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ねぇエミさん。
俺が
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バチｨンｯ！！
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パタンｯ
捨てられて
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泣いている時
色んな人が無視していく中
唯一の光を差し込んでくれたのが
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エミさんだったんだ
俺の話を最後まで聞いてくれて
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救ってくれて
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わがままにだって
付き合ってくれて…。
俺はエミさんに助けてもらった時から
一生をかけて貴方を守り抜きたい
って
思ったんだ。
でももう守るものがなくなっちゃったよ。
エミさん。
俺はこれからどう生きればいいの？
エミさんが居ない世界なんて
あっても意味がない
じゃあ俺もここで最後にすれば
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"門にて侵入者発見"
"直ちに始末しろ！"
アナウンスが響き渡る
ナイフを握りしめて
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Ｙ国 幹部
スナイパーが俺を狙っていることに
気づく
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パァンｯ！！
Ｙ国 幹部
Ｙ国 幹部
ガｯｯ！
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Ｙ国 幹部
Ｙ国 幹部
静かに音を立てず息を引き取る
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左から一瞬光が見えた
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ｽｯ…
Y国 幹部2
ヵﾁｬ
ダダダダﾀﾞﾀﾞｯ！
マシンガンの銃声が響き渡る
エミさんの戦い方を真似て。
蝶のように美しく舞い、
音を立てずに花(敵)へと近づく
Y国 幹部2
Y国 幹部2
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Y国 幹部2
グサｯ
Y国 幹部2
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ピピッ
"ｯ‼︎やっと繋がったｯ！"
インカムから声がする
大先生だろうか。
"お前とエーミール今どこにおんねんｯ！？"
"皆探してるで⁉︎"
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"は？"
"嘘つけ‼︎どこまで遠くやと思ってんねん"
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"どういうことやねん⁉︎"
"説明しｯ"
ﾌﾟﾂｯ
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3人目
4人目
5人目
6人目
…
50
100..
300..
もう何人殺したかもわからない
殆どＹ国の人間はいなくなってしまった
何も悪さをしていない人も
俺は…
あぁ
もう疲れた
エミさんの死体を置いた場所へと戻る
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目から雫が垂れ
青白くなったエミさんの顔に落ちる
俺はエミさんの死体を抱き抱えながら
持ってきた爆弾チップを
30秒に設定し
飲み込む。
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涙が溢れながらも話し続ける
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"5"
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"4"
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"3"
そう言いながら
エミさんの死体にキスをする
"2"
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"1"
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"0"
その日は
世界中に響き渡るほどの花火が上がった
Ｙ国が滅び
我々国の幹部、
ゾムとエーミールが亡くなったことは
すぐに我々国に知れ渡った。
ー我々国ー
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顔がぐしゃぐしゃに濡れながらも
構わずエミさんに抱きつく
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なんでこいつは
最後までこんな優しくしてくれるの
罪深い男やでほんま
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終わり オチ弱。
コメント
4件
お疲れ様です
あれ？いろんな意味で涙がぁぁ､､、
お疲れ様です!!涙がァァァ
