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前回のあらすじ

更なる強さを手にすべく、マスターの試練に挑むごめんね。ついにウィザーとエンダードラゴン、2体のボスを討伐し2つの試練を突破した。 残る試練は1つ・・・果たして、最後の試練を突破することはできるのか⁉︎

それでは本編どうぞ‼︎

ごめんね

ふぅ・・・休憩はそろそろ終わりでいいかな

???

えっ、もう?

ごめんね

はい、身体が落ち着かなくて・・・

???

そっか・・・じゃあ、最終試練いっちゃう?

ごめんね

・・・お願いします。

???

分かった。最後の試練は、さっきも言ったけれど・・・

私と勝負をして勝つこと。

ごめんね

・・・(マスターに勝つ、ね・・・正直、どれほどの力かは全く分からないけど・・・今の私にできることを・・・)

スタッ

???

・・・こうして、目の前で対面するのは初めてね。

ごめんね

・・・(これがマスター・・・至る所が覆われていて、顔もよく見えない・・・でも、恐れられていると言う割には人型に近い感じ・・・もしかして人型の魔物?)

???

それじゃあ、始めよう。

バババンッ‼︎

ごめんね

⁉︎

サッ

ごめんね

・・・(凄まじい早撃ちね・・・明らかに普段から鍛えてるとしか思えない狙撃能力・・・)

ごめんね

銃撃ですか・・・センスある攻撃ですね。

ごめんね

でも・・・私だって負けられない‼︎

バババンッ‼︎

サッ

???

・・・(何だこの弾は・・・見たことがない・・・でも、肌を焼くような熱い感覚は・・・もしかしてレーザー⁉︎)

???

・・・(それに、ごめんねのあの武器・・・どこかで・・・)

ごめんね

喰らいなさい‼︎

バゴォォォォン‼︎

???

あぶないっ‼︎

???

初っ端から手加減はしてないみたいね。それにこれ程の狙撃スピードと精度・・・

バァァァン‼︎

ごめんね

・・・(さすがマスター、狙撃能力は異次元・・・フルスピードで動かないと、確実に撃たれる・・・‼︎)

バババンッ‼︎

ごめんね

⁉︎

ごめんね

弾丸が・・・全て弾かれた・・・⁉︎

???

甘いね。それだけでやられるほど弱くはないよ。

ごめんね

‼︎

???

確かにあなたの狙撃能力は凄まじい。でも、一つの力に特化していても、戦闘で勝つことはできない。

???

それに・・・こういった戦闘では、技術だけが全てではない。

???

あなたは、何のためにここに来たの?

ごめんね

そ、それは・・・

バァァァン‼︎

ごめんね

うぅっ⁉︎

ごめんね

まずい、撃たれた・・・

ごめんね

・・・(しかもこれ、実弾じゃない・・・マスターは、本気で・・・)

???

・・・

ガチャッ

ごめんね

あ、ああ・・・

ごめんね

こ、ここは・・・

イズヴィニー

あっ、あれって・・・ごめんね⁉︎

ごめんね

お姉ちゃん⁉︎

ごめんねの父

ごめんね‼︎久しぶりじゃないか‼︎

ごめんねの母

いや〜、知らないうちにこんなに大きくなって・・・

ごめんね

お父さん・・・お母さん・・・

イズヴィニー

一人にしちゃったことは本当にごめん・・・でも、生きていてくれて、またこうやって会えて、本当に嬉しい・・・‼︎

ごめんね

えーっと・・・あの・・・

ごめんねの母

?

ごめんね

こんなこといきなり聞くのもなんだけど、お父さんとお母さんって、もう・・・

イズヴィニー

・・・

ごめんねの母

ごめんね・・・まさか・・・

ごめんねの父

そうだったのか・・・いや、もうこのことは話すべきだな。

ごめんねの父

いいかごめんね、正直に言おう・・・
お父さんとお母さんはもう、君のところに来ることはできない。

ごめんねの母

私たちが遠くに依頼で行った時のこと覚えてる?あの時、私たちはとある怪物に・・・

ごめんね

「ヤマタノオロチ」でしょ。

ごめんねの父

⁉︎

ごめんねの母

なぜそれを・・・

ごめんね

全部お姉ちゃんから聞いた。それに自分でも調べてみたの。まあお姉ちゃんからの話は手紙だったけどね。

ごめんね

お父さんとお母さんがここにはいないことも・・・あの怪物が人を襲い、世界を破滅に導くことも・・・

ごめんね

・・・(そうだ、私はこのために来たんだった・・・)

ごめんね

・・・(これ以上、誰かの大切なものを理不尽に奪わせないために・・・みんなのことを守るために・・・だから強くなるって・・・‼︎)

ごめんね

・・・(私が人より強く生まれてきた理由・・・それも、誰かを傷つけたり、権力を誇示したりするものではない。大切なものを守るために・・・)

ごめんね

ごめんね・・・私は行かないといけない。

イズヴィニー

ごめんね・・・あなた・・・

ごめんね

私は・・・

もう・・・何も奪わせない。

ごめんね

みんなともっと話していたいけど、時間がないからね・・・みんな、ありがとう‼︎

ごめんねの父

ごめんね・・・みんなのこと、頼んだぞ‼︎

ごめんねの母

親として言うのはダメな気がするけど・・・私たちが果たせなかった分も・・・

ごめんね

うん‼︎

ごめんね

・・・

サッ

???

