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ルズ

さーて今日も今日とて更新だ〜

ルズ

主曰く毎日投稿するつもりだったけど昨日めんど過ぎて投稿出来なかったらしいよ

ルズ

今日で平原戦は終わるかな?

ルズ

スタート!

別カピ

ここからは二刀流で相手をさせてもらう

和倉(鬼)

棒が一本増えたところで何が変わる?

別カピ

そりゃあ…

別カピ

自分の目で確かめろよ

次の瞬間

二本の刀と金棒が火花を散らしぶつかり合う

和倉(鬼)

ぐうぅ…

別カピ

ほらほらどうした?

別カピ

金棒は盾じゃねぇぞ?

二本の流れるような連撃に、和倉は一切対応出来なかった

海斗

後ろも見た方がいいんじゃないですか?

海斗

〚朱雀の憤怒〛

海斗が掲げた剣から朱雀を象った炎が吹き出す

別カピ

〚チェンジ〛

瞬間、海斗とカピバラの位置が入れ替わる

海斗

なっ…

和倉(鬼)

海斗どけ!

別カピ

お前ならそう来ると思ってたよ

和倉が海斗を突き飛ばす

別カピ

〚残滓燦極〛

和倉(鬼)

ガハッ…?!

別カピ

〚火鳥打ち流し〛

海斗

ちょっ?!

だがそこの隙をつかれ、和倉は刀で切られ、海斗は自らの炎に焼き尽くされてしまった

あ…

あぁ…

別カピ

さて…残り二人か…

フクロウ

はいはいちゃっちゃと立って

フクロウ

ここは僕達で何とかしなきゃなんだから

わかってるよ…!

でも…

僕より強いあの二人を圧倒した時点で…

もう勝てる可能性なんか…

別カピ

(隙だらけだな)

別カピ

(何のつもりだ?)

フクロウ

はー…あのさぁ…

斬りかかる間もなくフクロウが蹴りを入れる

うあっ?!

フクロウ

いつまで自己否定に浸ってるわけ?

フクロウ

自分は弱い弱いって言い続けてるけど、結局みんなの強さに甘えてるだけなんだろ?

フクロウ

皆のこと大切に思ってるなら!!!

フクロウ

ちゃんと戦って見せろよ!

フクロウ

この戦いは遊びじゃねぇんだよ!!!

いつも笑いを浮かべていたフクロウの目には、涙が光っていた

うぅ…

く……

別カピ

あー、もう終わった?

別カピ

そろそろ…

わかった

別カピ

ほう?

ここからは、

お前の相手を全力でする

フクロウ

それでこそ蓮!昔の凛々しい姿に戻ったね!

いやそんな昔知らないでしょ!

フクロウ

あっはは、そりゃそうか!

別カピ

なんか知らんが、やる気になってくれたみたいで一安心だ

別カピ

ま、一瞬で終わらせてや

〚陀触乱舞〛

瞬間、巨大な触手が俺一点を狙い殴打を加える

別カピ

!!

別カピ

(危ねぇ…間一髪防いだが、中々の重さと速さを持った攻撃だな…)

別カピ

(こりゃ、気を抜いてられ)

フクロウ

〚斬凱首楽〛

別カピ

(殺気?!)

後ろから流れ出る異様な殺気に、俺は思わず全力を出す

別カピ

うばっしゃあああああ!!

別カピ

(何とか相殺出来たか…)

それでも5m程吹き飛ばされてしまったが

別カピ

(しかしなんだあのでっけぇ斧は…)

別カピ

どっからあんなん取り出して…

そんな事を考えている内に、俺の立っていた地面に穴が空く

別カピ

うおおおおおおお?!

別カピ

これだよこれ!!

別カピ

まさにこういう戦いを俺は望んでた!!!

そーですかっ!ガシッ

別カピ

ぬおっ?!

穴からはいでる触手に為す術なく捕まる

別カピ

ほおぉ…

別カピ

(手と足を封じて何もさせないつもりか…)

別カピ

しかし…ここからどうするつも…り…

戸惑いを隠せない俺が見たのは、穴の入口で巨大な槍を掲げるフクロウの姿だった

フクロウ

もういい、これ以上俺の中のカピバラを穢すな

フクロウ

タヒね

フクロウ

〚槍炎赫翠〛

炎に包まれた槍が一直線に俺に向かう

別カピ

うおおおおお?!

別カピ

あっぶねぇ…!はぁ…はぁ…

別カピ

テレポートを使う羽目になるとは…

別カピ

しかし使わなかったらタヒんでたな…

まぁ蓮も連れてくることになったが…

フクロウ

あれー?もう疲れちゃったー?

まだまだこれからだよ…!

別カピ

(なんだこいつらの無尽蔵の体力は…?!)

