殺 視点
殺
………さて
殺
どうやってパソコン室に行きましょうか…
海斗
地道に探すのはな…
芽衣
昇降口とかに案内板がないかな?
殺
そうですね…
殺
迷うより行動です
殺
行きましょう
芽衣
着いたけど…
海斗
………無くね?
殺
…………いや
殺
剥がされてます…
芽衣
え?
海斗
どうゆう事だ?
殺
ここ…
殺
テープが少し残ってます
殺
恐らくここに貼ってあり
殺
後から剥がしたのだと
海斗
すげぇ…!
芽衣
さっすが頭いいー!
殺
そんなこと……
海斗
運動は出来ないけどな…w
殺
海斗?
海斗
ごめんって能力発動させないで!
芽衣
遊んでないでよ…
殺
年下に言われてますよ…
海斗
くそぉ…
芽衣
もう、バラバラに別れて探す?
殺
それだと俺が…
芽衣
死にやすいか…
海斗
こんな会話するの嫌だな…
芽衣
仕方ないでしょ…?
殺
ちなみに……
殺
残り約17時間です
芽衣
……流石に旧校舎にはないと思う
海斗
こっちの校舎ってことか?
芽衣
予想はね
殺
まぁ、だいたい新校舎ですよね
海斗
ならこっちの校舎を…………
愛華………?
あれ〜?
殺
愛華……!
愛華………?
まだいたんだ〜
海斗
……………え…
芽衣
海斗?
海斗
あぁ…ごめん…
殺
とにかく逃げましょう!
タッタッタッ
海斗 視点
さっきの愛華…なんだか…
芽衣
やばっ!
芽衣
行き止まり…!
殺
そんな…
海斗
待って……
海斗
一か八か…
殺
え…?
海斗
能力発動
海斗
『破れのしない紅きもの』
海斗
ゲホッ…!
殺
海斗!
芽衣
大丈夫…?
海斗
大丈夫大丈夫…w
海斗
それよりも…
海斗
成功して良かったよ…
芽衣
これ…
殺
血で出来た壁…?
海斗
そう
海斗
僕の能力だよ……
海斗
血を操るのは任せとけ…!
芽衣
使いすぎて死にかけてるって…
愛華………?
っ………!
ガンッガンッと音が響く
大丈夫。 俺の血はすぐに破れないから
カツッカツッカツッ
足音が離れていく
海斗
よかったぁ…
芽衣
海斗ナイス!
殺
こんなことまでできるんですね…
海斗
……………あのさ
海斗
ちょっと気になったんだよな
芽衣
何が?
海斗
さっきの愛華…
海斗
口調がまた少し
変わってなかったか…?
変わってなかったか…?
殺
言われてみれば…?
芽衣
愛華の中で何かが起きてる…?
海斗
…………それと
海斗
愛華の様子がおかしくなってすぐ
海斗
僕は能力を使ったんだ
芽衣
能力を?
海斗
『血液のままに』
海斗
これは言葉に
しなくても発動できる
しなくても発動できる
海斗
人の血の種類が分かる
芽衣
それって…何億通りもあるでしょ…?
海斗
まぁな
海斗
少し前に使った時は
海斗
愛華以外の血があった………
殺
なん…ですか…それ…
芽衣
お、親の可能性も…!
海斗
全く違う血だぞ?
海斗
たとえで言うと…
海斗
犬と猫の血が混ざったような…
芽衣
人間の血じゃない…ってこと?
海斗
それも違う気が…
殺
人間だけど人間じゃない
殺
そんな感じですか?
海斗
ま、まぁ…
海斗
ちなみに
海斗
さっきやった時は
その血はなくなっていた
その血はなくなっていた
芽衣
意味がわからない…
殺
………ん?
芽衣
殺?
殺
芽衣!避けて!
芽衣
え…
芽衣 視点
殺の向いてた方向を見ると…
私に向かって紫色の槍が…
これ…死んじゃうかも…
……愛華
『__私に殺されないで__』
芽衣
死ぬ訳には…いかない…!
芽衣
『消えろ』
スッ
槍は消えた
奥から歩いてくるのは…
愛華………?
まだいた…
愛華………?
そんなに死にたい…?
芽衣
………愛華
私は決めた
死ぬ可能性もある選択を
別に死にたいわけじゃない
でも…
私と愛華が逆の立場なら
愛華はこうしてくれるでしょ…?
愛華………?
なんで…近づくの…
愛華………?
来ないで!
海斗
芽衣!
殺
危ないです!
彼女は大量の槍を向ける
でも私は彼女に近づく
そして私は…
彼女の目の前まで来た
芽衣
ねぇ…愛華…
ギュッ
彼女をそっと抱きしめる
そして私はこう言う
芽衣
よく頑張ったね
愛華………?
………え
芽衣
大丈夫…
芽衣
私達はここにいるよ…
芽衣
だから…………!
芽衣
愛華!!!
芽衣
戻ってきて!!!
愛華………?
っ………?