っ、消えた・・・⁉︎

ごめんね

ごめんね。ちょっと痛くするから‼︎

タッタッタッタッ

???

こっちに向かってくる⁉︎

バババンッ

ごめんね

よっ‼︎

???

しまった、詰められた‼︎

ごめんね

ちょっと痛いかもしれないけど、我慢してね・・・

ごめんねぇぇぇぇ‼︎

バゴォォォォン‼︎

ごめんね

はぁ・・・はぁ・・・

???

・・・

ごめんね

マスター・・・(さすがにやりすぎたかな・・・)

???

ごめんね・・・あなた、すっごく成長したね。

ごめんね

っ・・・その顔は‼︎

ごめんね

お母さん・・・?

ごめんね

あれ、撃たれた傷も無くなってる・・・

ごめんねの母

覚えててくれてるなんて・・・あっ、傷はこの空間の力で治しておいたから大丈夫。

ごめんね

お母さん・・・どうして・・・

ごめんねの母

もう一度、ごめんねに会いたくてね・・・少しの間しかここにいることはできないけど、頑張ってここまで来たの。

ごめんねの母

あの時は一人にしちゃって本当にごめんね・・・でも、こうやって成長した娘の姿を見ると、凄く誇りを感じる。

ごめんね

お母さん・・・私は・・・

ごめんねの母

大丈夫。今のあなたなら、たくさんの困難に立ち向かえると思う。一人でも私よりずっと強くなったみたいだから・・・

ごめんねの母

っと、もうここにいられる時間はほとんど無いみたい。ごめんね、最後にこれだけ言わせて。

ごめんね

何・・・?

ごめんねの母

まず、私が来ているこの服、あなたに渡すよ。
私の故郷の国では、その英雄が専用の服を着ているんだけど、その英雄の服とよく似ているんだよね・・・だから、これを着て、立派な女傑になって欲しい・・・

ごめんねの母

それから、一回家に戻ってみて。そこに、私たちがあなたに残した最後の力があるから・・・

ごめんねの母

ごめんね、この先辛いこと、苦しいこと、たくさんあると思う。
でも、あなたは一人じゃない。この広い世界には、共に立ち向かう仲間がきっといるはず。
だから、一人で背負わずに、でもその心を忘れずに、みんなのことを守ってあげてね。

ごめんね

お母さん・・・本当に、ありがとう。

ごめんねの母

それじゃあ、私はもう行くね・・・最後に立派な姿を見せてくれて、本当にありがとう。

ごめんね

あ、消えちゃった・・・

ごめんね

お母さん・・・お父さん、お姉ちゃん、私、これからもっと強くなって、みんなのことを守り抜いて見せるから、見ていてね‼︎

ノアール

・・・どうやら、突破したみたいね。

イズヴィニー

そっか・・・ごめんね、本当によく頑張ったね。

ペルフェット

人の心って、本当に不思議なものですね・・・何かに直接作用するわけでもないのに、人を動かすのですから・・・

イズヴィニー

・・・なんて言ってたら、待ち合わせの場所に着いたみたいね

ツェアシュ

ここが日本か・・・確か、イズヴィニーの因縁の国だっけ?

イズヴィニー

うん・・・詳しいことはあまり言いたくないけど・・・

深彩

無理して言う必要はない。それだけのことがあったんだろう。

ノアール

ついに5人揃っての依頼・・・どんなのが来るのか・・・あぁ緊張してきた・・・

ツェアシュ

おっ、聞いていた情報によると・・・あの人か?

ミスターX

どうも、依頼を引き受けてくれると聞いたのだが、合っているか?

イズヴィニー

あっ、そうですけど・・・あなたは・・・

ミスターX

すまない、自己紹介をしていなかったな。

ミスターX

余は闇の貴公子、ミスターXだ‼︎

ミスターX

そしてこっちは・・・

ヘビル

どうも、X様の使いのヘビルだ。

続く

最後まで読んでいただきありがとうございました‼︎

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コメント

1

ユーザー

続き待ってましたー!!✨ まさかのマスターは、ごめんね先生のお母さんだったとは、、、だからごめんね先生を導いてくれたのかな、、、!✨ そして、ごめんね先生が試練を突破したとき、イズヴェニー達はXと出会ってたなんて、、、!!嫌な予感しかしないー!! 次回も楽しみですー!!今回も投稿お疲れ様です!🍵

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