俺たち...入れ替わってる＿＿＿＿＿＿ｯ！？

なんでこんな暑いんだよ...

誰か

地球温暖化をとめてくれよ...

額にたれる汗を拭った

トンッ

俺の肩を叩く小さな手

こんな俺たちの日常

そんな日は、突然終わりを迎えた

私は、立花瑠美(たちばなるび)

大介くんの幼馴染

本当なら大介くんと、

目黒くんとも一緒に帰りたい

でも、邪魔したらダメだから

こんな私が、 間に割って入る勇気なんてない

私は、応援するんだ

2人の恋を

両片想いの2人を

でもね、

貴方のことが好きなの＿＿＿ｯ

帰り道で、神社に寄った俺達

そっと目を閉じ、手を合わせる

佐久間くんのことが＿＿＿＿＿＿

目を開ける

まだ佐久間くんは目を閉じていた

.....................？

妙に動揺してる.....

そんな会話をしながら、 急な階段を降りる

横には2体の銅像が佇んでいた

かなり神秘的な光景だ

俺は早めに降りちゃった

振り向くと、

のんびり佐久間くんが降りてくる

その時だった

佐久間くんがつまずいた

いつもの俺だったら 反応できていたかもしれない

けれど咄嗟のことに、 体が動かなかった

ｺﾞﾁﾝｯ

頭を押さえてうめく俺達

2人同時に顔を上げた瞬間

同時に叫んだ

だって......だってｯ

目の前に....俺がいるっ！

これってつまり........

NEXT.....♡800