迅
何でお前、あんなところにいたんだ?
花梨
それは、分からないの。
璃空
どういうことだ?
晃樹
詳しく教えて欲しいな。
花梨
私、フツーに夜ご飯を食べてたの。そしたら、なんか、目の前がぐわんぐわんして、気付いたらここに居たの。
迅
お前のお父さん達は、何か変な薬を入れたんだろうな。
璃空
多分睡眠薬だよ。
花梨
私どうしよう。家には、帰れないしな。
迅
一緒にすむか?
晃樹
そうだね。ここのシェアハウスなら、部屋1つ余ってるし。
璃空
俺も良いよ。
花梨
え?何でシェアハウス何てしてるの?
晃樹
次期に分かるよ。花梨は、一緒にすんでも良いの?
花梨
皆が良いなら、その、居候させて欲しいです。
迅
そうか。じゃあ、明日休みだし、買い物行くか。
晃樹
さんせぇ!
花梨
なんで、何で皆そこまでしてくれるの?
迅
そりゃあ、友達だし?
璃空
俺達のメンバーに花欲しいしな。
花梨
めんばー?
晃樹
迅、言うの?
迅
良いよ。いずれバレるし。
花梨
?
迅
俺達3人は、YouTuberなんだ。いわゆるネット配信者ね。それで、まぁまぁリスナーさん増えたし、シェアハウスして、動画を投稿することになったんだよ。
花梨
へぇ。って、え!何かすごい人だ!
璃空
何かってなんだよ。まぁ、いいけど。
晃樹
迅、僕は、ここのグループに花梨を入れたい。ダメかな?
璃空
俺も同じ意見だ。
迅
それは、俺達が決めることじゃないだろ?花梨が決めることだ。
花梨
私は、私が決めるんじゃなくて、貴方達のリスナーさんに決めてほしい。
花梨
私が勝手にはいって、リスナーさんが減ったりしたら、私は、困る。
璃空
なんで、花梨が困るんだよ(笑)
迅
今度、生放送がある。そのときに、投票を行うよ。それでいいね。
晃樹
どっちの反応であれ、この家に住んでもらうよ。メンバーじゃなかったら、う~ん。家政婦さん的な?
花梨
どっちでも良いよ。
迅
じゃあ、今日は寝るぞ。明日、買い物に行こう。
璃空
なぁ、今更だけどさ、ベット無くね?
花梨
私、ソファーで良いよ。
晃樹
いや、僕がソファーで寝るよ。僕の部屋で寝て。
花梨
でも落ち着かないから....
迅
晃樹、そう言ってるんだ。お前は部屋で寝ろ。じゃあ、おやすみ。
皆
おやすみー