コメント
84件
1000いいねもーらい! ( 950くらいあたしだけど )
うぁぁ泣いた マジで好き
好きすぎるすきやばい好きとりあえず好きうん好きめっちゃ好きおん好きやべ好き尊い好きとりあえず好きってことを伝えたかった
注意書き
nmmnです。
苦手、知らない人
あっち向いてホイッ‼
で、ユーターンして下さい。
では、どうぞ
女将さん
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ここは何処か
それはね…?
ここは_______
遊郭だよ
数年前
秋の風が吹き始めた頃____
お父
skt
青空の中
連れて来られたのは
遊郭
という場所だった。
遊郭は
女の人が男の人の相手をしなければならない所。
そして
偽りの愛を知らなければいけない場所。
ここに売られた人は もう逃げられない。
「偽り」を観るしかないのだ。
お父
………………
嘘ばかり
お金がなくなったから
俺を遊郭に売り飛ばし金を儲けようという事だろう。
………もう別に良い。
お父の偽りの顔も
もう見飽きたから。
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演技なら得意だ。
遊郭の入口に居た男の人の元へ行くと
お父
そう言うとその人は
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ジャラジャラジャラ
汚い金属の音
俺を売るからそのお金か…
お父
そんな事1ミリも思ってないのに…
……元気で暮らしてね
もう……忘れるくらい
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そう言うと頭をワシャワシャされた。
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広い廊下。
所々に襖の部屋がある道をたんたんと歩いている。
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大きな襖。
まーしぃはそっと部屋の中へ言った
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ガラッ
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優しい目をしているセンラに近づくと
ギュッ
抱き締められた。
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皆の優しさが僕の仮面を溶かしたようで
あらゆる感情が一気に溢れ出た。
skt
悔しい、苦しい、痛い、辛い、悲しい、虚しい………
暖かい
ここは偽る場所なのに…
酷く暖かかった。
skt
目を覚ますと
昨日とは違う部屋に居た。
静かな紅に優しい日の光
何処……?
スパンッ
襖が開かれた。
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身支度を済ませる事が最優先された。
着物みたいな物も用意されていた。
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そう、ただの赤じゃなく
静かにひかるような紅
センラとまーしぃが用意してくれたらしい
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俺は一気に緊張した。
何故なら
遊郭の一番上の階は
遊郭一の花魁が居る場所だ。
そこに挨拶に行くなんて…
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とりあえず行こう…
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志麻くんに連れられて一番上の階へ。
一番上の階はやはり豪華。
下の階とは違う
華やかな雰囲気に包まれていた。
そして
所々に襖はない。
一番奥の
一番大きな襖。
そこが遊郭一の花魁の部屋。
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そう言った途端
スパンッ!!!!
思いきり襖が開いた。
俺と志麻くんは硬直し 目の前の人を見つめていた。
否
僕は
見惚れていた。
何故なら
深い翡翠の着物に
翡翠の瞳。
見惚れたらもう逃げられない
そんな言葉をものがたっているような________
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ハッ
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口が悪い&見た目が良い&綺麗&目つき悪い&翡翠の着物と瞳
…好きだ
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そうして志麻くんは行ってしまった
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うらさんが僕を呼ぶ
あのカッコいい声で
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なんか…自由そうな花魁だなぁ…
そばで見るともっと美しい。
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ニヤッと笑うとこっちへ近づき___
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耳元で囁かれる。
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パタン
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言い放ったうらさんの言葉に気付かずに俺はその日を終えた。
そして今日
今日はセンラの仕事の日。
早く帰ってこないかな____
バタンッ!
突如、廊下から物凄い音が聞こえた。
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そっと襖から廊下を見ると
センラ…!
と………
志麻くんが突っ立っていた。
どうやらさっきの音は志麻くんが持っていた物を落としてしまったらしい。
でも、何かあったんかな?
そっと廊下に耳をすませると___
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センラは泣いていた。
何が起きたの…?
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「センラが身請けされるなんて…!」
その志麻くんの言葉を聞いた僕は
自然に涙が頬を伝った。
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嘘……嘘嘘嘘……
嘘だと言って。
センラが居なくなるなんて。
僕もヤダよ…
だけど…
志麻くんと一緒におりたいっていうセンラの願いと、
センラが好きな志麻くんの想いを
一気に崩すなんて嫌だ…!!!
