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主
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主
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主
主
主
※BL ※中太 ※時間軸18歳？ ※太宰治の本名が出ます ※中原先生可愛かった
主
主
太宰 治
中原 中也
並んで歩く二人。 中也が太宰を睨む。
太宰 治
中原 中也
太宰 治
太宰 治
口元に人差し指を当て、黒笑を浮かべる太宰。
中原 中也
太宰 治
中原 中也
太宰 治
中原 中也
太宰 治
其の時、太宰の右腰に強い衝撃。
子供が走って来て、打つかった様だ。
太宰 治
其の子の母親だろうか。急いで駆けて来る女性。
太宰 治
太宰が怒って居ない事を察すると＿其の包帯だらけの容姿の所為だろうか＿早急に立ち去ろうとする女性。
太宰 治
太宰の驚いた表情は親子には見えなかった様で、直ぐに姿は見えなくなる。
中原 中也
太宰 治
中原 中也
中也が彼を覗き込むと、びくりと我に帰った。
太宰 治
眼を逸らし、明らかに動揺する太宰。
中原 中也
太宰 治
中原 中也
太宰 治
太宰 治
包帯の巻かれた腕が震える。
左腕を、ぎゅっと強く握り締める太宰。
太宰 治
太宰 治
太宰 治
中原 中也
太宰 治
隠す理由なんて無い筈なのに、頑なに云おうとしない太宰。 中也はそれ以上踏み込むのを諦めた。
太宰 治
太宰 治
太宰 治
太宰 治
中原 中也
自身を嘲笑する様な笑みに、中也が如何云う態度をとって良いのか分からなくなる。
太宰 治
中原 中也
太宰 治
中原 中也
太宰 治
中原 中也
中原 中也
太宰 治
暫し瞠目する太宰。
中也は居た堪れなくなった様に再び歩き出した。
太宰が、声を落とす。
太宰 治
誰に向けた物なのか、其の顔は泣きそうな子供の様だった。
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
終
