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コメント
6件
懐かしいキャラが居た気がするぜぇ…
ああ、もう胸が熱くなりました……! 特にオタク君の汗の無臭設定がこんな形で活きるなんて、本当に驚きました。ラストの逆転スリーポイント、ボールがリングの周りを回るあの描写に息を呑みました。ギャル美とのハイタッチもたまらなくいいですね。一組の五人それぞれに役割と見せ場があって、チームとしての成長を感じられる素晴らしいエピソードでした!
・注意 本作をいつもありがとうございます。作者の極めて五月少女です。 過去回想を書いていたはずが、前回からなぜかバスケの物語になっています。不思議です。自分でもかなり予測ができない内容でしたので、書いてみたところ2話分の内容になってしまいました。 申し訳ございませんが、今話に2話分を入れた状態で投稿(今後訂正なし)させていただきます。 タップ数が430と多くなっています。ご了承いただけますと幸いです。 今後ともよろしくお願いいたします。
あれ……? タップ数が過去最多ではない……? 第13話「それが転生」 タップ数:469。 …………ん? 初犯じゃありませんでした……いつもすみません……
前回のあらすじ
二組
小尻
胸助
二組
腰乃
3―3
同点に追いつかれた。
ギャル美
友子
西空ともり
山本紅里夢
山本紅里夢
「そう上手くはいかない……」
山本紅里夢
西空ともり
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
ギャル美
ギャル美
友子
友子
友子
友子
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
山本紅里夢
二人の視線が交差する。
再び、視線が交差する。
背を向けた彼女は、語彙力の乏しい彼女とともに離れて行った。
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
小尻
二組
一組の攻撃。ボールマンは小尻だ。
小尻
小尻
小尻
二組
スリーポイントラインの内側で、腰乃がボールを受け取った。
ポストプレイ…………力勝負!
腰乃
強いドリブルで金髪を押し込んでいく。
二組
二組
二組
二組
二組
二組
二組
腰乃
腰乃の大勢が大きく崩れた。
少し前、金髪は一歩、足を引いたのだ。
それにより、互いに押し合っていたのが一瞬……
腰乃だけが過剰に力んだ状態となった。
ストレートを刷り込まれたバッターが変化球で空振るように、
腰乃のその力は、むしろ彼に害をなした。
腰乃
二組
二組
そのまま金髪はボールを奪う。
煽る言葉を吐くと、それを大きく投げた。
小尻
胸助
その瞬間、胸助はあるものを目にすることになる。
胸助
胸助
二組
胸助
異次元の身体能力で加速する金髪。
空を飛ぶボールを一人、追いかけていた。
胸助
胸助
二組
小尻もその背中を追う。
小尻
小尻
小尻
小尻
胸助
腰乃
金髪を追う一組。しかし、その差は開いていくばかり。
そして、ついに男が跳躍した。
二組
高く上がった。
二組
ダンクシュートが炸裂。
3‐5
西空ともり
西空ともり
友子
友子
友子
西空ともり
山本紅里夢
山本紅里夢
西空ともり
ギャル美
ギャル美
ギャル美が静かに立ち上がる。
ギャル美
友子
ギャル美
ギャル美
友子
友子も立ち上がる。ギャル美の背中を押した。
友子
ギャル美は息を飲む。少しして笑って、ステージの前まで歩いた。
ギャル美
ギャル美
『どん……』
ボールの弾む音がした。
とんとんと弱く跳ね、床を転がっていく。
オタク君
気づけば、敵コートのゴール下にオタク君がいた。
オタク君
ヲタク君
小尻
ギャル美
友子
二組
二組
二組
二組
二組
山本紅里夢
山本紅里夢
この体育館に薄くかかった霧があった。
それが、ステージの上のギャル美にも届いた。
ギャル美
ギャル美
ギャル美
ギャル美の顔が一気に青ざめる。
頬を膨らませ、焦ったように駆けると、カーテンの後ろで虹を吐いた。
ヲタク君
友子
友子
友子
山本紅里夢
友子
山本紅里夢
友子
友子
友子
山本紅里夢
西空ともり
ギャル美
友子
ギャル美
ギャル美
友子
友子
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
山本紅里夢
西空ともり
5‐5
このたった三〇秒で勝敗が決する。
俺たちが……
二組
二組
二組
二組
二組
俺たちが……
小尻
胸助
腰乃
ヲタク君
オタク君
勝つッ!!