嫌だ嫌だ…絶対に嫌だ…!
助けなきゃ…僕が助けなきゃ…!
ヒタヒタ
人が近付いて来る音。
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うらさんだった。
うらさんはいつも部屋に引き篭もっているのに…
いつものうらさんの声には
密かに悲痛の感情が混ざっていた。
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三人は泣き崩れた。
僕だけが何も出来てない。
なら_____
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次の日、廊下を歩いていたまーしぃを後ろから呼んだ
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それから数時間後
志麻くんとセンラさんは出かけた。
よし……!
ガラッ
意を決して襖を開けた。
おじさん
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そう…センラは今日、「仕事は休みになった。」
何故なら
「俺が代わりになったから」
だ。
おじさん
おじさん
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おじさん
汚い声でセンラの名を出すなよ…
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おじさん
おじさん
おじさん
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やっぱり……
怖い…‼
助けて…うらさん………
おじさん
おじさん
腕を掴まれた
怖い。気持ち悪い…怖い怖い怖い…
おじさん
………っ怖い!
誰か助けて…
ごめんね…志麻くん、センラさん…
僕、最後は役に立ち______
スパン!
「待った」
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居た。あの人が…
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おじさん
おじさん
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おじさん
おじさん
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うらたさんの妖美な顔。
「仕事の顔」
初めて見た………
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スッ
触れるだけの口づけ。
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ダッ…!
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結局何も出来てない
醜いだけの僕
そんなの…消えちゃえば良いのに…
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うらさんはいつもの笑顔でこう言った。
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「うらさんがセンラの代わりに身請けするなんて…っ!!」
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skt
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ジャラジャラ
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skt
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スッ
廊下へ出た。
____ちゃんと
ちゃんと笑えていた?
志麻くんもセンラもこれで幸せになれるよね…!
うらさんもこれで良いって言ってたし…!
俺は………
………やめよう。
そして数年後
この遊郭には
センラも志麻くんも
うらさんも
居なくなった。
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まふは、よく僕を指名してくれる お客様
普通の客とは違い
ただ話をして帰っていくだけ。
なのに
安心出来た…
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mf
mf
mf
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ここは元うらさんの部屋。
今は僕の。
そう。
あれから僕は…
遊郭一の花魁になった。
skt
やっぱり
センラが…まーしぃが…
うらさんが…
居ないとヤダ………
skt
幸せならいいなぁ…
なんで僕は……
恵まれないの…
志麻くんもセンラもあれからここには来てくれてない
うらさんは…
何も出来てない僕がこんな事思うなんて醜いけど……
やっぱり……
皆…僕を捨てたのかな…
もう要らないから…
自分達の幸せを見つけて……
楽しんで居るのかなぁ…
ヤダ………ヤダよ…
見捨てられたくない……
ごめんね…何も出来てないくせに…
僕だって頑張ったんだよっ…?
僕だって…僕だって……
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うらさんは迎えに来てくれないかも…
はよ……
はよう……来てや……っ…‼!!
ザンッ!!!
突如、何かが飛んできた。
もの…?
否
花だった。
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「曼珠沙華の花言葉」
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「それは____」
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曼珠沙華を引き抜き、持って行こうとすると
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「ずっと一緒だからな」
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人が死んでいた。
かつての一番の花魁を身請けにとった
「おじさん」
どうやらこいつは、花魁を甘く見過ぎていたみたい
「もう大丈夫」
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警察の格好をした白髪の男性は静かにそう呟くと いつも通りの仕事に取り掛かった。
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もう花魁も遊郭も一番も責任も
全て捨てて良いんだ。
目の前に広がるのは
四人のこれからの_____
「幸せ」
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ここから先は
絶望もない。
綺麗な未来。
ありがとう
愛してる____
作者はこう思った。
「やっぱりハッピーで終わるのって良いよね」
楽しんで頂けたなら幸いです。
タップお疲れ様です(*´ω`*)
曼珠沙華は個人的に好きな花なので出しました。
花魁たちも大変だよなぁ…と
いつも呼んでくださっている皆様
ありがとうございますm(_ _)m
どうぞ、これからも 宜しくお願い致します。
では、また次回