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琴葉ちゃーーん!!! ここで初登場なのね!? 着物とか襖とか…ここは和風の世界なのかな…?
え、うぅ、ええっ!?!?!?
星風 セイカ
彼女が席を立ち 僕の前に立ち塞がる
星風 セイカ
僕は彼女が発した言葉に耳を疑った
渚紗 ナギサ
渚紗 ナギサ
星風 セイカ
星風 セイカ
彼女が にやりと 意地悪な笑みを浮かべながら ゆっくりと距離を詰めてくる
渚紗 ナギサ
星風 セイカ
星風 セイカ
僕は 視線で 長い白髪の女性の方に助けを求めるが
水彩 スイサイ
丸眼鏡を掛け直しながら じっと様子を見ていただけだった
渚紗 ナギサ
命の危機を感じ取り 急いでベッドから降り 純玲さんが静かに寝息をたてているベッドの方へと逃げた
すると 彼女は 狩人の様に 獲物が罠に掛かったと言わんばかりの笑みを浮かべながら
星風 セイカ
彼女がそう言うと 何処からか現れた透明でクリーム色の長い両手が 僕の腰を掴み 僕を拘束した
渚紗 ナギサ
渚紗 ナギサ
星風 セイカ
渚紗 ナギサ
星風 セイカ
渚紗 ナギサ
僕は…何故か''彼女''に
星風 セイカ
渚紗 ナギサ
星風 セイカ
星風 セイカ
お菓子を食べさせて貰っていた
水彩 スイサイ
水彩さんが視界の隅からにょっと出てきて 星風さんが作ってくれたキャラメルを食べていた
水彩 スイサイ
水彩 スイサイ
水彩 スイサイ
星風 セイカ
星風 セイカ
水彩 スイサイ
星風 セイカ
水彩 スイサイ
渚紗 ナギサ
星風 セイカ
星風 セイカ
渚紗 ナギサ
水彩 スイサイ
水彩 スイサイ
純玲 スミレ
水彩 スイサイ
星風 セイカ
純玲 スミレ
水彩 スイサイ
純玲 スミレ
何気なく会話を紡ぐ彼女達に 僕は何だか''差''の様な物を感じてしまった
渚紗 ナギサ
星風 セイカ
''それに''気付いたと言わんばかりの 星風さんが僕の方をじっと見ながら言葉を続けた
星風 セイカ
渚紗 ナギサ
渚紗 ナギサ
その言葉は何故か非常に僕の心に響き
湖の水面が何かの衝撃で振幅するのと同じ様な感じだった
純玲 スミレ
星風 セイカ
渚紗 ナギサ
水彩 スイサイ
星風 セイカ
星風 セイカ
水彩 スイサイ
渚紗 ナギサ
星風 セイカ
星風 セイカ
水彩 スイサイ
星風 セイカ
水彩 スイサイ
水彩 スイサイ
純玲 スミレ
渚紗 ナギサ
星風 セイカ
星風 セイカ
水彩 スイサイ
星風 セイカ
星風 セイカ
星風が部屋から退場する
水彩 スイサイ
純玲 スミレ
渚紗 ナギサ
彼女が開いた本から眩しい光が溢れる
〖ぱたんっ〗一冊の本が重力に負け 地面に落ちる
そして一人の青年が その本を手に取り ぺらっと本を開いた
すると再度 本の中から眩しい光が溢れ その光が彼を呑み込むとまた 本が重力に負け 地面に落ちる
渚紗 ナギサ
針が脳を刺激する様な痛みで目が覚めた
隣から小さな物音が聞こえ首だけを動かし その方向を見ると 既に起きていた純玲さんが 周りを見渡していた
純玲 スミレ
僕は彼女の姿を見て脳に1つの疑問が浮遊した
渚紗 ナギサ
純玲 スミレ
彼女は小さく声に出しながら 不思議そうに首を傾げた
純玲 スミレ
渚紗 ナギサ
静寂に満たされた部屋の中 襖〖フスマ〗が動く音が聞こえ 視線が一箇所に集まる
すると その襖という境界線の向こう側から出てきたのは……
琴葉 コトハ
上品な着物に身を包み 薄めの手袋を手にはめた 女性だった
ザザザッ
人工的に作られたノイズ音が辺りに響き渡り その逆方向から複数の人影が姿を現す
沢山の喋り声が辺りの温度をあげていく
音も立てずに現れた もう一つの人影に全員の視線が一箇所に集まる
一人の人影が 花弁のようにふんわりと笑いながら 近くに置いてあった水晶の玉に触れ 幼い子供のように再度笑った
沙羅 サラ
全員が無言で頷く
沙羅 サラ
その中 ''沙羅''だけが静かに首元に付けられた ネックレスを見つめながら目を細めていた
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝
第六話 百合が舞い散る時 それは貴方の宿命