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優しい嘘なら許されますか
俺は侑士。 あるアプリで意気投合した 桜という女性とLINEで言葉を交わすのに夢中だった。
侑士
桜
桜
侑士
侑士
彼女は5年前から 病気を患ってしまった。
しかし、回復状態だと聞いて 安心した。
侑士
桜
侑士
侑士
桜
侑士
桜
桜
桜
侑士
やっと、桜さんに会える。 そう思うとドキドキが 抑えられなかった。
LINEでの会話だけで こんなにも惹かれてしまうのか
そう俺はしみじみ思った。
そして当日、生憎の曇り模様。
しかし俺の心は晴れていた。
侑士
侑士
侑士
目の先には教えて貰った 服装と同じ人物がいた。
俺はその人に近づいた
侑士
侑士
桜
侑士
会えてことに、本当に嬉しかった
桜
侑士
綺麗な顔立ちに素直な気持ち
そして、俺を信じてくれた人
もっと、ずっと、一緒にいたい。
侑士
桜
そう言うと桜さんは黙ってしまった
侑士
桜
桜
桜
その言葉を最期に彼女は
ドサッ
侑士
彼女は崩れ落ちた。
侑士
抱き起こすも瞳は閉じたままで 返事もない。
侑士
俺はすぐに救急車を呼んだ
来るまでの間、 突然雨が降ってきた。
その雨に混ざり、俺の涙も 桜さんの頬に落ちていく。
侑士
侑士
侑士
と、俺はそっと彼女に 口付けを残した。
桜 母
侑士
数日後、彼女が亡くなったと聞いた
そして俺は彼女の実家へ行った。
桜 母
桜 母
桜 母
桜 母
桜 母
侑士
涙をぐっとこらえる。
桜 母
桜 母
そうして俺は桜さんの 実家を去った。
侑士
侑士
帰り道そう俺は呟いた。
桜
そう言う君の顔を思うと 何だか胸が痛くなる。
侑士
こんな想いさせやがって
……でも大好きだ
しかし、この物語は
僕も君も、終わり方を知らない