マリ
皆でこうしてお泊まり会するのも悪くはないわね……
紫
あたしは初めてかな……こうして友達とお泊まりするのって……
爽音
まぁ……こういう機会なかったもんなぁ……
沙風蘭
先にお風呂入ってもいいかしら?
爽音
いいぞ……
恋文
じゃあ私も入るね……沙風蘭ちゃんわたしと一緒に入ろ!
沙風蘭
いっ……いいよ……
爽音
仲良いなぁ……あの二人
紫
夫婦って感じよね……
マリ
百合なのかもね……
紫
そういえばマリさん……前から気になってたんだけど……
マリ
何?
紫
マリさんってどうして高校生なのにこんなにお金稼げるの?
マリ
それはね……バイトとセラピー界での副業を重ねて稼げてるの……
紫
セラピー界のお仕事もなさってるのですね……それより……前々からずっと思ってたんだけど……マリさんって一体何者なんですか?
マリ
あっ……そういえば爽音以外には言わなかったわね……
沙風蘭
あら?マリさん?
恋文
なんかお話してもらうのかしら?
マリ
皆集まったわね……
実はあたし……昔エナジーエンジェルズのメンバーだったの
実はあたし……昔エナジーエンジェルズのメンバーだったの
紫
えっ!?
爽音
こんなマリ姉でも!?
マリ
失礼ね!
あたしはあなた達ぐらいの小学生の頃に謎のウィルゴンたちが現れてそこであたしはエナジーエンジェルズになってそれから……どんな敵でもやっつける正義のヒロインだったのよ……
あたしはあなた達ぐらいの小学生の頃に謎のウィルゴンたちが現れてそこであたしはエナジーエンジェルズになってそれから……どんな敵でもやっつける正義のヒロインだったのよ……
紫
そうなんですか……
マリ
あたし……あなたたちみたいに変身出来ないのよ……出来るとするなら許可貰わないと……
爽音
どうしてなんだ?
マリ
それは、あたしはエナジーエンジェルズを卒業したからなの……
紫
卒業ってあるんですね!
マリ
まぁ……エナジーエンジェルズは何年も活躍出来るものでは無いの……おそらくあなたたちも2年後ぐらいに卒業する日がやってくるのよ……
紫
えっ!?
マリ
2年経過したらもう変身は出来ないのよ……それが卒業生のお約束だから……
紫
そうなんですか……
爽音
じゃあ……あたしたちの次に誰が?
マリ
それは、あなた達が誰を継いで貰いたいか決めてもらうのよ……それでエナジーエンジェルズは次期候補としてやっていくの……
紫
そう……
爽音
よし!あたしたちもエナジーエンジェルズとしてあいつら倒してやるぞ!そして良い先輩としてエナジーエンジェルズの候補生決めてやる!
マリ
それより先にウィルゴンを倒す事ね……
紫
そうですね……奴が現れた際にあたし達がなんとか倒さないと……
カイン
ケタミンの奴!あいつ逃げやがって!
あんたのせいでこっちはズタボロよ!
あんたのせいでこっちはズタボロよ!
ヘロイン
まぁまぁそんなに怒るなって……
カイン
うるさいわね!あたしはあんた達のために頑張ってんのよ!本当に使えない奴らばかりだわ……
ヘロイン
それなら……俺がやって引き受けても構いませんよ!
カイン
じゃあ……お言葉に甘えて……この仕事頼んでいいかしら?
ヘロイン
いいですよ……俺に任せてくださいって……
カイン
エナジーエンジェルズ……お前たちを消滅してやる……
荊真理!
お前を突き飛ばしてやる……
荊真理!
お前を突き飛ばしてやる……
爽音
ごめんなさい!あたしが悪かったよ……ねぇっ!あたしいい子にするから……だから許して!
父
そんなことで許せるかよ!( '-' )ノ)`-' )ベシッ
爽音
お父さん……
父
お前は家に入っちゃダメだ!大人しくここにいろ!
爽音
はっ!?
紫
どうしたの爽音……
爽音
なんでもない……ちょっと悪夢を見て……
爽音
「あの時のあたしって……辛くて思い出したくない……」
マリ
爽音……大丈夫?
爽音
うん……ちょっと眠れなくって……
マリ
そう……
爽音
マリ姉……あたしのこと1番の家族でいてくれるよね……
マリ
もちろんよ……爽音……だってあなたは義理だけどあたしにとっての大事な妹よ……
爽音
マリ姉……ありがとう……
あたしを拾ってくれて……
あたしを拾ってくれて……