別カピ

ッチ…この力を使うとは…

別カピ

〚龍蓮白凛〛

その瞬間 二本の刀が光を放ち融合する

別カピ

これが俺の刀の本当の姿

別カピ

冬楼

光の中から黒く光り、僕達を鋭く見据える刀が現れる

別カピ

お前らごときにこんなん見せたく無かったんだがな…

フクロウ

そんなのが出来たところで何が変わるのかなー?

別カピ

馬鹿が

別カピ

それは幻影だ

フクロウ

別カピ

終わりだ

フクロウに刀が振り下ろされた

その瞬間

????

っぶねーな

誰かが刀を寸で食い止めた

龍馬

怪我したらどうするつもりだコラ

だが盾には刀の半分以上がくい込んでいた

別カピ

生半可な力と武器でよくのうのうと…

龍馬

お前こそ馬鹿だな

別カピ

あ?

龍馬

俺がんな計算もしねーで戦いに来るわけねーだろ!!

そう叫ぶと龍馬は血で拳を創り、容赦なくカピバラの鳩尾に喰らわせる

別カピ

かはっ

別カピ

(刀を抜かなければ…)

そうはさせまいと盾は変形し冬楼をがっちりと掴む

別カピ

なん…だと…?

龍馬

どうも俺達に長く会ってなかった見てぇで俺の力、忘れてたみてぇだな!

動けないカピバラを相手に、龍馬は次々と攻撃を繰り出す

殴打、頭突、蹴り、あらゆる体術でカピバラを叩きのめす

別カピ

(このままじゃまずいか…!)

別カピ

ッチ

ついにカピバラは刀から手を離し吹き飛ばされた

別カピ

ははっ…やるじゃねぇか…

別カピ

俺もお前らと久しぶりに戦えて嬉しいよ

龍馬

最後はおめぇの刀でケリつけてやるぜ

別カピ

へっ…最後にカッコつけるところは変わってねーんだな?

龍馬

?!

龍馬が刀を手にした瞬間、冬楼が妖しげに光り始めた

龍馬

ぐあああああぁぁぁ?!

別カピ

は…やっぱお前はそうだ

別カピ

油断した途端すーぐ細かい所に目が行かなくなるんだ

別カピ

聖刀が元になってるんだぞ?聖なる刀だぜ?

別カピ

お前のような魔の者が触れるわけが無い

別カピ

どうだ?魔力が吸われていく感覚は

龍馬

かっは…う…ぁあ

ついに龍馬は魔力を全て吸い取られて地に伏した

それどころか冬楼は龍馬の魔力では足りないと言わんばかりに僕とフクロウの魔力まで吸い取り始めた

なっ…ぐっううううう…!

フクロウ

く…はあ…ふぅ…ぐぅ…

(ダメだ…このままじゃ…何とか刀を止めないと…でも魔力がないんじゃ…なにも…)

フクロウ

(や…ばい…これは…想像…以上に…)

別カピ

あらら、全員倒れちゃって形勢逆転ですかぁ?

別カピ

まぁそろそろ終わりにするかぁ…

別カピ

〚旋風乱舞〛

カピバラが刀を振り上げた瞬間、その風圧が竜巻になり僕たちを吹き付ける

※先に言っておくがここは竜巻の中である

龍馬

うおおっ?!

フクロウ

皆竜巻に持っていかれないようにするんだ!

そんな事言われても…

龍馬

魔力取られちまったせいで力が…

フクロウ

くっ…まずい…

ついに倒れているメンバー諸共皆竜巻に巻上げられてしまった…

そして竜巻が晴れた時

別カピ

よーし…いい位置だ…

既にカピバラは、皆の上にいた

別カピ

〚残滓燦極〛

数分前

冬弥

カピバラ!

カピバラ

うおぉ?!

カピバラ

びびったー…

カピバラ

えっ

カピバラ

てか何?

カピバラ

俺が寝坊してたの怒ってる?

冬弥

違ぇよバカ!

珠洲

実は…

少年少女説明中

カピバラ

は?!

カピバラ

マジかよそりゃ?!

カピバラ

こうしちゃいられねぇ

カピバラ

急ぐぞ!!

凜香

あっちょ

冬弥

俺のテレポートの方が早いって

カピバラ

そ、そうか…

カピバラ

龍…馬

そこにあったのは

無残にも切り捨てられた仲間たちだった

カピバラ

〚極楽浄土〛

全員の傷がゆっくりと癒えていく

カピバラ

誰がこんな事を

????

そこを動くな

後ろから低い声が響く

別カピ

初めましてだな俺

冬弥

なっ…!なんだお前!

別カピ

あ?

凜香

一体何者…?

別カピ

だから俺だって

別カピ

カピバラだよ

冬弥

はっ?!

凜香

何言ってんの?!

