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翌日朝

三ツ谷

......ふぁ~ぁ...

三ツ谷

(カバン重...)

三ツ谷

(普段からこんな重かったか?)

三ツ谷

(太陽も眩しくて目が痛い)

三ツ谷

(.....頭も重い...)

三ツ谷

(気持ち悪ぃ...吐きそ)

三ツ谷

ヴッ...ウプッ...

三ツ谷

(ここじゃダメだ....トイレ....)

三ツ谷

ムグッ...ウヴ

三ツ谷

(ダメだ....間に合わない)

三ツ谷

(もう...無理...)

ドラケン

三ツ谷!

三ツ谷

ドラ....ケン...

三ツ谷

うぅ...

ドラケン

苦しいな...俺の学ランに吐き出せ...そうすれば片付けは迷惑かからねぇから

三ツ谷

フルフル(首を横に振る)

ドラケン

俺の迷惑とか考えてんなら普段から学ランなんて来てねぇから大丈夫だ

ドラケン

苦しいんだろ

ドラケン

我慢しなくていい

ドラケン

ほら

三ツ谷

(ドラケンの服...汚したくない)

三ツ谷

(でも...もぅ限界)

三ツ谷

オエッゲボッゴポッ...ウッ..ゲボッゴポ

ドラケン

苦しいな...ゆっくり吐き出していいから

三ツ谷

オエッ...ゴメッ...ウッゲホッゴポ

ドラケン

謝らなくていい

三ツ谷

ハァ...ハァ....ハァ...

ドラケン

楽になったか?

三ツ谷

ハァ...ハァ...ハァ...コクッ

ドラケン

良かった...

ドラケン

おい、モブ中

モブ中

ビクッ

モブ中

なに?

ドラケン

悪いけど、ここ片付け頼む

ドラケン

俺の学ラン捨てていいから

ドラケン

三ツ谷保健室連れてってくる

モブ中

わ、わかったよ

ドラケン

頼むわー

三ツ谷

うぅ....フラフラ

三ツ谷

ドラケ....大丈夫...一人で行けるから

ドラケン

無理すんなフラフラじゃねぇか

ドラケン

俺がゆっくり連れていくから

三ツ谷

ほんと....ゴメッ

ドラケン

大丈夫だから

三ツ谷、ドラケンと保健室に行く

ガラガラ

ドラケン

ヒナちゃんいるー?

シーン

ドラケン

まだ居ないか

ドラケン

三ツ谷水とバケツ持ってくるから、少しベット座っててくれ

三ツ谷

コクッ......

カクカクして口すすがせて

三ツ谷

ドラケン...ありがと

三ツ谷

色々助かった

ドラケン

いいよ

ドラケン

それよりお前最近ほんとにどうしたんだよ

ドラケン

くまも酷くなってきて、痩せてきてるし

ドラケン

ほんとに死にそうな体になってきてるぞ

三ツ谷

...............

三ツ谷

俺にも...よくわからないんだ

ドラケン

....そっか

ドラケン

じゃぁいちばん古く覚えてるこうなる前の出来事は言えるか?

三ツ谷

.........

ドラケン

今きついなら後でもいいぞ

三ツ谷

いや、今話しておきたい...

三ツ谷

次俺がおかしくなる前に....

ドラケン

わかった....

三ツ谷

.........

三ツ谷

2週かんまぇ.....

三ツ谷

!?

三ツ谷

ハクハク

三ツ谷

(゚-゚;)オロオロ(;゚-゚)

ドラケン

どうした?三ツ谷

三ツ谷

ハクアク....

三ツ谷

.......

ドラケン

もしかして、声が出せないのか?

三ツ谷

コクコク

ドラケン

ゆっくり呼吸しろ

ドラケン

落ち着いて

三ツ谷

コクッ

三ツ谷

スーハァー....×5

ドラケン

落ち着いたか?

三ツ谷

コクッ

ドラケン

もう一度、声を出してみてくれ

三ツ谷

あーあー

三ツ谷

話せる

ドラケン

良かった

ドラケン

やっぱり詳しくわ聞けねぇけど....

ドラケン

お前なんかに憑かれてるだろ

三ツ谷

ん?疲れてはいないぞ?

ドラケン

そっちじゃなくて

ドラケン

取り憑かれてる方の憑かれてるだ

三ツ谷

えっ...

