TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

8月1日

蒸し暑く照らされる太陽の光

うるさく鳴く蝉の声

もくもくと膨らむ入道雲

その先に見える澄んだ青色の空

少しかいた不快な汗で目が覚める

そして隣で寝ていたのは、

本来見えないはずの、私の二重人格、

奏という存在だった

でもそれは、"実体を持って、そこにいる"

そしてとても不思議で特別な夏が始まるのであった…

つむぎ

え、もしかして、

つむぎ

奏?

かなた

ん…

かなた

おはよう、紬

つむぎ

どうして、

かなた

不思議だよね、僕たちが会えるなんて

つむぎ

不思議だね…
でも、会いたかった

かなた

僕も体がもらえるなんて…

つむぎ

つむぎ

だ、だよね〜

つむぎ

今日、どうする?

つむぎ

どこか出かける?

かなた

それいいかも!

かなた

知ってる?

かなた

海中列車ってのがあるんだって!

つむぎ

なにそれ!聞いたことないかも…

かなた

行ってみない?

かなた

僕一人じゃ、行けないと思うし

かなた

元々、行けなかったんだから…

つむぎ

…!

つむぎ

うん!もちろん!

つむぎ

せっかくの夏休みだし!

かなた

じゃあ決まり!

かなた

ついでに二人旅でもする?

つむぎ

わぁ!いいね!

かなた

そうと決まったら準備していこう!

つむぎ

う、うん!

そして私たちは着替えて、荷物をリックに詰めた

そして海中列車について調べた

どうやら近くにある海の中を通ってる列車だとか…

かなた

よし、用意はどう?

つむぎ

うん、ばっちり!!

かなた

じゃあいこうか

つむぎ

うん!!

そして私たちの特別な夏が始まろうとしていた…

刹那に輝く特別な夏を。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

100

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