珠洲

お前がカピバラなんてこと

別カピ

うるせぇんだよ

珠洲

うあっ?!

目にも止まらぬ速さの蹴りは珠洲の鳩尾にくい込み、珠洲を激しく吹き飛ばした

珠洲

うっ…

カピバラ

おい

突然カピバラが、今まで聞いた事のない低く重い声で口を開く

カピバラ

これやったのはてめぇだな?

別カピ

動くなって言って

カピバラ

黙れ

カピバラが先程よりも早い速度で別世界のカピバラの刀を蹴り飛ばした

カピバラ

てめぇだな?って俺は聞いてんだよボケ

カピバラは別カピの胸ぐら…というか喉元を喉がキリキリと軋む勢いで掴んだ

別カピ

な…ゲホッゴホッ

カピバラ

てめぇ俺の前でよくこんな事出来たな?そこだけは褒めてやるよ、お前のおめでたい頭をな

その目には今までに見た事のないドス黒い闇と憎悪、怒りが込められていた

カピバラが別カピを投げ飛ばす

カピバラ

こいよ

カピバラ

潰してやる

別カピ

ゲホッゴホッ…何を勘違いしてるか…ゲホッ…知らんが…俺は救いに来たんだ…お前らを…ゴホッ…

カピバラ

てめぇ良くまだそんな減らず口叩けるなぁ?!

カピバラ

おい!

冬弥

落ち着け!

冬弥

一旦相手の話を聞くんだ!

冬弥

お前の気持ちは痛いほどわかる!

冬弥

けどこんな事してても意味無いだろ?!

俺は正直さらにカピバラがキレだすと思った…自分でも何を言ってるか分からなかったし、支離滅裂だったから

だがカピバラは不気味にも急に落ち着き微笑みながら言った

カピバラ

あぁ…それもそうだな

いつものようなぶっきらぼうな笑顔…だがその炎は消えず、カピバラは一度も別カピから目を離さなかった

別カピ

俺の要求はただ一つ

別カピ

珠洲、そいつを引渡すこと

カピバラ

そいつはなんでだ?

別カピ

そいつは言えない、聞いたら後悔することになる

別カピ

あんたらはこのままいたらいずれ俺のような道を辿る、

別カピ

そうならない為にも俺はここで止めに来たんだ!

カピバラ

そうか…

カピバラ

やっぱりてめぇ

カピバラ

今潰すか

冬弥

ちょ…

今度こそ止めきれない、そう思った時だった

珠洲

やめて!

カピバラ

!!

カピバラ

珠洲…

珠洲

わかった、私が必要ならいいよ、私そっちに行っても

カピバラ

お前何抜かして

珠洲

良いの!

珠洲

私自身、その心当たりがあるから…

珠洲

皆が幸せになれるなら

珠洲

私一人ぐらい…喜んで差し出すよ

珠洲

何されようと、どんな結末になろうと

珠洲

私は皆が幸せなら、それでいいから

別カピ

話が早いな

別カピ

行くぞ

珠洲

…うん

別カピ

〚テレポート〛

カピバラ

まっ…

珠洲

カピバラ…

珠洲

みんなに宜しくね

その一言と共に珠洲と別カピは消えた

カピバラ

クソが…

カピバラ

クソが!!!!

冬弥

お前ら起きろ

冬弥

どうやら、やばいことになってきた

龍馬

…………そうか…

心当たり…

凜香

私…今まで一番近くですごしてきたのに、気づけなかった…

フクロウ

僕が油断しなければ…

海斗

………

和倉

………やっぱり俺もう一度戦いに

海斗

やめてください!

フクロウ

和倉に関しては傷が1番深いんだから!

凜香

何時痛むか分からないんだよ?

和倉

それでも俺…

和倉(鬼)

やっぱり許せ

カピバラ

おい

カピバラ

和倉

カピバラ

戻れ。

和倉(鬼)

和倉

うん…

カピバラ

んな辛気臭せぇ顔してんじゃねぇよ

龍馬

んな事言ったってな…

カピバラ

大丈夫だ

何が?!

珠洲も奪われて、しかもほとんど確実に殺されるだろう状況なのに!

それどころか、和倉も重症を負って治癒でも完璧に直せないレベルなんでしょ?!

こんな状況のどこが

カピバラ

落ち着け

こんな状況で落ち着けるわけないでしょ?!

大体カピバラが寝坊しなければ

カピバラ

落ち着け!

カピバラ

俺が一番悪い。それは俺もわかってる

いや…そういうつもりじゃ…

カピバラ

だからこそだ

凜香

フクロウ

だからこそ?

カピバラ

今から

カピバラ

俺を殺す作戦を立てる

この作品はいかがでしたか?

22

コメント

4

ユーザー

続きだ〜! 戦ってる蓮かっこいい〜! 続きが楽しみ〜!

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