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担任
学年主任
学年主任
学年主任
職員室前を通りかかった竜がピタリと足を止める。
竜
竜
竜
竜
竜
えなが竜の腕を掴んで、笑顔で報告してくる。
ライバル えな
ライバル えな
ライバル えな
ライバル えな
えなの笑い声が耳に響く。
竜は初めてえな手を乱暴に振り払った
竜
ライバル えな
竜
竜がえなを置き去りにして走り出す
行き先は自分でも分からないまま体が勝手に向かっていた。
床に散らばった髪の毛をぼんやり見ている。
由美
由美
由美
由美
ピンポーン
由美
心臓が痛いぐらいに跳ねる
息が止まる。
由美
由美
1階でお母さんが玄関を開ける音が聞こえる。
低い話し声が漏れてくる。
由美母
竜
竜
階段をあがってくる、ゆっくりとした、でも、重い足音。
私の部屋の前でピタリと止まる。
由美
由美
由美
ドアの向こうから1年前よりも少し低く、冷たさを、取り繕った竜の声が聞こえる。
竜
大嫌いな、でも、誰よりも聞きたかった声。
震える足でゆっくりとドアに近づいた。
鍵を開ける力も残っていない。
ただドア1枚を隔てた向こう側に、彼がいる
声が情けないくらいに震えていた。
竜
竜
龍の言葉はまだ冷たい。
でも、その声は今にでも泣きそうに震えていた。