三ツ谷

馬鹿言うなよ

三ツ谷

そんなわけないだろ

ドラケン

でも、そうじゃないと今の現象も

ドラケン

お前の衰弱状態も

ドラケン

妹たちからの目撃情報も一致しねぇんだよ

三ツ谷

目撃情報?

ドラケン

ルナがお前の背後によく白い女の人を見るんだと、自分にしか見えてねぇらしいけどな

ドラケン

マナもお前が夜中に靴も履かずに出かけるのを見てる

三ツ谷

確かに...最近朝になったら知らない場所にいるし、

三ツ谷

覚えのない約束だってしてる

ドラケン

覚えのない....

ドラケン

三ツ谷、お前昨日の夜のこと覚えてるか?

三ツ谷

え?夜?

ドラケン

おぅ、俺がお前のお袋さんと話してて急に話を遮るように起きてきていたが

三ツ谷

うーん、覚えてない

三ツ谷

昨日の覚えてることはドラケンと妹たち迎えに行くって行ってそのまま寝た所までた

ドラケン

おまぇ.....

ドラケン

(いやでもまて、まだどの程度ヤバいのか分かっていねぇ、こうなったら)

ドラケン

三ツ谷

三ツ谷

なんだ?

ドラケン

明日休みだし、今日うちに泊まりに来ないか?

三ツ谷

え、でも妹たち...

ドラケン

お前のこと心配だし、実際に妹たちが見た女の人や夜中の徘徊も見て見ないと霊的現象か分からないし

ドラケン

妹たちのことは連絡先知ってるから俺からおふくろさんに頼めないか聞いてみるよ

三ツ谷

.....そこまで言うなら

三ツ谷

俺も怖いし...わかった

ドラケン

よし、じゃぁ俺が今日は見てるから

ドラケン

もう寝てろ、先生たちにも伝えておくから

三ツ谷

ありがと

三ツ谷

おやすみ

ドラケン

おぅ、おやすみ

時間を飛ばして

ドラケン

三ツ谷、三ツ谷....起きれるか?

三ツ谷

んっ.......

ドラケン

ごめんな、少しだけ起きてくれねぇか

三ツ谷

んーっ....おはよう

ドラケン

おぅ

ドラケン

もう放課後だぞ

三ツ谷

俺最近保健室登校しかしてない

ドラケン

具合悪いんだし、仕方ねぇだろ

ドラケン

諸々の連絡は済ませてある

ドラケン

うちに行くぞ

三ツ谷

あぁ

ドラケン

ここがうちだ

三ツ谷

何も無いな

ドラケン

まぁ、必要最低限のものしかないからな

三ツ谷

そっか

ドラケン

荷物置いたら飯食いに行かね?

三ツ谷

そうだな

2時間後

三ツ谷

ウトウト.....

ドラケン

もう眠いか?

三ツ谷

おぉ...この時間にはいつも寝てるから

午後11時

ドラケン

そっか

ドラケン

じゃぁもう寝るか

三ツ谷

おぅ

ドラケン

おやすみ

三ツ谷

おやすみ

ドラケン

カチッ(電気消す)

時間たって夜中2時半

三ツ谷

スッ(ゆっくり何も移してない瞳を開けて起き上がる)

三ツ谷

.....................

三ツ谷

スタッ...スタッ....スタッ(ゆっくりあるいてどこかに行く)

ドラケン

..........

ドラケン

よし、行くか....(三ツ谷の後を着いていく)

三ツ谷

スタッ.......スタッ......スタッ.......

ドラケン

(あの感じ、確実に三ツ谷じゃねぇな)

ドラケン

(どこに向かってるんだ)

三ツ谷

スタッ....スタッ.....スタッ......

ドラケン

(この先ってたしか....)

三ツ谷

スタッ.....スタッ.....スタッ....ピタッ

ドラケン

(やっぱり...ここって満月の夜に子供の霊が大量に出て海に引き込まれるって噂の海じゃねぇか)

ドラケン

(なんだってこんなところ)

子供達

きゃははwwww

ドラケン

!?

子供達

あそぼ!

子供達

あそぼ!

子供達

こっちこっち

子供達

こっちだよー

三ツ谷

うん......

三ツ谷

あそぼ.....

子供達

こっちだよ

子供達

こっちこっち

三ツ谷

ピチャッ

三ツ谷

パシャ

ドラケン

(やべぇ!引き込まれる!)

ドラケン

三ツ谷!

ドラケン

!?

ドラケン

なんだこれ....足が....

