起立着席。
海堂先生
主席を取る。
海堂先生
上村、木名瀬、木村、工藤、工藤、工藤皐月!
生徒A
工藤さん来てないです。
海堂先生
(連絡ないが、どうしたんだろうか。あのシューズのことが...。)
家でのこと。
皐月
(ここからどうしよう、まずは学校に遅刻して精神的にきてるってことを知ってもらわないと。どんな顔するかなアイツ。(海堂)シューズの次はノートにしようかな、画鋲とか、落書き?うーん、どれにしようかな。)
母
皐月、皐月どうして返事してくれないの?
皐月
え、?何?
母
学校もう遅刻よ?皐月が遅刻なんて、何かあった?
皐月
大丈夫、何も無い...。
母
(本当かしら。)
皐月
行ってきます
学校
皐月
まぁ、これでいいか。
皐月
(シューズの中に画鋲を2個入れたのだ)
皐月
痛そうだけど、まぁ、いいや
皐月
痛い、ぎゃー(大声)
職員室 ザワザワ
木瀬村先生
誰だー?うるさいぞ。
皐月
先生...。
木瀬村先生
どうした。
皐月
シューズの中に画鋲入ってて踏んじゃって。
木瀬村先生
なんでそんなとこに画鋲が入るんだ。皐月、見に覚えないか、とりあえず保健室で消毒だ。
皐月
はい...。