りうら
ほとけ
初兎
ないこ
if
悠佑
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈
言わないって言うつもりだった
だけど
しょうちゃんはどう頑張ってでも無理…だよね
ここに連れてきただけはいいとして…
どう説明すれば…
初兎
りうら
初兎
初兎
初兎
りうら
いや立場違うじゃん
なんで俺って上手く話せないの…
本当はちゃんと伝えたかった…
だけど…
初兎
初兎
初兎
りうら
不可能かもね…
俺がそんな事言ったら…怒られる…かもね
多分それが恐怖で言えないんだろう…
初兎
りうら
初兎
りうら
りうら
初兎
俺も上手く覚えてなかった
だけど昔から俺はなんで他の子と見た目が違うかは分からなかった…
結構外で遊ぶ時も
ガキ(使い回し)
りうら(幼少期)
ガキ(使い回し)
りうら(幼少期)
ガキ(使い回し)
ガキ(使い回し)
りうら(幼少期)
ガキ(使い回し)
ガキ(使い回し)
ガキ(使い回し)
ガキ(使い回し)
ガキ(使い回し)
ガキ(使い回し)
りうら(幼少期)
周りは俺に褒め言葉ばっか言ってた
可愛い〜とか特別〜とかね
俺もまだ小さかったから
周りも全然批判なんてしなかった
保育園だったから
マナーもちゃんと守るって先生からちゃんと教わった
だけど俺はずっと思ってた
何故俺はこの姿なのか
りうら(幼少期)
そして俺は何回も親に聞いた
親は俺の事を心の底から愛してて
色んな事を教えてくれたから
りうらの母
りうら(幼少期)
りうら(幼少期)
りうらの母
りうら(幼少期)
りうら(幼少期)
りうら(幼少期)
りうらの母
だけどね
この質問だけは
りうらの母
りうらの母
りうら(幼少期)
じじぃ(りうらの父)
じじぃ(りうらの父)
そう
毎回同じ
特別ってだけ
俺は特別じゃないといけないのか
そうしないと愛されないのか
そんな考えにも紛れて
小1にはまだ幼い気持ちで褒められてた
だけど段々大きくなって行くと
特別ってよりも変だった
特別って言われるのも終わるって分かってた
だけど周りには友達が結構いた
けどそれは大間違いだった
みんな陰口ばっか言ってた
けど言われて言われてばっかだったから
もう慣れてしまい
周りを信用出来なくなった
そしてある夜に聞いたお父さんの言葉
もう我慢できないほど見にくかった
あいつとはもう関わりたくない
って毎晩俺が寝てる間言ってたんだって
そして俺はもう誰も信用出来なってしまった
もう…
傷つきたくなかった
陰口以上の痛みを感じたくなかった
自殺なんて考えたくもなかった
だから
再婚が決まった時
俺は髪を染めて
全く違う人間で
人生を歩みたかった
蘭奈
蘭奈
蘭奈
蘭奈