コメント
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シャーペン折るとか……ひでぇ ってか、柚月くんって鼻でカルボナーラ食べてとかいうんだ😆面白い子だ!!
ミモ♪☆さん ありがとうございます!中身もそうですが、私は特に始まりと締めにこだわっているのでそう言って頂けると嬉しいです
最後のシメ(?)が良かった〜
折られたシャーペン。絶えない生傷。
父にばかり向けられる母の笑顔。
学校にも家にも居場所がなくて、いつしかそれが当たり前になって…
ずっと日陰の隅で息を潜めて生きていくんだと思ってたから
友達より先に彼女ができるなんて思ってもみなかった。
柚月
山川のぞみ
柚月
山川のぞみ
山川のぞみ
山川のぞみ
柚月
山川のぞみ
山川のぞみ
柚月
柚月
柚月
山川のぞみ
柚月
柚月
柚月
山川のぞみ
山川のぞみ
僕が近所に住む大学生の家に遊びに行くようになって1年。
初めはこの大学生が僕の彼女になるなんて夢にも思わなかった。
__お母さんは新しいお父さんと再婚してから「大人のアソビ」に興じるようになって
僕は露骨に邪魔者扱いされて、居場所がないからお姉さんの家に避難するようになった。
そこに深い理由はない。
はずだった。
学校でつらいことがあってもお姉さんの家に行ったら忘れることができたのは、いつからだっただろう。
もっとお姉さんと一緒にいたい、と思うようになって「友達以上」になりたいと思うようになった。
お姉さんも自分と同じ気持ちだとわかった時は涙が出るほど嬉しかった。
でも これと言った変化はない。
たぶん「友達以上」の関係になったんだと思うけど、以前と変わらず他愛ない話をしてゲームで対戦している。
「友達以上」ってこういうのなんだろうか。
お姉さんは過去に一回交際経験もあるし
意識してるのは僕だけなのかも
柚月
山川のぞみ
山川のぞみ
柚月
柚月
山川のぞみ
柚月
柚月
山川のぞみ
柚月
山川のぞみ
柚月
柚月
柚月
柚月
そこまでまくし立ててから自分の顔が熱くなってることに気づいて顔を伏せた。
何言ってるんだろう…
コントローラーを持つ手に力を入れて早口で言った。
柚月
柚月
恋愛ドラマを観る回数が増えた、とか言えない。
「意識してるんでしょ」とか言われたら、どう反応すればいいんだろう。
鳴沢真由子
翌日。 僕が部屋で勉強してると、お母さんがノックもせずにドアを開けた。
鳴沢真由子
柚月
鳴沢真由子
鳴沢真由子
柚月
鳴沢真由子
柚月
鳴沢真由子
鳴沢真由子
柚月
柚月
鳴沢真由子
鳴沢真由子
鳴沢真由子
柚月
山川のぞみ
山川のぞみ
山川のぞみ
柚月
山川のぞみ
山川のぞみ
「お姉さんがもう少し早く誘っていたらお姉さんの方を優先したのに」
と、打ち込もうとしてやめた。
僕がわけのわからないことを口走ってしまって以来、お姉さんの家には行ってない。
なんとなく恥ずかしいし、認めるみたいで嫌だ。
お姉さんのこと意識しすぎてるって。
山川のぞみ
山川のぞみ
鳴沢真由子
鳴沢真由子
鳴沢真由子
鳴沢真由子
鳴沢真由子
鳴沢真由子
鳴沢真由子
鳴沢真由子
鳴沢真由子
お母さんが大声で誰かと電話している。
ため息が出た。
つまり僕は、お母さんの好感度を上げる為の道具なんだ。結局は自分の為。
お母さんにとって息子の誕生日なんてその程度でしかないし、僕はその程度のことでお姉さんの誘いを断ってしまった。
鳴沢真由子
鳴沢真由子
鳴沢真由子
柚月
柚月
柚月
鳴沢真由子
柚月
柚月
鳴沢真由子
鳴沢真由子
柚月
鳴沢真由子
鳴沢真由子
鳴沢真由子
柚月
柚月
柚月
鳴沢真由子
鳴沢真由子
鳴沢真由子
柚月
鳴沢真由子
柚月
鳴沢真由子
柚月
遊ばれてるんじゃなかったら、きっとお姉さんは返信してくれる。
「既読」が付いた。
山川のぞみ
山川のぞみ
山川のぞみ
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柚月
山川のぞみ
柚月
柚月
山川のぞみ
山川のぞみ
山川のぞみ
山川のぞみ
山川のぞみ
山川のぞみ
山川のぞみ
山川のぞみ
山川のぞみ
ゲームでは圧勝するけど、こういうのは全然勝てない。
負けっぱなしは嫌だから、言って(打って)みた。
柚月
柚月
破られた教科書。無理矢理食べさせられた土の味。
すれ違いざまに舌打ちしてくる母。
学校にも家にも居場所がないのが当たり前になったけど
当たり前になったことがもう1つ。
僕に大学生の彼女がいること。