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~らいおんくんの過去~

テヒョン

(はぁ...最近面白いことないなぁ...。)

女だってすごい寄ってくるけど、全く興味ないし。 グガは、毎日女抱いてるらしいけどな。

テヒョン

なぁグガ、お前毎日女抱いて楽しい?

グク

楽しいっていうか、面白い

テヒョン

俺もやってみよっかな...

グク

え...兄ちゃんやめといた方が...絶対激しくしそうじゃん

テヒョン

え...意味わかんない

グガが言うには、女は甘くておいしいとか言うけど全く理解できない。 中二の頃の俺は、特に何も興味がなく、つまんない日々で。

親友のホソクと、毎日つまんねぇなって話をよくしてた。 そしたら急にホソクが、

ホソク

なぁテヒョン。俺らたくさん喧嘩してヤンキーのグループ的なの作らねぇ?

って目を輝かせながら意味不明的なことを言ってきたから、

テヒョン

面白そうだし、やる!

こんな感じで、俺らの楽しい毎日が始まった。

俺らは元々喧嘩が強くて、2人でよく喧嘩売ってきたやつらに勝ちまくって、 かなり有名になってたらしく、たくさんの人たちが、 俺らのグループに入っていった。

俺がリーダー、ホソクが副リーダーになった。

テヒョン

ホソク...いつのまにこんなに大人数になったんだっけ?

ホソク

俺らが強すぎていつのまにかね

まぁ手下でも年上とかいるけど、800人以上が俺らの仲間になった。 強くて有名なミンユンギがリーダーであるユンギ会とも何回も喧嘩しあった。

ユンギとも仲良くなって、みんなボロボロになった後は、普通に仲良くて。 ユンギとも敵であり親友として、よく遊んでいた。

そしてある日、またユンギから喧嘩の申し込み。

あの古い倉庫に明日の4時。

そう書いてあった。

ホソク

...喧嘩申し込まれてるのか?

テヒョン

多分そういうこと...じゃない?ユンギと喧嘩久々な気がする。

少しテンションが上がる。 みんなにもこれを報告すれば、暴れまわるぜ、なんてテンションが高い。

でも、悪夢が起こってしまうなんて。

_________俺のお母さんは、俺のことを心配していた。

お母さん

テヒョン、顔の傷...。

テヒョン

お母さん心配しないで、大丈夫だから

お母さん

もう...喧嘩なんてやめなさい

テヒョン

俺がやりたいこと...なんでやっちゃだめなの?

お母さん

危ないからよ...グクみたいに、普通に生きて

女を抱きまくることが、普通に生きてくってことなのかよ...

テヒョン

俺...何もやりたいことが見つからないんだよ。人生つまらない。
これが一番楽しいんだよ。

少し強めな言い方になってしまった。

お母さん

...わかったわ

...なんでそんな俺のやることに文句なんて言われなきゃ...。 お母さんは、俺に厳しすぎる。

確かに、喧嘩ばかりじゃ危ない。 けど、俺はやりたいことがないんだよ他に。

グガみたいに、女を抱くのもつまらない。 2回ぐらい抱いたことはあるけど、女が演技してるっぽい声を出して、 気持ちよくなるだけ。

グガは、女は甘くておいしいとか言うけど理解できない。 勉強もつまらないし...スポーツだって元々できる方だけど、面白くない。

喧嘩が1番楽しいんだよ俺は。

月曜日の4時、俺は家から出て、ユンギに呼ばれたところに行こうとした。 ...けど、

お母さん

テヒョン...どこへ行くの?

テヒョン

...関係ない

お母さん

行かないで

テヒョン

...無理だから

そう一言残して、ユンギ会がいる倉庫に向かった。

ユンギ

...テヒョンきたな

テヒョン

ユンギ、喧嘩は久しぶりだな

ユンギ相変わらず、女3人ぐらい連れ込んでるんだな。 俺も、可愛いとか思える女ができればいいのにな、 まぁ、一生できないだろうけど。

ホソク

みんな揃ったんだ。そろそろ始めるか?ユンギ

ユンギ

...あぁ。

その瞬間ユンギの方と仲間と、俺の方の歓声。 俺もテンションが上がってきて、はじめるかって言おうとした時だった。

お母さん

テヒョンだめっ...

お母さん...?倉庫のドアの方を見れば、

テヒョン

...なんでいんの

お母さん

喧嘩なんて受けちゃだめよ、やめなさい

まわりはシーンっとしていて、なんとも言えない雰囲気。

そんな時だった。 ユンギの方の仲間がお母さんに向けて、ナイフを投げた。

ユンギ

おい、...ばかっやめろっ!

ユンギの声が、倉庫に響く。

俺が、こうさせた...のか? お母さんにナイフが刺さって、血が飛び散る。 お母さんはその場で崩れ落ちた。

テヒョン

...え?

状況が理解できない。 どうしてお母さんから血が飛び散ってる..? どうしてお母さんは倒れてる?

俺がもう喧嘩をやめれば、こうならなかった...?

気付いた時には、ナイフを投げたやつを思いっきり殴っていた。

ホソク

テヒョン...っそれ以上...殴っちゃだめだ...死んじまう...

