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情意投合

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情意投合

3 - 情意投合 3話

♥

59

2019年08月28日

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前回のあらすじ

三年生の最後の大会が5月から始まるのだが、部員も足りないし、監督も居ない。このままでは試合にエントリーすら出来ない。そこで、奏太が一勝プロジェクトを提案し、赤木を中心に実行することになった啓介だった。

二人は部員を集めることが出来なかった。

そして、放課後。

練習の前にプロジェクトの成果を発表しなければならない。

啓介

はぁ~、全然ダメだったぁ。

奏太

そうだね…。

奏太

でも、キャプテンが成功してたら、一応、試合には出れる。

奏太

だから、一旦落ち着こうぜ❗

啓介

そうだな。

すると、赤木が体育館に入ってきた。

赤木先輩

お❗

赤木先輩

こんにちは。

啓介

こんにちは❗

奏太

こんにちは❗

赤木先輩

一勝プロジェクト、どんな感じ?

啓介

正直に言います。

啓介

全然ダメでした。

赤木先輩

そうか…。

赤木先輩

やっぱ、A高校は普通の学校生活を送りたい人ばかりだったか。

赤木先輩

でも、心配するな。

赤木先輩

俺も全然ダメだった。

啓介

え…。

奏太

そんな…。

赤木先輩

でも、まだ諦めてないからな❗

赤木先輩

絶対絶対、須藤を戻して見せる❗

啓介

俺達も頑張ります❗

赤木先輩

おう❗頑張れよ❗

すると、板倉も体育館に入ってきた。

板倉の後ろには、知らない人がいた。

啓介

先輩、その方は…。

板倉先輩

紹介しよう❗

板倉先輩

新しい監督だ❗

奏太

え~❗

赤木先輩

板倉❗良くやったな❗

板倉先輩

ま、当然だけどね。

板倉先輩

さ、監督、自己紹介お願いします❗

栗山監督

俺は栗山 敦己だ。

栗山監督

これから、A高校のバスケ部、監督になるから、宜しくな❗

栗山監督

何か、質問はあるか?

啓介

はーい❗

啓介

あの、何歳ですか?

栗山監督

25歳だ。まだまだ動けるぞ❗

栗山監督

はい、他❗

奏太

はい❗

奏太

あの、彼女は…

栗山監督

それは、ご想像にお任せする❗

奏太

(絶対居ないな)

栗山監督

他はないのか?

板倉先輩

あの、バスケ経験者ですか?

栗山監督

高校までやってたぜ。

赤木先輩

何高校なんですか?

栗山監督

C高校だぜ。

赤木先輩

え~❗

赤木先輩

あ、あの伝説のC高校❗

啓介

伝説?

赤木先輩

知らないのか?

赤木先輩

7年前の全国大会。

赤木先輩

全く無名の高校が全国大会に行って

赤木先輩

準優勝したんだよ❗

啓介

へぇ❗そんなに凄い高校なんですか❗

奏太

確か、C高校は岩切 悠生選手の母校ですよね❗

栗山監督

そうだぜ❗

栗山監督

しかも、同級生なんだ❗

奏太

えええ❗そうなんですか❗

栗山監督

あいつは本当に努力の天才だったなぁ❗

栗山監督

あいつのおかげで準優勝出来たんだから❗

啓介

へぇ❗

啓介

(やっぱ、お兄さんは凄いや)

栗山監督

ま、質問はこんなもんか?

栗山監督

じゃあ、宜しくな❗

啓介

はい❗

奏太

はい❗

赤木先輩

はい❗

板倉先輩

はい❗

赤木先輩

(後は須藤だけかな)

赤木はまた、須藤にLINEをした。

赤木先輩

須藤❗

赤木先輩

今日、監督が出来たんだ❗

赤木先輩

後はお前が帰ってきてくれるだけでいいんだ❗

赤木先輩

だから、お願いだよ❗

赤木先輩

帰ってきてくれないか❗

須藤先輩

何言ってるんすか?

須藤先輩

俺はもう、戻りませんよ。

赤木先輩

須藤…

赤木先輩

お前、バスケ好きじゃなかったのかよ❗

須藤先輩

はい?

須藤先輩

だから❗

須藤先輩

もう、バスケなんか…

赤木先輩

思い出せよ❗

赤木先輩

お前がバスケ部に入ってきたときのことを❗

赤木先輩

お前の目は凄い輝いてたじゃないか❗

赤木先輩

その須藤はどこにいった❗

赤木先輩

どこに行ったんだ❗

須藤先輩

もう、ほっといてくれませんか?

