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夜。
仮屋瀬さつき
眠いし、もう寝よう。
電気を消して布団に寝転ぼうとした。
グシャグシャッ
ゴソゴソッ
仮屋瀬さつき
自分が動くと同時に色んな音が聞こえてきた。
よく見ると、布団の上には洋服やハンガーなどが散らかっている。
こんな汚い部屋じゃ寝れないよ…
涼雅、まだ起きてるかな…?
涼雅の部屋行こうかな。
仮屋瀬さつき
枕だけを持ち、立ち上がり、涼雅の部屋へ向かった。
この廊下の電気も眩し過ぎるくらいに眠たかった。
仮屋瀬さつき
電気を消そうとしたのか、涼雅はドアのすぐそこに居た。
仮屋瀬さつき
四季涼雅
四季涼雅
仮屋瀬さつき
仮屋瀬さつき
眠た過ぎて目が開けられないよ…
今の俺めっちゃ不細工やろうな…
四季涼雅
四季涼雅
“潰れた”という表現に少し驚きながらも涼雅はそう言ってくれた。
仮屋瀬さつき
四季涼雅
涼雅のベッドに枕と一緒に飛び込んだ。
カチッ
電気が消えた。
やったあ涼雅と寝れる〜
ん??
俺、涼雅と寝れることに喜んでる…?
いや、別に変な意味じゃなくて…だとしたらなんなんだろう…
とりあえず、寝よう!
四季涼雅
仮屋瀬さつき
四季涼雅
こっち向いてよ…?
なんで急にそんなこと言ってくるの…
ドキドキしちゃう…
俺は無言で涼雅の方を向いた。
とりあえず目を閉じて、深呼吸…
四季涼雅
涼雅の声だ。
もう朝か…早いな…
仮屋瀬さつき
四季涼雅
仮屋瀬さつき
寝起きが悪い俺は、頑張って身体を起こした。
四季涼雅
仮屋瀬さつき
目を擦ると視界が鮮明に見えてきた。
涼雅の優しい笑顔。
四季涼雅
仮屋瀬さつき
まだ寝ぼけた様子で俺は涼雅の後ろをついて行った。
四季涼雅
仮屋瀬さつき
眠過ぎていまにも転びそう…
洗面所に到着した。
自分の顔を確かめるために鏡を見た。
前を見たその時初めて気づいた。
洗面所には、市川君と三波斗が居た。
仮屋瀬さつき
仮屋瀬さつき
2人で居るなんて、珍しいな…
市川慶一郎
四季涼雅
椚三波斗
市川慶一郎
四季涼雅
市川慶一郎
市川慶一郎
仮屋瀬さつき
四季涼雅
え、どういうこと!?
同じベッドで寝たっていうこと…?
いまの話で一気に目が覚めた。
椚三波斗
市川慶一郎
椚三波斗
椚三波斗
椚三波斗
三波斗は少し焦った様子でそう言った。
でも、同じ部屋では一緒に寝たんだ…
椚三波斗
市川慶一郎
椚三波斗
仮屋瀬さつき
というか何の張り合いなのか地味に分かってないけど…
仮屋瀬さつき
仮屋瀬さつき
四季涼雅
涼雅の方を見ると、何とも言えない顔をしていた。
きっと俺も同じような顔をしているだろう。
市川慶一郎
市川慶一郎
え?なんで知ってるの…?
四季涼雅
四季涼雅
四季涼雅
仮屋瀬さつき
市川慶一郎
四季涼雅
市川慶一郎
市川慶一郎
“そういう関係”…?
…ん?
“そういう関係”って、俺達普通に寝てただけだしな…
仮屋瀬さつき
俺と涼雅はメンバー同士としか考えられないな…
昨日の夜のドキドキは何から生まれたのかは分からないけど…
市川慶一郎
市川慶一郎
涼雅は市川君の言葉に少しビクッとしているように見えた。
四季涼雅
四季涼雅
ズキッ
涼雅のその一言に、胸が傷んだ。
もしかしたら俺は、少しそういう目で見ていると言って欲しかったのかもしれない…
そういう期待があったのかもしれない
椚三波斗
歯磨きを終えた三波斗が突然口を開いた。
椚三波斗
四季涼雅
市川慶一郎
椚三波斗
三波斗の顔を見た。
三波斗の頬には、涙が流れていた。
四季涼雅
仮屋瀬さつき
市川慶一郎
椚三波斗
仮屋瀬さつき
市川慶一郎
三波斗は廊下に飛び出し、階段を駆け上がっていった。
四季涼雅
涼雅は、その三波斗の後ろを急いでついて行った。
俺は何もすることが出来ず、2人の背中を見ていた。
仮屋瀬さつき
市川慶一郎
市川慶一郎
仮屋瀬さつき
良かった、さっきの怖い市川君じゃない…
市川慶一郎
市川慶一郎
仮屋瀬さつき
言い方があまりにも自然過ぎて、頭で市川君が何を言ったのかもう一度確認した。
市川君 が 三波斗 の ことを 好き。
っていう事だよね…?
仮屋瀬さつき
市川慶一郎
市川慶一郎
市川慶一郎
市川慶一郎
仮屋瀬さつき
仮屋瀬さつき
仮屋瀬さつき
仮屋瀬さつき
市川慶一郎
市川慶一郎
仮屋瀬さつき
市川君はそれだけ言って口を閉じた。
なんのことかは分からないけど市川君のことはメンバーとして大好きだ。
その大切な人の“好き”という感情を無駄にする訳にいかない!
応援しよう!
迷惑なんかじゃ無いよ…
何か出来ることがあったらサポートするべきだよね…?
よし、頑張るぞ!