テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
9件
めっちゃ良かったです🤦♀️💓 フォローとブクマ失礼します🙇♀️
最高!
ブクマ失礼します
沢山の通知には、気がつけなかった
ころん
グループLINEから4件のLINEがきた。
グループLINEのアイコンには、楽しそうに笑っている6人が映っていた
たぴちゃん
ころん
寝起きだからか、力弱く話す
「さとみ」と大きく書かれた文字の下には、スライドで応答と書いてある
電話だった
ころん
さとみくんからの電話はなり続けた
僕の気配しかない部屋に、着信音が響き続ける
ころん
僕は静かに、拒否ボタンを押した。
また、リスカの事を言われるんじゃないかって、怖かったから
その後は、電話もかかってこなかった
メンバーからのLINEに既読を付けないため、機内モードでLINEを開く。
「動画が上がっていない」という事実に驚き、急いでパソコンと向き合う。
動画は上がっていなかった
急いで溜め録りしておいた動画を出す
動画の最後には、「すみません、寝てました」と付け加えた
ころん
へなへなと床に尻餅をついた僕の周りを、たぴちゃんが走り回る
ご飯だ,と気が付いた僕はドックフードをお皿に盛った
ふと、Twitterのことが気になった
YouTubeのコメント欄が荒れていたから
YouTubeにはどんどんコメントが上がっていく
だから、Twitterをみた
初め,Twitterを見た時は凄くびっくりした
まさか、トレンド一位が僕の事なんて
ほとんどは、アンチコメントだった
凄く、嫌だった。
アンチコメントはともかく、初めてのトレンド一位を、こんな形で取るなんて。
ころん
ころん
あたりを見回すと、すっかり赤黒く染まったカッターを見つけた
カチャッ
カッターを手に持つと
シュッ……ポタポタ…ッ
ころん
ザクッ……シューッ…ポタッ
ころん
ころん
僕の腕から流れ落ちた血溜まりの上に、目からこぼれ落ちた雫が落ちていった