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真由香
真由香
真由香
母
母
真由香
真由香
母
真由香
父
母
その日は夜中2時から田舎のおばあちゃん家に向かっていた
新年が近く、今年は父方のおばあちゃん家にいくのだ
真由香
母
父
父
真由香
母
真由香
父
母
真由香
真由香
父
父
父
母
父
母
回想シーン
成子
成子
成子
成子
ガラガラ
美智
成子
その子の名前は美智といって
学校に突然行かなくなったのよ
それで何にも知らないある女の子がね。
その子の家を訪ねたの
いつもは物音一つしないのに
ある日出てきて家に招き入れてくれたんだって
成子
美智
成子
美智の目は、無かったのよ
そして、美智はとっても嬉しそうにこういったらしい
美智
美智
美智
美智
美智
成子
成子
母
父
父
真由香
真由香
父
母
母
真由香
父
真由香
真由香
母
母
真由香
真由香
真由香
真由香
母
父
父
真由香
真由香
母
真由香
真由香
父
真由香
真由香
真由香が車の後部座席から後ろをみると。。
そこには髪の長い少女がたっていた
その少女の顔には目がなく
ほんとは見えるはずもないのに
爪が剥がれ
下唇がとれかけ
片足がおかしな方向に曲がっている少女が見えた
おかしな走り方で
手を回し
首をあり得ない方向に動かしながら
時速80㎞で走っている車に追い付こうとしている
真由香
真由香
真由香
真由香
父
母
真由香
真由香
近づいてくる女の子
いや、あれは人じゃない
化け物だ
近づいて来てはじめて気づいた
彼女の身長は二メートルをゆうに越えている
真由香
父
母
そういって振り向いた両親
その目はまるで穴でもあいたかのように
暗闇に溶け込んでいた
真由香
真由香
とうとう車が完全に止まった
彼女は大きな体でこちらを覗くために
体を反るような形でボキッと音を立てて体を曲げた
その顔は…
目が合う
彼女の目からは
血とはまた別の。。
黒いドロドロとした液体が流れていた
そして、真由香は
真由香
真由香
真由香
真由香
成子
成子
花
成子
花
花
花
成子
成子
みーんな
成子
そういった成子の目は
底がないように黒くさざめいていた