ドラケンの足は手首しか見えない何者かにつかまらて動かなかった

ドラケン

クソッ!三ツ谷!おい三ツ谷!聞こえたら今すぐ戻ってこい!はやく!

子供達

きゃははは

子供達

あはは

子供達

こっちこっち!

三ツ谷

今....行くよ....

三ツ谷

ザブッザブッ(海の中あるいてる)

ドラケン

三ツ谷!

ドラケン

三ツ谷返事しろ!

三ツ谷が腰まで海の中に使った時

子供達

きゃははは

子供達

お兄ちゃんの中から声がする

子供達

するー

子供達

お姉ちゃんに着いて行ったら楽しいところ行けるの?

子供達

いく!

子供達

いくぅ!

子供の1人が浮き上がって三ツ谷にキスをするように口から三ツ谷の中に入る

ドラケン

!?

ドラケン

おいおいホントにまずいって

ドラケン

あぁーくそ!離せよ!(手に必死に抵抗する)

子供達

僕も

子供達

私もー!

1人目に続いて三ツ谷の体に何体もの子供が吸い込まれていく

ドラケン

いい加減離せ!(手にちょっとした何かをして逃れる)

三ツ谷

スゥ...フッ(取り込み終わって気が緩み水中に倒れる)

ドラケン

三ツ谷!(バシャン潜る)

ゴポゴポ......

随分集まったわね

あと少し....あと少してあなたも私の元に

三ツ谷

うん.....

三ツ谷

俺の.....好きな人...

三ツ谷

あなたの....元に......

.....や

三ツ谷

.....?誰?

.....つ......や.....

三ツ谷

俺.....呼ばれてる?.......

三ツ谷......三ツ谷......

三ツ谷

このこえ....知ってる.....

三ツ谷

懐かしいような.....この声は.....

三ツ谷!!!

三ツ谷

ドラケン?

ドラケン

(水中で三ツ谷を見つけて引き上げる)

ドラケン

ぷはぁ!

ドラケン

おい三ツ谷!無事か!

ドラケン

しっかりしろ!

三ツ谷

ぐっ....ゲボッケボッ

ドラケン

飲んた水は吐き出せるだけはきだせ

三ツ谷

ゲボッケボッオエッ

ドラケン

よし、その調子だ

ドラケン

一旦落ち着いたら、浜辺に上がるぞ

三ツ谷

ゲボッケボッ...コクッ

三ツ谷

ハァ....ハァ....

ドラケン

大丈夫だ、ゆっくり呼吸しろ

三ツ谷

スゥーハー.....スゥーハー....

ドラケン

落ち着いたか?

三ツ谷

コクコク

ドラケン

じゃぁ浜辺まで泳ぐから捕まってろよ

三ツ谷

コクッ

ドラケン

バシャバシャ(なるべく三ツ谷が呼吸できるように海面からあげて泳いで)

三ツ谷

ハァ...ハァ...ハァ...

ドラケン

ハァ....ハァ...ハァ...よく頑張った

三ツ谷

ドラケン....俺

ドラケン

何も言うな....全部見てた....覚えてないと思うけど

三ツ谷

やっぱり....また...

ドラケン

あぁ、お前相当やばいかもしれねぇ

ドラケン

明日一旦うちに帰って身体あっためて休んだら、知り合いの祓いやんところ行くぞ

三ツ谷

祓い屋....

ドラケン

おぅ

三ツ谷

やだ....

ドラケン

なんで

三ツ谷

怖い

ドラケン

大丈夫だ、俺もついて行くから

三ツ谷

やだ

ドラケン

三ツ谷!

三ツ谷

やだ!

三ツ谷

「やめろ!!」

ドラケン

!!

三ツ谷

「これ以上この子に何もするな」

ドラケン

お前が三ツ谷をこんな目にあわせてるのか

三ツ谷

「貴方には関係ない」

三ツ谷

「この子に何かしたら許さない」

三ツ谷

「私はこの子を絶対につれていく」

ドラケン

誰がそうさせるかよ

三ツ谷

「私はこの子から離れない」

三ツ谷

「ずっと、ずっと一緒に」

ドラケン

悪いがアンタにもあんたが呼んだやつにも、明日には三ツ谷の中から出てってもらう

ドラケン

悪いことは言わねぇ、明日のお祓いで三ツ谷の身体からでていったら安らかに成仏させてやる

ドラケン

抵抗するなら、どうなるかわからねぇな

三ツ谷

「.........」

三ツ谷

「絶対に出て行かない」

ドラケン

そうか、

ドラケン

でも三ツ谷は返してもらう...

