コメント
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今日もありがとうございます……🙏🏻😭
生徒
生徒
生徒
クラス
ザワザワ……
やっと終わったぁ……っ! とは言え今日は色々あったから普段よりかは時の流れが早く感じた。
ぺいんと
らだお
ぺいんと
今日は俺の入っている剣道部は休みだが、しにがみくんの演劇部、クロノアさんの弓道部、トラゾーの科学研究部はあるので3人とは帰れない。
まぁ剣道部は普段から遅くまでやることが多い部活の1つだから、帰り道は基本1人だった。
らだお
ぺいんと
丁寧に教科書やノートをリュックに入れているらだおに置いていかれぬよう荷物を詰め込む。
部室にある冷蔵庫に入れる用のスポドリ今度買ってこないと…
らだお
ぺいんと
ぺいんと
らだお
学校を出て人通りが無くなって来た頃になってやっと普通の喋り方になった。 やっぱり緊張してたとかなのかな?
ぺいんと
らだお
ぺいんと
らだおに俺の部活の話してないと思うんだけど……?
らだお
なんか分析の仕方がプロだわ……
ぺいんと
らだお
らだおは学校での笑い方とは違って自然な笑い方に戻っていた。
ぺいんと
らだお
え、何?今俺らだおが笑ったのを見てドキッとした…? 嘘だろ……?
ぺいんと
今、自分の顔が熱を持っているのが分かる。 今見られたらまずいので、顔を逸らす。
らだお
ぺいんと
いわゆる 顎クイ をされ、思わず立ち止まる。 立ち止まるのが1歩遅れて距離が縮まり余計恥ずかしい。 鼓動が早まり、心音が五月蝿い。
らだお
らだお
顔をまじまじと見られた挙句、おでこに手をやられて熱を計られた。 こいつわざとやってんのか…?
ぺいんと
らだお
手を離された後も胸の高鳴りが止まらない。
らだお
ぺいんと
らだお
あぁもう…… 照れてるこっちがバカみたいだ。
それから数十秒の長い沈黙が続いた。 すっごい気まずい…
何か話を振らないと…
ぺいんと
らだお
ぺいんと
エグすぎる…人間じゃねぇ… てか人間じゃないのか…w 辞書を暗記するなんて到底出来やしない、中途半端な努力じゃ出来ないすごいことだと思う。
ぺいんと
らだお
らだお
そう言うとらだおは泣き出してしまった。 体調悪いのかな…!?
ぺいんと
らだお
誰にも褒められずにここまで頑張って来たなんて本当に凄いと思う。
ぺいんと
そう言ってらだおの頭を撫でる。 今はこれが正解な気がした。
ぺいんと
涙を拭いながら歩くらだおを連れて公園のベンチに座る。
そして暫くらだおの背中をさすっていると、らだおの呼吸が整ってきたのが分かった。
ぺいんと
らだお
ぺいんと
ぺいんと
らだおと仲良くなりたい、という一心で言っちゃったけどキモくなかったかな…?
らだお
凄い勢いで、目を輝かせながら言ってくるらだおの姿に思わず笑いが込み上げる。
ぺいんと
らだお
少しムスッとしている顔が余計面白くってツボに入る。
ぺいんと
らだお
そう言うらだおの顔にも笑顔が戻っていた。
らだお
ぺいんと
らだお
ぺいんと
ぺいんと
もっと仲良くなりたい、人間じゃないらだおの色々な話が聞きたい、という好奇心から言ってしまったが、嫌だったろうか…?
らだお
ぺいんと
らだお
ぺいんと
ぺいんと
ベンチからたって、降ろしていたリュックを背負い、再び通学路に戻る。
らだお
ぺいんと
らだお
ぺいんと
らだおといると時間の流れが早い気がする。
その理由を考えていると、すぐに家に着いてしまった。
ぺいんと
呂戊太
ぺいんと
小学校の方が終わる時間が早いので、俺の帰りをしっかり待っていた愛しの弟の呂戊太を褒める。
呂戊太
俺の家は母親が呂戊太が幼い頃に他界、父親は刑事で単身赴任していて親が基本いない。
だから、兄の俺がしっかりして呂戊太を幸せにしてやるんだ。
呂戊太
ぺいんと
小学生の歪んだ幼く可愛らしい字を何とか解読して丸をつける。
ぺいんと
呂戊太
ぺいんと
呂戊太
ぺいんと
呂戊太
ぺいんと
呂戊太
呂戊太はそう言って浴槽へと走っていった。 俺の弟優しすぎだろ…! 可愛いし優しいとか最高か?
呂戊太
ぺいんと
呂戊太の寝かしつけも終わったので、後は宿題をするだけだ。 部屋の電気を消して、自分の部屋に行く。
ぺいんと
ぜんっぜん集中出来ない。 勉強しようとしても今日のことばっかり思い出してしまう。
照れてたらだお可愛かったな……
ぺいんと
ぺいんと
呂戊太が寝てるんだった、静かにしないと…
らだおが可愛いって正気か俺!? 相手は男…なんだし……
それに、相手にも迷惑だし……
何しょげてんだろ俺……
ぺいんと
今日はもう寝よう。 きっと色々あって頭が混乱してるだけだ。 きっとさっきの感情だって気のせいだ。
寝るまでずっと、彼の笑顔が頭から離れなかった。