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で、2日後裁判になりました

この場で自由に発言できるのは伯爵位以上の貴族だけである

当事者の俺たちですら、王の許しなく発言はできない 発言した時点で有罪。冤罪も何も関係ないんだとか

リムル

((おっかないね))

というわけで俺たちの意見を弁護するのがこの胡散臭い男。まぁ弁護士みたいなもんらしい

いやしかし、本当にうさんくさい。何度か打ち合わせもしたが、どーにも胡散臭い。外見のせいか、なんかこう、、胡散臭い

いや、人を見かけで判断しちゃあいけないな。こう見えてめっちゃ敏腕かも知らないし、、、

弁護人

と、このように店で寛いでおられたベスター殿に対し、因縁をつけカイジン達は複数で暴行を加えたのです。

リムル

((うぉおおおおおい!?))

ガゼル・ドワルゴ

事実か?

弁護人

はい!店側からも調書をとってございます

リムル

((ちょっ、、))

リムル

((あの野郎買収しやがったな。あんな怪我してねーだろ))

大臣ベスター。拘留中にカイジンから聞いていた通りの狡い男だ

カイジン

俺は昔王宮の工作部隊の団長でな。ベスターはその副官だったんだ

カイジン

やつは公爵家の出でな。庶民の俺に従うのは面白くなかったんだろう。当時からよく衝突してたよ

ヴァー二ー

大変なんだねー

カイジン

あぁ。そんな時だ項を焦ったベスターの独走で1つの大きな企画、魔装兵計画がポシャっちまった

カイジン

で、俺は責任を取って軍を辞めざるをえなくなった

リムル

ベスターはお咎めなしか?

カイジン

あぁ。やつが軍の幹部抱き込んで偽の証言まででっち上げてな

カイジン

全ての責は俺一人にあるんだとよ

ヴァー二ー

そこまでして軍抜けたくなかったの?

カイジン

だろうな。

リムル

うわぁ

カイジン

で、こいつらは当時俺を擁護してくれてな。揃いも揃って不器用なくせして必死に俺を庇って

ガルム

んで一緒に軍を追い出されたw

はっはっはっはっw

リムル

笑い事かよ

カイジン

だが、まあ、やつも別に悪党って訳では無いんだ。俺とは馬が合わなかっただけで元々研究熱心で努力家だ。項を焦ったのも王の期待に応えようとした結果だしな

カイジン

俺が旦那についてここから消えればやつも少しはマシになるだろうさ

リムル

、、そんなもんかね

リムル

((ってカイジン言ってたけど))

ベスター

王よ!この者たちへの厳罰を申し訳ください

リムル

((絶っっっ対悪人だろコイツ!!))

ガゼル・ドワルゴ

、、、カイジンよ

カイジン

は!

ガゼル・ドワルゴ

ひさしいな。息災か?

カイジン

は!王におかれましてもご健勝そうで何よりでございます

ガゼル・ドワルゴ

よい、それよりも世のもとに戻ってくる気はあるか?

カイジン

、、、恐れながら王よ、私は既に主を得ました。王の命令であれど、主を裏切ることはできません

ガゼル・ドワルゴ

、、で、あるか。判決をいいわたす。

ガゼル・ドワルゴ

カイジン及びその仲間は国外追放とする。今宵日付が変わって以後この国に滞在することを許さん。以上だ。余の前より消えるが良い

リムル

((王の一喝で裁判は閉廷した。あれが王の覇気ってやつか))

リムル

((でもなんか、ちょっと寂しそうに見えたな))

リムるたちが行きました

ガゼル・ドワルゴ

ベスターよ

ベスター

、、っ

ガゼル・ドワルゴ

これを見よ

ベスター

そ、それは、、

ガゼル・ドワルゴ

警備隊長より余ったものを預かった。鉱山夫たちの傷を完全に治したそうだぞ

ベスター

まさか、フルポーション!?そんな、、ドワーフの技術を持ってしてもハイポーションまでしか作れないと言うのに、一体どうやって、、、

ベスター

((知りたい、、その製造方法を!!!))

ガゼル・ドワルゴ

、、、惜しいものだ。そのような目ができる臣を失うことになるとは。

ベスター

!!王よ!お待ちください私はっ、、

ガゼル・ドワルゴ

その薬をもたらしたのはあのスライムだ

ベスター

!!

ガゼル・ドワルゴ

お前の行いがあの魔物との繋りをたった。ベスターよ、何か言いたいことはあるか?

ベスター

、、っわ、わた、、わたしは、、、((何故))

ベスター

((なぜ私は王に問いつめられているのだろう))

ベスター

((幼い日、凱旋される王を見て誓った。あのおうにおつかえするのだと。お役に立つのだと))

ガゼル・ドワルゴ

もう一度問おう。ベスターよ。何か言いたいことはあるか?

ベスター

((ああ、そうか。カイジンに嫉妬したあの時から、、、))

ベスター

何も、、何もございません。王よ。

ガゼル・ドワルゴ

そうか。王宮への立ち入りを禁止する。二度と余の前に姿を見せるな。だがベスターよ。これまでの働き

ガゼル・ドワルゴ

大儀であった

ガゼル・ドワルゴ

、、、暗部よ。あの魔物たちの動向を監視せよ

暗部

は!

ガゼル・ドワルゴ

決して気取られるなよ。

暗部

この命に変えましても。

ガゼル・ドワルゴ

((あれは1種の化け物だ。まるで彼の暴風竜が如き存在感。そしてあのゴブリナ、、魔素の量は平均ぐらいだが何かを感じる、、余のスキルでもその心の深奥をのぞけぬとは、、、))
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