ドラケン

スッ(三ツ矢の額に触れる)

三ツ谷

フッガクッ(気を失う)

ドラケン

ポタポタッ

ドラケン

早めに何とかしねぇと

翌朝

三ツ谷

んんっ......

三ツ谷

あれ、あの後どうなって.....

ドラケン

コクッコクッ....ハッ!

ドラケン

気がついたか?

三ツ谷

お、おぉ

三ツ谷

おれ、あの時どうなって、

ドラケン

お前は体を霊に乗っ取られて

ドラケン

毎夜気づかずに有名な心霊スポットに行かされていたんだろぉな

ドラケン

昨日も無数の子供の霊を自分の中に取り込んでいたよ

三ツ谷

ゾクッ...そんなことが

ドラケン

とりあえず今日はお前の意思に反して祓い屋に連れていく

三ツ谷

意思に反して

ドラケン

お前昨日嫌がっていただろ

三ツ谷

覚えていない

三ツ谷

むしろ楽になるなら早く祓って貰いてぇよ

ドラケン

そうか、なら起き抜けでわりぃ

ドラケン

すぐ行くぞ

三ツ谷

おう

2人とも気を引き締めて神社に向かう

ドラケン

ここを昇った先だ

三ツ谷

階段長ぇな

ドラケン

まぁ、ちゃんとした結界も張るほどのきっちりしてるところだからな

ドラケン

いくぞ.....

三ツ谷

...........

三ツ谷

ドラケン....

ドラケン

どうした

三ツ谷

足が....動かない.....

ドラケン

まじか....

ドラケン

担いでやろうか?

三ツ谷

それだけじゃない

ドラケン

なんだ?

三ツ谷

俺の中の奴が...行くなって言ってる...

ドラケン

お、おぃ....

三ツ谷

気持ち悪い....

三ツ谷

頭痛い....

三ツ谷

ドラケン.....

三ツ谷

助け.....バタン

ドラケン

三ツ谷!

三ツ谷

ハァ...ハァ...ハァ...

ドラケン

中のヤツらの最後の抵抗かよ

ドラケン

くそ!急がねぇと

ドラケン三ツ谷を抱えて中に入る

そして1話に戻る

三ツ谷

と言った次第です

真一郎

色々言いてぇことはあるがひとまず最初に一言

真一郎

お前は馬鹿なのか?

三ツ谷

うっ.....

真一郎

よくここまで持った方だとほんとに思うほどに馬鹿だな

真一郎

金のためとはいえ軽はずみな気持ちで心スポ行くんじゃねぇよ

三ツ谷

ご最もで何も言えないです

真一郎

一応除霊はするが、これは1回ちょっとで祓えるなんてもんの量じゃねぇ

真一郎

何体かわ俺でもはらいきれるかわからんやつもいる

真一郎

そういう奴らは自分で成仏させろよ

三ツ谷

えぇ、じぶんで

真一郎

なに、未練を解決させてやればいいだけだ

真一郎

せいぜい乗っ取られないように頑張れよ

真一郎

今回は初回だ、昨日憑いたって言う子供の霊を祓って成仏させてやる

真一郎

だか、除霊が完全に終わるまでお前はドラケンと住めよ

三ツ谷

は!なんで

真一郎

お前の中のボス的な存在が消えない限り、まだお前の中にほかの霊を取り込もうとするだろ

真一郎

夜中にまたフラフラと歩き回られて憑かれてでも迷惑だし、終わらないし

三ツ谷

確かに、でもドラケンに迷惑なんじゃ

ドラケン

別に大丈夫だぞ

三ツ谷

!?

ドラケン

どうせほとんど物ねぇから暇だし

真一郎

よしじゃぁ除霊完全に完了するまで頼んだぞ

ドラケン

わかった

三ツ谷

お前ら話勝手に進めないでくれよ

つづく

この作品はいかがでしたか?

142

コメント

12

ユーザー

幽霊め!!!!!!!!ユルサナイ!!!!!!

ユーザー

幽霊はマジで許さん… これから三ツ谷に僕が貢げばそんなとこ行かずに済む!貢ぐぞぉ! 最後、同棲の約束してt(((((((殴

ユーザー

三ツ谷くんのバカ!!無理しないでぇぇぇ!!!😭😭

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