませ、部屋を出たのだった。*

*一方、宿儺は…。*

両面宿儺

逃げたか。まぁ、いい…。俺の支配から逃げられることは不可能だからな。

あれ以降、私は虎杖を避けるようになった。別に虎杖のことは嫌いになったわけじゃない、中の宿儺を恐れているからだ、彼の恐怖が私を脅かすからだ。

虎杖悠仁

あ！百合ー、おはよー！

神楽坂百合

あ、虎杖…。おはよ…。

虎杖悠仁

なぁ、百合！今日一緒に原宿行かね…///？美味いクレープがあるらしいんだよ///！

神楽坂百合

あ、私、今日用事があるんだ、ごめんね…。

*神楽坂はそう言いながらその場を離れた。*

虎杖悠仁

あ…、……。

釘崎野薔薇

何暗い顔してんのよ虎杖。

伏黒恵

何かあったのか？

虎杖悠仁

いや、それがさ…。最近、百合に避けられている気がするんだよ。

釘崎野薔薇

あんた、百合に何かしたの？

虎杖悠仁

してない、してない！ホントに何にもしてない！💦

伏黒恵

ならオマエの勘違いじゃないのか？

虎杖悠仁

だったらいいんだけど…。

*一方、神楽坂は…。*

神楽坂百合

っ…。

神楽坂百合

(サイテーだ、私…。せっかくできた友達を傷付けて…。)

神楽坂百合

ごめん、虎杖…。

五条悟

誰に謝ってるの？

*振り向くと、いつの間にか五条が神楽坂の後ろに立っていた。*

神楽坂百合

わっ…！ご、五条先生…。

五条悟

今は2人きりだから、「さん」付けでいいよ。

神楽坂百合

ど、どうしたんですか、五条さん？

五条悟

ちょっと君に用事があってね、僕の部屋に来てくれる？宿儺について話したい事があるんだ。

神楽坂百合

え…？

記録ー2018年7月西東京市　英集少年院

緊急事態のため高専1年生3名、途中サポートで高専1年生1名、計4名が派遣され

内1名　死亡

主

今日のお話はここまでです！

主

いいね♥️とコメント💬沢山待ってます～！

神楽坂百合

次回「緊急事態」！！次のお話もお楽しみに！

主

ちなみに百合ちゃんが呪術師になっていなかったら何の職業に就いてたの？

神楽坂百合

ん～、警察官とかの公務員とか？

主

結構現実的だね。

呪いの王の変わらぬ寵愛【1】

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

2,994

13件

凛々(ﾘﾝﾘﾝ)

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

呪いの王の変わらぬ寵愛【1】

第7話 - 第6話　鬼ごっこ

作者の他の作品すべて見る

#呪術廻戦の新着小説
一覧

関連するタグ

呪いの王の変わらぬ寵愛【1】

第7話 - 第6話 鬼ごっこ

作者の他の作品すべて見る

#呪術廻戦の新着小説一覧

関連するタグ

第7話 - 第6話　鬼ごっこ

#呪術廻戦の新着小説
一覧