はる
はぁ、
はる
疲れた、
やっとシャワー浴びれる、
今日は、仕事が昼からだから 良かったけど 朝からだったら死ぬわ、
しゅんにバレてるのかな、
バレてたらどうしよ、
私から浮気しに行ったわけじゃないのになんでこんなに悩まなきゃ行けないのだー!
あ、シャンプー切れてる、
えー!今?! 今しゅんにしゃべりかけるの?!
無理だよ!無理だよ!
でも、髪の毛は綺麗にしておきたいし、
はる
しゅん!
はる
しゅんいる?!
道枝駿佑
何?
ドア越しに聞こえる声、 その声はいつもと違っていた、
はる
しゃ、シャンプー切れてるから
取ってきてくれない?
取ってきてくれない?
道枝駿佑
うん、わかった、
はる
あ、ありがとう
なんでこんなに ガッチガチなんだー!
しゅん、気づいてるよね、 あーなんて説明するべき?!
道枝駿佑
取ってきたよ、
道枝駿佑
ドアの前に置いとく、
はる
うん、わかった、
しゅんが立ち去る音が聞こえた時、 扉を開けてシャンプーを取ろうとした時、
道枝駿佑
な、はる、
はる
きゃ!
横からしゅんが飛び出してきた、 なんで、 もうさっきからなんでとかそこら しか出てこないよ
道枝駿佑
はる、問い詰めるつもりは無いけど
道枝駿佑
浮気、してるの?
はる
え、
道枝駿佑
俺じゃ、なんか不満だった?
はる
し、しゅん聞いて、
道枝駿佑
なに、
はる
私、浮気したんじゃなくて、させられたの、
道枝駿佑
は?え?
道枝駿佑
ど、どうゆうこと、なんだよ、
はる
あ、あとでもいい?髪洗ってしまいたいから、
道枝駿佑
わかった、
しゅんやっぱりそうなるよね、ごめんね、
しゅんを騙すつもりじゃなかった、 裏切りたくもなかった、 でも、裏切らずを得なかった、
恭平くんは、 悪魔だから 逆らえないの、
はる
しゅん、上がったよ、
道枝駿佑
はる、こっち来て、
しゅんに腕を引っ張られ 抱きしめられる
道枝駿佑
俺、なんか行けなかったんだよね、
はる
違うって、
はる
浮気したかったんじゃないの、
はる
恭平くんに、浮気させられたn
道枝駿佑
ごめん、
道枝駿佑
俺、その恭平って人のこと聞くの嫌だ、
道枝駿佑
だから決着つける
はる
え?
道枝駿佑
はるに近づくなって、
はる
で、でもそんなこと、
道枝駿佑
いいから、
道枝駿佑
はるのためだから
はる
ごめん、
はる
ホンマにごめん、
悪いのは私なのに 何故か涙が出てくる
はる
ごめんグスッ
道枝駿佑
泣かんでええ、