赤木先輩

一試合でいいんだ❗

赤木先輩

最後の大会、出てくれよ❗

須藤先輩

ごめんなさい、俺、用事があるので❗

須藤先輩

では。

赤木先輩

俺は待ってるからな❗

須藤先輩

何が待ってるからなだよ❗

須藤先輩

もう、バスケなんか…

須藤先輩

俺はやらないからな❗

そう言うと、須藤は棚を叩いた。

すると、アルバムが落ちてきた。

須藤先輩

なんだ?これは…。

そのアルバムは、バスケの思い出が詰まっていた。

須藤先輩

そうだった。

須藤先輩

俺には、兄ちゃんが居たんだ。

須藤先輩

昔、兄ちゃんとバスケしてたなぁ。

須藤先輩

でも、俺が中1のとき

須藤先輩

兄ちゃんはB高校のバスケ部でいじめに会い、

須藤先輩

自殺した…

須藤先輩

はっ

須藤先輩

それで俺の家庭は狂いだし、

須藤先輩

俺はヤンキーになったんだ❗

須藤先輩

くそ❗

須藤先輩

なんでこんなことを思い出したんだろう。

須藤先輩

もういいや。

須藤先輩

今日は寝よ。

須藤の兄

おい。龍馬。

須藤先輩

に、兄ちゃん?

須藤の兄

お前に伝えたいことがあるんだ。

須藤の兄

お前、バスケ好きなんだろ。

須藤先輩

…。

須藤先輩

いや、嫌い。

須藤の兄

何でだよ。

須藤先輩

バスケが兄ちゃんを殺したんだぜ❗

須藤先輩

なのに、兄ちゃんは嫌いじゃないの?

須藤の兄

ああ。

須藤の兄

俺が自殺したのはバスケのせいじゃない。

須藤の兄

それはバスケ部の部員のせいだ。

須藤の兄

でも、お前の入っているバスケ部は皆優しいじゃないか。

須藤先輩

…。

須藤の兄

それに、中学生の時、約束したことを覚えているか?

須藤の兄

一緒にプロバスケ選手になろうって❗

須藤の兄

俺はその夢を果たせなかった。

須藤の兄

だから、お前にはプロバスケ選手になってほしい❗

須藤の兄

それが俺の願いなんだ❗

須藤先輩

兄ちゃん…。

須藤の兄

お前の大好きなバスケを俺の代わりに楽しんでくれないか?

須藤先輩

分かったよ。

須藤の兄

ありがとな。

須藤の兄

じゃあな👋

須藤先輩

ま、待ってよ❗

須藤先輩

兄ちゃん❗

須藤先輩

兄ちゃん❗

須藤先輩

え?ここは俺の家?

須藤先輩

ゆ、夢だったのか…。

須藤先輩

そうだよな。

須藤先輩

俺は兄ちゃんと約束したんだ。

須藤先輩

一緒にプロバスケ選手になるって。

須藤先輩

なのに、なぜ俺はヤンキーになった…。

須藤先輩

キャプテン、許してくれるかな?

須藤先輩

俺、心を入れ換える❗

須藤先輩

兄ちゃんの分までバスケを楽しむから

須藤先輩

俺…

次の日

須藤は体育館に行った。

そこには…

なんと、ヤンキーが立っていたのだ。

須藤先輩

な、なんであいつら…

須藤先輩

は❗

須藤先輩

俺が頼んだんだ❗

須藤先輩

俺が潰せと言ったんだ❗

須藤先輩

と、止めないと❗

須藤先輩

おい❗お前ら❗

ヤンキー1

お❗須藤❗

須藤先輩

もう、やめてくれないか❗

ヤンキー1

なんで?

ヤンキー1

お前が頼んだんだろ。

須藤先輩

でも俺、ヤンキーやめるから。

ヤンキー1

は?

ヤンキー1

なんなの?

ヤンキー1

おい、新人❗

ヤンキー2

はい、なんすか?

