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作者
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カネダ
おばあちゃん
カネダは春から螢光中に通うため、祖母の家に今日から住むことに。
幸い、タミヤとダフとは離れずに住んだのだが。
カネダは内心、思う所があった。
カネダ
両親から生まれつきのこの顔と根暗な性格を毛嫌いしていた。
螢光中に通うから、なんて都合のいい理由をつけて
自分を家から追い出しただけだ、と。
おばあちゃん
カネダ
いつしか、カネダの唯一の心の支えは祖母だけだった。
カネダ
荷物を色んな所に出し入れして
整理整頓していた時だ。
カネダ
カネダはタンスの上にガラスケースに入っていた一体の人形を見つけた。
レイ
カネダ
蒼い瞳に綺麗な金髪。衣服は海外のドレスを身につけている。
カネダ
カネダ
レイ
カネダ
カネダ
レイ
カネダ
おばあちゃん
カネダ
カネダ
カネダ
おばあちゃん
おばあちゃん
おばあちゃん
おばあちゃん
おばあちゃん
カネダ
カネダ
おばあちゃん
カネダ
カネダ
あの後、カネダは再び部屋の片付けをしていると、
足に金具のような物が落ちてきた。
カネダ
カネダ
カネダはそれを拾いあげると、それは少し錆びたぜんまいだった。
カネダ
カネダ
カネダはぜんまいとガラスケースに入ってる人形を交互に見る。
カネダ
カネダはガラスケースをそっと開け、慎重に人形を出す。
カネダ
カネダは人形のあちこちを調べると、背中に小さな穴があった。
カネダ
カネダはぜんまいを人形の背中に指して、回しきる。
カネダ
レイ
椅子にそっと置いて、様子を見るカネダ。
すると、開いていた目はゆっくりまばたきをして、口を動かした。
レイ
カネダ
カネダ
レイ
カネダ
レイ
レイ
カネダ
カネダ
レイ
レイ
カネダ
カネダ
レイ
カネダ
カネダ
カネダ
レイ
レイ
レイ
カネダ
カネダ
レイ
カネダ
レイ
カネダは、その日からレイチェルに話しかけていた。
そして、月日は流れ、カネダはタミヤ達にレイチェルを紹介した。
カネダ
カネダ
タミヤ
ダフ
カネダ
カネダ
レイ
カネダ
カネダ
カネダはテーブルにセットした人形ようの椅子にレイチェルを座らせた。
そして、小さいティーカップにお茶を注いであげた。
タミヤ
ダフ
ダフ
カネダ
レイ
カネダ
レイ
カネダ
しばらく、三人で学校のこと、この町のことを話し、タミヤとダフは帰宅する時間になった。
タミヤ
タミヤ
カネダ
カネダ
ダフ
カネダ
レイ
カネダの部屋を出たタミヤ達。
階段を降りると、カネダの祖母が待っていた。
おばあちゃん
タミヤ
おばあちゃん
実はあれからカネダは不登校になった。
その原因は、あの人形だ。
カネダはあの人形に夢中になりだしてから、カネダはおかしくなった。
実はカネダは人形に話しかけていた。<一人>でずっと。
カネダ
レイ
人形はただ、ガラスの瞳にカネダを写していた。
まるで、生きているかのような輝きを放ちながら。
完