莉犬
只今莉犬、つわりがきています...。
しかも普通の妊婦さんより酷いらしいんだよね...
莉犬
かれこれ1時間ぐらいはトイレの前に居る。
つーちゃんも普段と違う俺を見てびっくりしているのかずっと落ち込んで居る。
つくね
莉犬
つくね
そう言うと、つーちゃんはリビングに走っていってしまった。
莉犬
つくね
莉犬
つくね
莉犬
つーちゃんは俺が動けないのを見て、リビングから薬を持ってきてくれたようだ。
莉犬
つくね
莉犬
つくね
莉犬
つくね
莉犬
つくね
莉犬
...やばい。
最近つわりが酷くて買い物行けてなかったんだ。
莉犬
つくね
莉犬
つくね
つーちゃんは心配した様子で見てくれるが、仕方ないよなぁ...
赤ちゃん達のためにも食べなきゃだし、つーちゃんもご飯食べなきゃだし、...
莉犬
ガチャッ
俺は、ドアが"閉まる音"を聞かずに買い物に出かけた。
莉犬
やっとの思いで、スーパーの端にあったドッグフードを見つけた。
莉犬
体をあげた瞬間お腹に鋭い痛みが走る。
痛みで立てない。
莉犬
1番端なこともあって、人が周りにいない。
莉犬
こんな時、さとみくんが居たらっ...
???
そんなことを思った瞬間、聞き慣れた鳴き声が聞こえる。
莉犬
つくね
つーちゃんは誰かに気づいてもらうために、大声で鳴いている。
?「大丈夫ですか!?」
つーちゃんに気づいたおば様が声をかけてくれる。
莉犬
?「今救急車よんできました!!!」
色んな人が、助けてくれてる。
救急車を呼んでくれたり、体をおばあちゃんが摩ってくれたり。
莉犬
人に優しくされたの、いつぶりだろう。
そんな事を思って、痛みに耐えられなくなった体に身を任せて気を失った。
莉犬
起きるとそこは辺り一面白。
病院独特の匂いがする。
医師「あっ、!莉犬さん、目が覚めましたか。ここはどこか分かりますか?」
莉犬
医師「はい。そうですよ。倒れたのは覚えていますか?」
莉犬
医師「あのわんちゃんなら、あなたの足元に。」
莉犬
足元をみてみると、つーちゃんが丸くなって俺の足で寝ている。
莉犬
医師「お子さんにも命の別状はありませんでしたので、明日には退院できますよ。」
莉犬
医師「いいえwおそらくストレスや不安から来る一時的な痛みでしょう。不安なことがあったらすぐに医師に相談するのも、一つの手ですよ。」
莉犬
医師「あ、そういえば莉犬さんにお会いしたいと言う方が...」
莉犬
???
莉犬
♡1000〜
コメント
2件
ブクマ失礼します!
今回もすごい良かったです! 続き楽しみにしています!