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盲目の少女は極限化する

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盲目の少女は極限化する

1 - 盲目の少女は極限化する 〜伝説のピアニストと嘘つき〜

♥

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2021年06月04日

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ここは雑貨屋レスポール

世界中の珍しいものをたくさん取り揃えているからか

コレクターの巣窟になっている。

また店内BGMとして主人がピアノを弾いているため ピアノの音色を聴きにくるものも少なくない。

そして

とある噂でも有名だ。

〜♪〜〜♪

店の奥から軽やかな音色が聞こえる

とても軽やかなステップを音で表したような曲だ

ふぅ…。

…どう…ですか…。

だめだね。

もっと指運びを軽やかにしなきゃ。

そんな重い指で引く曲ではないぞ?

…はぇ〜。

見てないのに良く言えるよね。

…それは嫌味か?

いや?

見てないじゃないだろう?

見えない。だ。

相変わらず神がかってるね。

その耳は。

…当たり前だと思うが。

超人なんだよ…それw

そうか。

カラン…カラン…

…客だぞ。樹。

あいよ。

いらっしゃいませ!

元気に客に挨拶をしている男

本名 柏原 樹(かしはら いつき) 一見チャラそうに見えるが 幼少期からピアノが好きでピアノストを目指している 現在高校生 雑貨屋レスポールでアルバイト中 レスポールの主人とは あるきっかけを通して知り合った

…あ。

あの…。

ワンピースってありますか?

…うちにワンピースはありませんよ。

え…。

そんな…。

噂は嘘だったの…?

…なるほど。

訳ありですか。

奥へどうぞ。

雑貨屋レスポール

店にないものを注文すると 店の主人に会うことができる

店の主人は望みを叶えてくれるという都市伝説

案外隠れた場所にいろんなものがあるため 何が店にないかは日によってかわる

ただ誰でも通れるわけでは無く

アルバイト(樹)が 「訳あり」だと判断した場合に限る

主人にあってもとあるルールを破った場合は 依頼ができない。

ん?

客か?

店の奥に座っているのは1人の女

雑貨屋レスポールの主人 本名 皇 雷(すめらぎ らい) 目を開かないのは目が見えないため 伝説のピアニストとして7年前名を馳せた 6年前の事件により目が見えなくなった 年齢不詳 どこかしらの音楽一家の生まれともいわれているが 戸籍がないため不明

訳ありだと。

ふむ。

…あの。

人を…殺したんです。

…あ〜。

自首すれば?

そんな…。

ちょっと話聞いてあげなよ〜。

人を殺すやつに耳を傾けてどうする。

…だって。

だってあいつは私の大切なものをを奪ったんだもの!

………。

とゆうと?

あいつは私の弟を死まで追いやったクズなんだよ!!

で?

え?

だから殺したと?

そうよ!

あいつなんか死んで良いやつなんだよ!

…あっそう。

で?あなたは私に依頼をしにきたってこと?

そうよ。

私は罰を下しただけ。

そんな私が捕まるなんてダメでしょう?

だから逃して。

お金は払う。

話にならないね。

お帰り願おうか。

あんたにはわからないでしょうね!?

大切なものを奪われる気持ちが!

どうするんです?

え?

なにが?

かわいそうだよ…。

お前はだから馬鹿なんだ。

そこの客。

帰れ。

くそ女がぁ…。

こんなとこいられるかよ!

バタン!

出て行っちゃったよ?

いいんだよ。

嘘つきだったからな。

くそ…。

噂通りにしたのに…。

どうして依頼できなかったんだよ…。

こうなったら逃げるしか…。

  

え?逃げれると思ってるんだね。

  

詐欺師さん。

だ…誰?

  

アッハハ!

  

ここだよここ〜。

え…。

置物が…喋った!?

目線を下にすると小さな置物が喋り始めた

雑貨屋レスポールの片隅にポツンと置いてある置物 名前はキシャール 獣魔の名前はココ 格好が完全に厨二病であるが 纏っている炎も 獣魔も尻尾も本物である 飛ぶこともできる

キシャール

俺様は置物じゃないぞ!

ココ

ミャウ〜。

そういえばさっきあなた私のことを詐欺師って言ったわね!?

どういうことよ!

デタラメいってるんじゃないよ!

キシャール

嘘ついたからお前は雷に依頼できなかったんじゃないかぁ。

キシャール

そんなこともわかんない?w

…そんな。

ココ

みゃう!

キシャール

よしよーし。

キシャール

そろそろ時間か。

時間…?

ファンファンファンファン…。

っ…。

い…嫌だ…。

私は…まだ…。

やり遂げないといけないのに…。

お巡りさんこの人です!

警察官

菊池 凛!

警察官

貴様を殺人の疑いで逮捕する!

放せ…放せよぉぉぉぉぉぉ!!

…ふぅ。

終わった…。

キシャール

なーにが

キシャール

「終わった…。」

キシャール

だよ!樹ぃ!!

キシャール

お前があいつを入れなければ雷は不愉快にならなかったんだぞ!?

ごめんってキシャール…。

キシャール。

そのぐらいにしてあげなさい。

ココ

ミャウミャウ…。

キシャール

ちぇっ。

そういえばなんで嘘ついてるってわかったの?雷。

鼓動の音だけど?

やっぱ雷は超人だな…。

キシャール

(…当たり前なのにな。)

キシャール

(俺らに取っては。)

ふぅ…。

………。

よろしくお願いします。

あぁ。

樹が雷をピアノまで案内する。

これからの演奏はルーティンである。

〜♪〜〜♪〜〜♪

軽やかで

少し寂しそうで

そしてちょっぴり嘘の音色が混じる曲

曲の音色は一冊の本にすいこまれていく。

(いつ見ても異質だ…。)

(まるで本が音色を欲しているように音色が吸い込まれて…。)

(そしていつも通り出来事を文字で記していく…。)

(…なんのために…?)

キシャール

甘いんだよな〜雷は。

キシャール

またこじ開けられるようなことがあるかもってのに。

心配性ね。

キシャール

………。

キシャール

念話じゃなくてよくない?

キシャール

ココ。

ココ

え〜。

ココ

誰かに見られたら大変でしょう?

キシャール

ここら辺に来るやつはいないよ。

キシャール

ここは…。

ココ

それはそうね。

キシャール

いつまで続くんだよこれ。

ココ

さぁ?

ココ

少なくとも樹は死ぬでしょうね。

キシャール

きっかけを与えれば問題ないだろ?

ココ

…あの子まで苦しませるの?

キシャール

判断はあいつに委ねるよ。

キシャール

はぁ。

キシャール

…帰るか。

ココ

そうね。

ココ

帰りましょうか。

俺/私の家に。

盲目の少女は極限化する

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コメント

21

ユーザー

フォロー失礼します、!

ユーザー

かっこいいー! 好こ♡( ᵕωᵕ♡ )

ユーザー

かっこいい! 盲目か…… いずれなりそうで怖いな!(先天性で目が悪いから手術を受けるから)

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