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奏太と暖人は、仲良し兄弟。
今日は空き地でボール遊びをしている。
暖人
その空き地の近くには、不気味な廃校がある。
すると、暖人が蹴ったボールが廃校の中に入っていった。
暖人
暖人
奏太
奏太
奏太
暖人
奏太は、廃校の中へと入っていった。
奏太
しばらく探したが、見つからない。
奏太
奏太は、来た道を戻っていった。
奏太
奏太
入り口のドアが見つからない。
奏太
奏太
一階のはずなのに、
三階にいるような高さだ。
奏太
奏太
奏太
だが、暖人の姿はない。
奏太
奏太
奏太
廊下の終わりが見えない。
しばらく歩くと、教室があった。
奏太
奏太
ガラガラ。
すると、男の子がいた。
その男の子は、暖人に似ていた。
奏太
男の子が振り向いた。
暖人じゃなかった。
男の子は、目がくりぬかれていた。
奏太
奏太は怖くなって、目をつぶった。
男の子はいなくなっていた。
奏太は、その教室から逃げた。
怖くて怖くて、涙が出た。
奏太
奏太は、暖人を探しているところじゃなかった。
急いで走った。
でも、やっぱり出口が見つからない。
すると、あの男の子が立っていた。
奏太
聞き覚えのある声が聞こえてきた。
暖人の声だ。
目を開けると、暖人がいた。
奏太
奏太
暖人
暖人
奏太は、あの男の子のことが忘れられない。
本当に暖人に似ていたからだ。
奏太は、暖人のことが怖くなった。
とりあえず、暖人と一緒にいることにした。
しばらく歩くと、また教室があった。
奏太は、暖人が怖くて、目を合わせないようにしていた。
奏太
教室の中は、寒気がした。
暖人
奏太が振り向くと、あの目がくりぬかれた男の子がいた。
いつの間にか、元に戻っていた。
暖人
奏太
奏太は、暖人が怖くて突き飛ばしてしまった。
暖人は、机に当たって倒れてしまった。
頭から血がたくさん出ていた。
奏太
そっと暖人に触ってみた。
冷たかった。
怖くて逃げだした。
あんな怖い暖人は、俺の弟じゃない。
早くお母さんとお父さんに会いたい。
逃げて、逃げて、逃げたら
出口が見つかった。
すると、服装は暖人だが、顔は別人の男の子がこっちを見ていた。
男の子
その男の子は、奏太の肩に手を置いた。
その部分だけ、冷たくなった。
その男の子が、目をくりぬかれた男の子に変わった。
奏太の肌が、黒くなっていった。
奏太は過呼吸になった。
奏太
目をつぶった。
誰かに手を掴まれた。
ボールで遊んでいた空き地にいた。
暖人がまたボールで遊んでいる。
暖人
暖人
奏太は暖人の手を掴んで、
奏太
奏太
何か視線を感じた。
顔は見えなかったが、暖人そっくりの男の子がいた。
その男の子は、笑っていた。
あの男の子は誰なのか
目をくりぬかれた男の子も
正体は分からない。
複雑すぎました…💧