ヤンキー1

こいつを押さえつけろ❗

ヤンキー2

かしこまりました~。

須藤はヤンキー2に押さえつけられた。

須藤先輩

やめろよ❗

須藤先輩

離せってば❗

ヤンキー1

さ、一発やりますか。

ヤンキー1が須藤を殴ろうとしたそのとき❗

啓介たち、バスケ部が全員来た。

赤木先輩

す、須藤❗

赤木先輩

どうしたんだ❗

須藤先輩

先輩…。

ヤンキー1

お前が赤木か。

ヤンキー1

こいつ、お前らを潰そうとしたんだぞ❗

板倉先輩

え?

啓介

潰す?

ヤンキー1

そうさ、お前らがバスケ出来ないようにな❗

奏太

最低ですね❗

啓介

そんな人、バスケ部員には、必要なしですよ❗

板倉先輩

やっぱり最低なやつだったな。

須藤先輩

ち、違うんですよ❗

板倉先輩

もう須藤の言うことなんか、信じるもんか。

須藤先輩

そんな…

ヤンキー1

さ、須藤、来てもらおうじゃないか。

須藤先輩

や、やめろよ❗

須藤はヤンキーに連れていかれそうになったそのときだった❗

赤木先輩

待てよ❗

赤木先輩

須藤を離せ。

ヤンキー1

はい?何言ってるんすか?

赤木先輩

須藤を離せって言ってるんだよ❗

ヤンキー1

でも、こいつはお前らを潰そうとしたんだぜ❗

ヤンキー1

そんなやつを助けると言うのか?

赤木先輩

確かに、潰そうとしたかもしれない。

赤木先輩

でも、須藤は仲間だから。

赤木先輩

須藤もバスケ部の一員だから❗

赤木先輩

連れていくなら、俺を連れていけ。

赤木先輩

殴りたいなら、俺を殴れ。

ヤンキー1

へぇー。凄い自信だな。

ヤンキー1

須藤の味方になるとか。

ヤンキー1

でも、そこまで言うなら、やってやろうじゃないか。

ヤンキー1

赤木、覚悟しろ❗

そう言うとヤンキー1は赤木の頬を思いっきり殴った。

赤木は倒れた。

啓介

きゃ、キャプテン❗

しかし、赤木は立ち上がった。

赤木先輩

これで、満足か?

赤木先輩

須藤を離してくれ❗

ヤンキー1

新人、絶対離すなよ❗

ヤンキー2

おっす。

ヤンキー1

まだやんのかよ。

ヤンキー1

そこまでやるんだったら、もうバスケなんか出来なくしてやる❗

須藤先輩

や、やめてくれ❗

ヤンキー1

お前は黙っとけよ❗

須藤先輩

全部、俺が悪いんだ。

須藤先輩

こいつらは関係ないんだ❗

ヤンキー1

まぁ、確かにな。

ヤンキー1

さ、ついてきてもらおうか。

赤木先輩

違う❗

赤木先輩

俺らは関係ある❗

赤木先輩

バスケはな、チーム全体が一丸となって戦うスポーツなんだ❗

赤木先輩

だから、一人の問題も皆で解決しなければならない。

赤木先輩

バスケ部員としてな❗

須藤先輩

先輩…。

ヤンキー1

あああ❗

ヤンキー1

もういいよ。

ヤンキー1

今日のところは帰ってやる。

須藤先輩

ほ、本当か❗

ヤンキー1

行くぞ❗新人❗

ヤンキー2

お、おっす。

そう言うとヤンキー達は帰っていった。

啓介

きゃ、キャプテン❗

啓介

頬に青アザが…。

赤木先輩

こんくらい、平気さ。

須藤先輩

キャプテン、ごめんなさい❗

須藤先輩

俺、こんなことをしましたが、

須藤先輩

バスケ部に戻らせてください❗

赤木先輩

須藤❗

赤木先輩

大歓迎だよ❗

奏太

須藤先輩、宜しくお願いします❗

啓介

須藤先輩~❗

板倉先輩

須藤~❗

須藤先輩

皆…。

須藤先輩

(やっぱ、バスケって最高😃⤴⤴)

赤木先輩

よーし、プロジェクト大成功❗

赤木先輩

後は地区大会に向けて、頑張るぞ~❗

啓介

お~❗

奏太

お~❗

板倉先輩

お~❗

須藤先輩

お~❗

それから、毎日練習を重ねて

ついに、地区大会の日。

目指すはまず一勝。

啓介たちは一勝を先輩にプレゼントすることが出来るのだろうか。

次回へ続く

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59

コメント

1

ユーザー

投稿が遅くなってしまい、申し訳ありません😫

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