そんなの全く耳に入らない。 俺の仲間はみんな俺のことを考えてか、ずっと動かない。

何も考えれない。 ただ無心にそいつを殴っていた。

おい、テヒョン...俺らの仲間を...っ

なんて言って俺に殴りかかりにくるユンギの仲間。

ユンギ

おい...だめだやめろ!!

ユンギがそう叫んでも、そいつらは殴りかかりにくる。 気付いたら、5人全員気絶していた。

ユンギ

テヒョン...俺の仲間がすまない...その

テヒョン

俺のお母さんを殺したことか?

ユンギ

...っ

ははっ...これを招いたのは俺のせいかよ。 俺が...俺が...

テヒョン

...てめぇら全員死ねよ

後からホソクに聞けば、俺はその時何もかも失ったような顔をしてたらしい。 ユンギのチーム全員を、怒りに任せて傷つけまくっていたらしい。

ユンギの背中にも、ナイフで傷をつけたらしい。 何人もが病院に行ったんだとあとから聞いた。 気付いたら、警察に補導されていて。

ユンギ、あんな謝ってたくせに、結局自分の親に揉み消してもらったらしい。

ははっ、クズなやつ。

俺は1人...殴り殺してしまったから...少しの間少年院に。

ホソク

俺のせいだ...俺が誘わなければっ...

なんてホソクは言うけど、そんなことない。 ホソクは悪くなんてない。

グガは、母さんが死んだって聞いた瞬間、崩れ落ちた。

俺のせいだ。 お父さんは...何も言わず俺の頭を撫でた。 お父さんの目は揺らいでいて、怒りが込められているように見えた。

...俺のせいで、全部崩れてく。

お母さんは、もう戻らぬ人。 それが夢ではなく現実だと気づいてしまった瞬間、涙が止まらなかった。

俺があの時、お母さんの言うことを聞いてれば。 俺があの時、あの時...。

後悔することが多すぎて、大切なものは失ってから分かる。 その通りだなんて思った。

テヒョン

...ははっ

1人で色のつかない笑いを浮かべて、 お母さんとの綺麗な思い出を思い出しては、涙を流した。

俺はその後、グガ以上に女を抱き始めた。 無心になれるから。 誰の喘ぎ声にも、興奮なんてものはなかった。

ただ俺が気持ちよくするだけ。気持ちよくなるだけ。 何も楽しくないけど、なにも考えずに済むから。 女ってつまんねぇ。可愛いとか言うけどなんも可愛くねぇ。

俺は顔がいいから自分から誘わなくてもあっちから寄ってくる。

あー、考えたくない現実を消すためにありがとう、 名前も分からない女達。

この最悪の土地から引っ越すことになって、 俺はこの街にいい思い出はないし、 ホソク以外には仲間にも誰にも言わず、新しい家に引っ越した。

新しい家族...新しい母...新しい姉... 新しい母とか...嫌な気持ち。

ホソクは、

ホソク

俺はお前について行く、お前と同じ高校受けるからな

って同じ高校。 ホソクがいると、支えになるな。

ここの地域では、俺はかなり知られてるらしい、 けど誰も顔は分からない、そうなっているらしい。

新しい母と父は、すぐ外国に行くらしい。 姉...どんな人なんだろう。

新しい母と義理の姉に会ってみれば、すぐ新しい母と父は外国に行ったから、 特に関りはない。

...これが義理の姉? すごい地味だなー...毎日女連れ込んでも何も言わなそうだな。

トイレの場所を聞きに姉の部屋へ。

○○

あ、はいどぞ

...さっきの地味な姉?すごい可愛くなってる...

テヒョン

ねーちゃんトイレど...かわいい

なんて無意識に可愛いって言ってしまった。 てか、なんで涙目で顔真っ赤...?

色気ありすぎだろ...。 そしたら机に...ローターのスイッチ? ...まさか。

テヒョン

...ねーちゃんこれ何?

そう聞けば焦るねーちゃん。 やばい、可愛い。

テヒョン

スイッチつけてみよっかな~

そう言ってスイッチをつければ、

○○

だ、...らっらめぇ...切っ...て?

...すごく、ドキドキした。 初めて女の喘ぎ声で、背中がゾクゾクした。 俺のこと...らいおんくんって呼ぶんだ...かわい。

オナ配信してて、そん時は可愛くしてて、でもいつもは地味って... どんな人だよ... 気になる...。

てかねーちゃん...敏感すぎ。 そんで可愛いし、なんでねーちゃんの喘ぎ声だけ興奮するんだ? しかも...すんごい甘そう...なんて思う自分がよく分からない。 うわぁ...なんでだろう、顔のレベルが高い女なんて何人も見てきた。

なんで可愛く見える? 雰囲気とか、その潤んだ瞳、なんでこんな可愛く... 女を抱きたくなるってこういうこと? 女を可愛いって思うってこういうこと?

義理の姉... 目が大きくて潤んでて、嘘ひとつない綺麗な目で。 吸い込まれそうなぐらい美しい。

この人だけは傷つけちゃいけない、なぜかそう思った。 俺と違って、なんて綺麗で儚いんだろう...

テヒョン

これからはもっと俺がねーちゃんを気持ちよくしてあげる

お母さん、義理の姉ができました。 とてもとても、嘘偽りのない綺麗な瞳で、 守ってあげたくなるような、女の子でした。

~らいおんくんの過去 終わり~

らいおんくんとねーちゃん。

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