優奈
大丈夫ですか?
陸
へ?僕ですか?
急に声をかけられたから間抜けな声が出てしまった…
恥ずかしい…
優奈
あ、はい!あなたです。こんな暗い中どうしたのかなと…
陸
えっと…
なんて言おう…
思いつかないよ…!
優奈
あ、もし言いづらいことでしたら、無理に言わなくても大丈夫ですよ。
すごく優しい人だな
この人だったら話してもいい気がする
でも、今は言いたくないな…
優奈
もし、よろしければですが私の家に来ます?
どんだけ優しいんだろ、この人…
こんなに優しくされたことないや
陸
いいんですか?
優奈
ふふ、大丈夫ですよ
僕はお言葉に甘え、この人の家に行くことにした
優奈
えっと、ここが私の家です
陸
すごく綺麗なところですね!
優奈
えへへ、ありがとうございます
ガチャ
優奈
ただいま
陸
お邪魔します
家の中もすごく綺麗できちんと整理整頓されていた
あれ?静かだな…一人暮らしなのかな?
陸
あの…一人暮らしなんですか?
優奈
あ、はい。そうなんです
陸
へえ、凄いですね
優奈
小さい頃からずっとそうでしたので
「小さい頃から」という言葉が気になったが、何故か聞いてはダメな気がした…
主
はい!いかがでしたか?
主
今回は優奈も沢山でたよね!
優奈
今回だけでしょ
主
くっ……
主
でも、まだまだ出るよ
優奈
絶対だからね
主
は、はい…
陸
何この会話、入りづらいんだけど
主
あ、いたの
優奈
本当だ、いたんだね
陸
ひど…
主
はい!ということでね
主
陸のことは置いといて
陸
いや、置いとくなs
主
それでは次のお話でお会いしましょう