Attention
こちらは腐向け、nmmn作品になっております。
smsn、流血表現(病みsnrさん)あります。
地雷の方、意味がわからない方などは回れ右、自衛お願いします😖
それでもいいよ!という方はどうぞ✨
sm
sm
sm
いつも通りの誘いの言葉を、指でとんとんと仕上げて
なるべく仕事中の邪魔にならないよう、11時頃LINEを送る。
今日は早いって言ってた気がするし、既読はすぐ付くはず。
センラさんは通知音きたらすぐ反応するタイプの人やからね。
sm
おかしい。何かあったんじゃないか。事故にあってたら?倒れてたら?
色々な不安が頭の中を駆け巡る。
俺はちょうど名古屋にいる。だったら会いに行けばいい。
…そうだ、家に行けばいいんや!
ピーンポーン……
ピーンポーン……
ピーンポーン……
sm
事前に渡されてあった合鍵を使い、ガチャン…とゆっくり開ける。
sm
sm
玄関にはセンラさんの仕事用の靴、鞄が綺麗に並べられてあり、
明かりはついている。
そのため、家にいる事は明らかだ。
sm
何度名前を呼んでも、返事は返ってこない。
探すしかないのか…。
sm
その次に風呂場、キッチン、トイレ、録音室など色々見たがいなかった。
最後に残るのは、寝室。
sm
コンコン、とノックをし中にはいると
目に入ったのは、ありえない状況だった。
sm
センラさんが倒れていたのだ。
だが、倒れているだけじゃない。
まわりにはカッター、包帯、そして沢山の血と薬。
その物達であふれかえった部屋のベッドの上に、横たわっていた。
ゆっくり一歩、一歩と足を近づけると、
案の定、綺麗な左手には大量の赤い線。
sm
ゆらゆら、と左手に手がつかないように肩を揺らす。
snr
sm
snr
snr
sm
傷をゆっくり指差し、それと同時に床に散らばったカッターや包帯、薬なども指差す。
snr
sm
snr
sm
sm
それ程辛い事があって、こうなってしまったとしか思えない。
だってセンラさんは、いつも笑顔で皆の悩みを聞いて…すごくいい人。
……でも、そんな事言ったら怒られるな。
笑顔の裏に、悲しい辛い気持ちを背負っていたのかもしれない。
気付けなかった俺自身、彼氏失格だなと思った。
snr
少し黙り込んだ後、小さな声で話しだした。
snr
sm
snr
snr
snr
snr
snr
snr
snr
snr
snr
snr
snr
snr
snr
sm
センラさんの腕の傷の理由は、俺にもあった。
……そうや。俺が悪い。気付けなかった、俺が悪い。
いつだって笑顔でまわりに接して、たまに口は悪いし当たり強いけれど。
そんな優しい笑顔の裏にある感情に気付けなかった。
センラさんの心に少しでも俺がいれば…なんて
自分の事しか考えていなかった。
snr
sm
snr
sm
snr
sm
sm
sm
snr
sm
ゆっくりと顔を上げると、目に入ったのは本当の笑顔。
snr
snr
snr
snr
snr
snr
sm
sm
snr
sm
snr
その姿を想像したのか、センラさんはぱあ…!と顔を輝かせる。天使かよ。
sm
snr
sm
sm
snr
snr
sm
普段言わない言葉が唐突に飛んできた。それも、可愛らしい笑顔で抱きつきながら。
もうその行動が可愛くて、存在自体が愛しくて、
やっぱり俺には、この人しかいないんだなあって
この人しか、見えてないんだなって実感した。
ごめんね。これからは絶対、こんな思いはさせんよ。
だからずっと、俺の横で笑っていてください。センラさん。
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