二組
二組
二組
二組
二組
二組の攻撃、坊主の金髪を主体にパスでボールを運ぶ。
胸助
二組
二組
胸助が奪い、そのままドリブルで進む。
小尻
二組
胸助
背後からの金髪を、間一髪でかわした。
依然、ボールは一組の手にある。
胸助
オタク君
パス、ボールが逆サイドのオタクに渡った。
そして、スリーポイントラインの手前まで進んだ。
二組
腰乃
ポストプレイ、腰乃にボールが渡る
力強いドリブルで金髪を押し込んでいく。
腰乃
足を止め、シュートを構えた。
金髪とは距離がある、打てる。
二組
腰乃
凄まじい跳躍で、腰乃の高さまで飛び込んできた。
ボールは弾かれた。
その落下地点に走る二人。
二組
オタク君
二組
ボールへ飛び込む金髪、オタクを超えていく。
片手で回転を殺し、そのまま背後へ投げた。
強く転がり果てる。
二組
二組
第二のメガネが受け取った。
二組
二組
長い跳躍を終えた直後、金髪が走りだす。エンドラインからの疾走。
二組
小尻
二組
早くにスタートを切っていた小尻、金髪はそれを追する。
二組
二組
メガネがボールを強く投げた。
金髪と小尻……どちらがボールを手にするか。
どちらがより早く辿り着くか。
二組
二組
二組
西空ともり
友子
山本紅里夢
二組
金髪の見ていた光の道が消える。
その針路に小尻が現れたのだ。
二組
二組
小尻
小尻
小尻
小尻
小尻
二組
小尻の正面でボールがバウンドした。
小尻はそれを見送り、エンドラインからの試合再開を選択する。
小尻
小尻
小尻
小尻
小尻は腰乃にパスをした後、自身でそこまで走った。
二組
二組
ハンドオフ……初見の状況に混乱したディフェンスを一気に抜き去る。
胸助
小尻
二組
二組
二組
胸助が小さく、不敵に笑った。
二組
オタク君
ゴール間近の霧から姿を現したオタク君。
二組
二組
二組
二組
二組
二組
ギャル美
オタク君
放つ。
しかし、指先でわずかに滑った。
ギャル美
西空ともり
西空ともり
西空ともり
二組
二組
二組
小尻
胸助
リングの上にあたって跳ねた。
小尻と胸助がリバウンドに挑むが位置が悪い。
二組の三人のほうが近い。
「どりゃぁぁぁぁあ!!!」
二組
二組
二組
三人が吹き飛ぶ。
一人、強く飛び出してきた。
ヲタク君
ヲタク君
友子
リバウンドを制したヲタク君。
ダイビングした体制で、カーリングのように滑っていく。
ヲタク君
最期の力を振り絞り、見事オタク君へボールを託した。
山本紅里夢
二組
二組
オタク君
ギャル美
西空ともり
オタク君
一気に切り込むドリブル……しかし、金髪のディフェンスを振り解くことはできない。
友子
ビハインドバッグで一歩半ほど退く。
オタク君
オタク君
オタク君
二組
オタク君
オタク君
ギャル美
オタク君
オタク君
オタク君
オタク君はボールを前に落とすと同時に、逆足を引いた。
金髪の重心は――オタク君とは逆に傾く。
その一瞬、オタク君は前に攻めるのでなく、後ろに退くことを選んだ。
スリーポイントラインの外――
ブザーの音と同時に、ボールは指先を離れた。
オタク君から見て、最後にボールに触れていたその人差し指は、ちょうどゴールリングに向いている。
コートに立つ選手、ステージの上の観客、試合を終えた向かいのコートの選手も、
この体育館にいるすべての人が、そのボールの描く放物線を見ていた。
ただ一人を除いて。
オタク君
静寂の中、ついに音が鳴る。
鋭い音だった。惜しくもリングに当たったのだった。
ヲタク君
オタク君
ボールはリングとボードの、ちょうどよいところで跳ねていた。
真上へ高く、高く飛ぶ。
強く回転が掛かっている。
もう誰にも、このボールの行方はわからない。
もしそれを知る者がいるのなら、その者こそが女神様だろう。
落ちたボールはリングの上で数回跳ね、その外周を回り始めた。
強い勢いで、自由落下より速く回っている。
オタク君
ギャル美
ボールはリングをくぐった。
オタク君
叫ぶかと思っていた。けど、いざ実際にこうなった時、僕にはそんなことはできなかった。
ただ、この喜びを噛みしめ、飲み込み、彼女に誇ることしか……僕にはできなかった。
オタク君は拳を握り、それをかざした。彼女へ向けて。
彼女も、同じように拳をかざした。
オタク君
ギャル美
グータッチをしたみたいに、同時に腕を揺らした。