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春海暗

おはにちばんわ!

春海暗

続き!

春海暗

本人様には関係ありません!
そこを踏まえてご覧下さい!

春海暗

ではでは♪

りうら

話がある

いふ

……

珍しく1人で歩いてきた 青髪の彼を止めた

心做しか、以前より 痩せてるように見える

いふ

…俺講義あるんやけど

りうら

あにきには交渉済みだから

いふ

……わかった

りうら

ねぇ…ないくんと別れたの?

いふ

…………

いふ

…そもそも付き合ってない

りうら

は?!どういうこと?!

いふ

俺から身体の付き合いを持ちかけた

いふ

だから恋人とかでは…

りうら

ふざけんなよ!!!

いふ

っ…!

りうら

お前のせいで……

りうら

ないくんが……っ…

ないこ

りうら…俺さ…

りうら

うん…?

ないこ

好きな人…出来たんだ

りうら

……………え…?

ないこ

でも、叶わないんだ…

ないこ

俺、おかしくなったみたい…

りうら

ないくん…??

ないこ

りうら、俺…しばらく…

りうら

家に…帰ってこなくなっちゃったんだよ…っ!!

あの時、久しぶりに見た 泣いている姿

不服だけど、こいつと付き合ってないくんは幸せなんだと思ってた

なのに…

りうら

なんで…ちゃんと愛してあげなかったんだよ…

いふ

……な、いこは

りうら

大学には来てるらしいから…あにきにお願いした

いふ

……そう…か

りうら

なんの事情があってそんな関係を持ちかけたのかは知らないけど

りうら

ないくんを泣かせたのは…許さないから…

いふ

………

りうら

ないくんのこと…好きなんじゃないの…?

力強く拳を握って 震えている

いふくんは悲しそうに 笑った。

いふ

好きだよ…大好きなんだよ…

いふ

でも…怖いんだよ

いふ

顔がいいから?声がいいから?

いふ

結局誰も、中身なんて見てくれないんだよ…っ

りうら

ないくんはそんなこと…

いふ

わかってる!

いふ

ないこは俺を…見てくれてる…

いふ

でも…俺から始めて、ないこを困らせて…

いふ

自分勝手なことばっかりして…

いふ

絶対嫌われた…

いふ

もう…疲れたよ…w

大学の王子様の本音

友達は多くて ちやほやされて…

でも、完璧じゃない

いふくんも臆病なんだ

いふ

ないこにだけは…嫌われたくなかったのに…

りうら

ないくんは…そんなことで嫌いになったりしない…

りうら

それに…

「好きな人…出来たんだ」

りうら

ないくんも…いふくんのこと好きだよ

いふ

りうら…ないこは…

いふ

どこにおるん…

りうら

言ったでしょ?大学には来てる

りうら

ないくん可愛いからなぁ…

ないくんの居場所は知ってる

何せ、俺から 頼んだし

でも、せっかくだから 今までの恨みも込めて 悪く笑ってみせた

りうら

早くしないと…誰かに取られるかもね…

ないこ

あにき…仕事はいいの?

悠佑

休み取った

悠佑

こんな状態のないこを置いていく訳にはいかんやろ

ないこ

…ありがと

ないこ

でも…よかったの?

ないこ

あにきにはりうらが…

悠佑

他でもない、りうらの頼みや

悠佑

断れるわけないやろ?

ないこ

…ごめん…迷惑かけて

悠佑

いや…俺としても

悠佑

ないこが知らん男と身体重ねるよりはええからな…

ないこ

…うん

あの日から 俺の体はおかしくなった

常に誰かの熱を 誰かの愛を 求め続けて

だから、家にも帰らずに 夜の街を歩き回った

流石に大学はサボらなかったけど

でも、いくら身体を重ねても あの日ほど 満たされはしなかった

悠佑

ないこ…ほんまに変わったな…

ないこ

え…?

悠佑

なんか…さらに大人になった感じやな

ないこ

……わかんないけど

ないこ

変わったのは…わかる

悠佑

…もう、さっさとやるか?

悠佑

あんまり引き伸ばしても気まづくなるやろw

ないこ

そうだねw

ないこ

…………

ないこ

…悩んでたはずなのにな

悠佑

…なにを?

ないこ

まろが…何がしたかったのか

ないこ

何を考えてたのか…

ないこ

でも、もうどうでもいいや…

ないこ

恋…しちゃったから

悠佑

…早いこと…諦めれるとええな

ないこ

じゃあ、あにき…

ないこ

お願いしていい?

悠佑

…おう

ガリッ…!!

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