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ピンポンパンポーン
えー、朝の7時になりました
グッドモーニング!今日も元気に行きましょー!!
唯
私は7時前に起きていたので身支度を済まし、 これからの事などを考えていた
そしたらこの放送が聞こえてきたわけだ
確か昨日灯ちゃんが起きたら食堂集合って言ってたな…
唯
灯
唯
放送が流れてそんな時間が経っていないのに 何人か既に集まっていた
レイア
大河
湊
錬
こういう人が規則正しい人達なんだろうな
数十分後…
翔
琳寧
來亜
美仏
翠
佑月
拓海
佳澄
…で大体の人がこの部類に入るだろう
至って普通の生活の人達
それでこの後調理係を決め、皆で朝食を取った
…一人を除いて
琳寧
來亜
翔
翠
と各自解散となった
私は自室に戻る最中だ
無駄に体力使いたくないし…
ドンッ
と大きな音を立て私は床に尻を着けてしまった
…まぁ、ぶつかったって事
唯
下向いて歩いてたら誰かとぶつかってしまった
唯
と上を向くと…
那生
自分よりも何cmも高い神崎先輩が居た
はっきり言うと彼は今殺意に満ちた目をしている
唯
那生
…何故フルネームなのかは置いといて
唯
那生
唯
那生
ひぃぃぃ……
唯
那生
何で先輩と敬語使ったら駄目なんだろう…
唯
那生
唯
那生
那生
なんて事を言い残し、神崎君はまた歩き出した
唯
と後ろを振り向き、彼の方を見て呟いた
唯
とベットへ横になった
翌日朝
私達はいつも通り、皆で食事をとっていた
この状況を “いつも通り” と言える事もおかしいけど……
???
佑月
錬
灯
???
琳寧
???
アドミニストレータ
來亜
大河
佳澄
佳澄
アドレータ
拓海
湊
唯
レイア
アドレータ
アドレータ
アドレータ
翔
アドレータ
アドレータ
アドレータ
アドレータ
アドレータ
とアドレータは私達を急かすようにコンピューター室へと行かせた
翠
來亜
???
と後を振り返ってみると
唯
那生
と神崎君はコンピューター室の端を指差した
レイア
那生
と神崎君はダンボールの方まで歩き、中を漁り出した
佳澄
那生
すると神崎君の手には一つのビデオテープを手に持っていた
那生
とだけ言って、神崎君はビデオテープをDVDプレーヤーに読み込んでいた
翔
錬
…私達約15人が突っ立っている訳にもいかないから それぞれ自分の名前が書かれているビデオテープを取り、 そのビデオテープをDVDプレーヤーに読み込んだ
すると画面に現れたものは………
…え
画面に映り込んだ場所は紛れもなく私のリビングだった
唯のお母さん
いつもと変わりなく優しく微笑むお母さんが居た。
どうやら画面の私に向けて手を振っているようだ
唯のお母さん
唯のお母さん
唯のお母さん
唯のお母さん
唯のお母さん
とビデオテープは終了した
これっていつ撮ったんだろう…?
これの何処が動機なんだろう
と私は呑気な事を考えていた
次の瞬間、画面が暗転し砂嵐になった
周りには血が沢山溢れかえっていた
ソファや机などは全て裂かれ、折れ
事故現場の様になっていた
お母…さん……?
お母さんが居ない…どこ……
お母さんは無事なのか、外は今どうなっているか
その感情が私を支配していった
唯
全身から謎の汗が出て、過呼吸になっていた
それは私だけじゃなかった
佑月
佑月
翠
翠
顔色を青く染める者
レイア
錬
いつも何食わぬ顔をする者
美仏
涙を流す者
周りには色んな人が居た
そんな中一人だけ……
琳寧
琳寧
と雨宮さんは自分の腕を差し出しカッターナイフで…
大河
よく見ると、左腕にも包帯が何層も巻かれていた
那生
錬
と何人がかりで雨宮さんを保健室まで連れて行った
そんな中取り残された私達の雰囲気は………
灯
灯
唯
明らかにいつもと様子が違った
まるで心の中の叫びのような弱々しい声が聞こえた
灯
灯
…と何もなかったかのようにいつもの灯ちゃんに戻った 最後はいつもと変わらない笑顔を見せた
灯
翔
と私達は各部屋に戻った