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✩.*˚

マネージャー(あまみ)と侑は

✩.*˚

先輩後輩関係です!!
(侑が年齢↑です!)

宮 侑

あまみちゃんって翔陽と付き合ってるん?

あまみ

…は?

試合前、廊下で向かい側から歩いてきた彼に「お疲れ様です」と会釈をした。

そのまますれ違って背中を向けるはずだったのにすれ違いざま、『あ、聞きたいことあんねんけど!』

という声と共に掴まれた腕によってそれは叶わなかった。

そして冒頭。 言ってる意味が一瞬分からなくて、頭の中で宮さんの台詞を反芻して、

あまみ

(…やっぱり分からん。

あまみ

(…いや、分かるけどわからん。

あまみ

何か変なものでも食べました?

宮 侑

ううん、全然!

あまみ

じゃあ…どっか頭ぶつけたんですね

宮 侑

背ぇ高いけど、

宮 侑

そんな鈍臭いことはせん

…じゃあなんなんや…、なんや

あまみ

どうしてそんな考えに辿り着いたんですか?

そんな根も葉もない事、この人に言われる理由が私の中には一切見当たらない。

宮 侑

…だって仲良いやん

宮 侑

翔陽くんと

あまみ

まあ、同い年だし、

あまみ

日向くん話しやすいので!

宮 侑

この前翔陽くんに電話かけてたみたいやし

あまみ

…いつのことか分かんないですけど

あまみ

食事のメニューのことだったりで

あまみ

連絡取り合ったりしますよ!!

宮 侑

極めつけ、

宮 侑

この前のオフに二人でおるとこ見た。

あまみ

ご飯は食べに行ったりはします、

あまみ

全然、普通に!

宮 侑

俺とは行ったことないのに?

あまみ

何で基準がそこなんですか!!!

宮 侑

じゃあ、俺とも行ってくれるん?

あまみ

…別にご飯食べるくらいなら!

そこまで話すと、宮さんの纏う雰囲気が少しだけ柔らかくなった気がした。

最後の方はなんか話逸れてたけれど、どれも本当のことで嘘はついてない。

宮 侑

じゃあ、付き合ってるわけではないねんな!

あまみ

はい!もちろん!

あまみ

そんなことで嘘つきません!

最後に確認するように言った彼にそう返すと、よしよしと小さな声が聞こえた。

何やろ…、うちの翔場くんに手出さんといて!?的なあれか?

まあ確かに皆の日向くんって感じはするよな、感じもいいし、明るくて優しい。

そんなことを考えながら、もう用はいいのかな?と宮さんの顔を伺うと、今度は何やら口をとがらせながら、じゃあさ、と切り出した。

宮 侑

…おらんの?

あまみ

なにがですか?

宮 侑

彼氏

あまみ

……いますけど

宮 侑

っ、えっっ!!

あまみ

嘘です!!笑

あまみ

ちょっと言ってみただけです!

宮 侑

何それ可愛い

あまみ

いや、思考回路どうなってるんですか!!笑

そうつい笑うと、『あまみちゃんが意地悪するからやろ〜』とおでこを軽くつかれた。

深い意味は無いことは分かっているけれど、可愛い、と言われたことで少しきゅっとなった胸にとどめを刺すように彼の手が触れて、顔と首に熱がこもる。

こんな事、この人に思うこと自体おかしな事だけど仕方がない。 その無駄に綺麗な顔で楽しそうに笑って貰えたら、女の子なら誰だってときめくと思う。

あまみ

…じゃあ、そろそろいきます!

宮 侑

あー…、うん!

宮 侑

引き止めてごめんな!!

あまみ

大丈夫です!!

あまみ

じゃ、…今日も期待してます!

宮 侑

うん!まかして!

私の肩をぽんっと叩いた宮さんに軽く会釈して、今度こそ背中を向けて反対に歩き出した。

少し振り向きたい気持ちを誤魔化すように、小走りで事務所に向かった。

あまみ

…お疲れ様です!!

すれ違うスタッフ、選手達にそう声をかけ声をかけられながら廊下を進んでいると、前から歩いてくる、つい数時間前にここで見た顔と目が合った。

お互い自然と足を止め、さっきのデジャブのような状況に__

ト ド メ は “ 一 瞬 ”

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