リアムさんに着いて行くと
大きな木の前に着いた
ソフィア
ソフィア
リアム
リアムさんはニヤッといたずらっ子のように笑った
リアム
リアムさんは木の窪みを押した
すると、大きな音と共に木の幹に扉が現れた
ソフィア
リアム
ソフィア
リアム
リアム
ソフィア
…………
家の中はほのかに木の優しい香りが漂った
ソフィア
リアム
リアム
ソフィア
ソフィア
ソフィア
リアム
リアム
ソフィア
リアム
リアム
ソフィア
紅茶の香ばしい香りがふわりと鼻に届く
紅茶に手を伸ばし口元に運ぶ
ソフィア
ソフィア
リアム
リアム
紅茶を置こうと下を向いた
その時、自分の腕に白髪に変色した髪が触れた
ソフィア
ソフィア
リアム
ソフィア
リアム
リアム
リアム
ソフィア
ソフィア
リアム
ハッキリとした声でリアムさんは言った
リアムさんの目を見る
その目は真っ直ぐに私を見つめていて
私の心の中まで見透かされているような気がした
リアム
リアム
その言葉で何かが破裂し
涙が溢れてきた
真珠のような大粒の涙が自分の手の甲に落ちる
ソフィア
リアム
リアム
リアムさんは私の隣に座り
泣き止むまで優しい言葉をかけ続けてくれた
…………
リアム
ソフィア
ソフィア
リアム
ソフィア
リアム
リアムさんは特に意識せずに言ったようだった
ドンドン顔が熱くなっていく
ソフィア
ソフィア
ソフィア
リアム
リアム
ソフィア
私は出来事の概要を話した
その時もリアムさんは私の目をしっかりと見つめ
しきりに相槌をうってくれた
これまででこんなに熱心に話を聞いてくれたのはお母様だけだった
私の話を聞いてくれている…
その事実だけで心が満たされた
ソフィア
リアム
リアム
リアム
ソフィア
ある部屋に通される
その部屋の中央にある木は
魔女の国で見た木と同じ光を発していた
ソフィア
リアム
ソフィア
ソフィア
リアム
ソフィア
リアム
リアム
リアム
ソフィア
リアムさんがおもむろに口を開く
リアム
リアム
私は迷いなく言った
ソフィア
リアム
やはりリアムさんの笑顔は素敵だ
リアム
リアム
リアム
ソフィア
リアム
ソフィア
外に出ると爽やかな風が髪を揺らした
ソフィア
ソフィア
ソフィア
私は軽い足取りで歩き出した
…………
少し歩くと草原があった
ソフィア
ソフィア
私は思い切ってその場に寝転んだ
芝生がやわらかく私を包み込む
視界には青い空が広がり
そよそよと風の音が耳に心地よい
ソフィア
ソフィア
ソフィア
私は思わず声に出した
すると視界の端に何かが動いた
ソフィア
そっちを見るとバケットが置いてある
蓋を開けると中にはサンドイッチや
紅茶、カップまで入っている
ソフィア
ソフィア
ソフィア
私は自分の手をじっくりと見つめた
特に変化はない
ソフィア
私は駆け足でリアムさんの家へ引き返した
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