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これは私が中学生の頃田舎のケンちゃんの家に遊びに行った時のこと
ケンちゃん
ゆい！待て！
ゆい
あはははっ
その日、私はケンちゃんと公園で遊んでいた
ゆい
ねぇ、なんか楽しいことない？
ケンちゃん
うーん😓
ケンちゃん
あ、探検しない？
ゆい
探検？
ケンちゃん
そう。この町のあちこちを探検して色々なものを見つけ出すんだ！
ゆい
面白そう！
ケンちゃん
じゃあ時間は2時間くらいでいい？
ゆい
うん
ケンちゃん
じゃあ二時間後にここに帰ってきてね
ゆい
はーい🙋
二時間後
ゆい
ただいま！
ゆい
て、あれ？まだケンちゃん帰ってきてない？
私はケンちゃんを探すことにした
ゆい
おーいケンちゃーん!!
ゆい
あ！ケンちゃんだ！おーい
ケンちゃん
………
ゆい
無視しないでよ!!
ゆい
ねぇってば！ねぇ、何見て………
ケンちゃん
ゆい……お前望遠鏡持ってるか？
ゆい
うん…まあ持ってるけど
ケンちゃん
それ、貸してくれ
ゆい
分かった
ケンちゃんは私の望遠鏡を覗いた
ケンちゃん
なんなんだ？あれは
その瞬間ケンちゃんの顔が真っ青になった
ゆい
ねぇ、何が見えるの？
ゆい
ねえってば！
ケンちゃん
…ワカラナイホウガ……イイ
ゆい
え？
そう言うとケンちゃんは走って家に戻って行った
ゆい
一体何が見えたんだろう…
ゆい
ん？なんだか白いものがくねくね動いてる！
ゆい
私も覗いて……
おじさん
おーい！
ケンちゃんのおじさんが走って私を迎えに来た
ケンちゃん
あの白いものを見たのか？
ゆい
いや、まだ…
おじさん
あの白いものを見てはならん！
ゆい
え？
おじさん
とりあえず家に戻ろう!!ケンの奴も帰っておる。
ゆい
はい…
おじさん
今帰ったぞ！
そこには変わり果てた姿で横たわっていたケンちゃんがいた
ケンちゃん
あはははっあはははっあはははっあはははっあはははっあはははっ
ゆい
ケンちゃん？
ゆい
なんで？
おばさん
ケンはくねくねを見たんじゃよ
ゆい
くねくね？
おばさん
この町にまつわる都市伝説のようなものじゃ
おじさん
ケンはここにいても苦痛だろうし、しばらくしたら森に放してやるのが1番じゃ
ゆい
え？じゃあもうケンちゃんとは会えないんですか？
おじさん
そうなるな
ゆい
………
数日後
ゆい
今日までありがとうございました。
おばさん
またいつでも遊びにおいで
おじさん
その時に見たケンはもうゆいちゃんの知っているケンでは無くなっているかもしれないけどね
ゆい
はい…
ゆい
では、また会いに来ます
おばさん
ああ。じゃあねゆいちゃん
おじさん
またな
ケンちゃん
あはははっあはははっあはははっ
ケンちゃん
（ゆい、もうお前と話すことは出来ないんだな
ケンちゃん
（伝えたかったけど、伝えられなかったな…
ケンちゃん
あはははっにははははははっ
ケンちゃん
（もうすぐ俺の体もこいつに乗っ取られる
ケンちゃん
じゃあな、ゆい
ケンちゃん
あはははっにははははははっあはっあはははっ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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