これは、とある誰かの物語…
真っ暗で、何も見えない
そんな場所に私は居る
ここが何処か、私には分からない
そもそも、私自身何者かすら分からない
いわゆる記憶喪失だろう
最初はそう思ったけど…
何も分からない私でも分かる
その問に答えるように、目の前に謎の映像が流れた
映画のスクリーンの様にとてもデカかった
そう思うほど目の前のスクリーンはよく動いているし、暗くなったりする
???
どこからとも無く、男性の声が聞こえる
???
男性は慌てているのか、目の前のスクリーンも凄く動く
この映像はこの男性のものなのだとすぐに気付いた
気付けば男性は長い廊下を走っていた
???
スクリーンに映る廊下は動いて見にくいが、大分豪華に見えた
バァン!と、大きな音を立てて男性は部屋に入る
???
???
部屋に居た1人の男性が言うと、男性は「よっしゃ!」と凄く喜んでいた
珍しい、という事はおそらく遅刻常習犯なのだろう
スクリーンには色んな見た目の人が居た
先程男性に話しかけたのは七三に分けられた黒髪の人
赤渕の眼鏡を掛けており そこから見えるのは真っ赤な瞳
赤いマフラーを付けており 緑色の軍服の様な物を来ている
じーっとスクリーンを見ていると、いきなり扉が開いた
???
声がでかい
とてもうるさかった
そして私の体感が合ってるなら もう5分は経ってるはず…
???
シッマと呼ばれたその人は顔を引き攣る
???
七三分けの人はどこからとも無く出したハリセンで思いっきりぶん殴った
???
???
そこからは何事も無くご飯になった
その時に色んな人の名前は覚えた
???
"大先生"
それが彼のあだ名
本名は鬱らしい
変だと思うが、多分彼らにとってはこれが当たり前なのだろうということにした
顔は…鏡を見ないと分からない
ただ片方の目は髪で凄く見にくい
鬱
鬱
"トントン"
これが七三分けの男性の名前
可愛らしい名前と思った
トントン
鬱
???
この中に混ざりたいなぁ…
そう、思った
主[M]
主[M]
主[M]
主[M]
主[M]
主[M]
主[M]
主[M]
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