ウェンティ
次は璃月に行くといいよ。
ウェンティに言われ璃月に行くことにした。
璃月。神のいない国のモンドとは対照的に神の作った国、神の居る国と言われている。
望舒旅館のあたりまでは行ったけど、璃月港までは行っていない。
準備をして、出発前に挨拶をして回った。
最後に挨拶をしに行ったのは鈴風さんの元だった。
鈴風
おや、奇遇だね。私も璃月に行くんだ。
パイモン
ん?おまえ、璃月でなんかあったからモンドに戻ってきたんだろ?大丈夫なのか?
鈴風
ああ。ほとぼりは冷めただろうし着替えも昔の服以外のを用意したから、大丈夫だと思うよ。
パイモン
そういうものなのか…?
鈴風
そういうものなんだよ。
と、言うことで同行してもいいかな?
と、言うことで同行してもいいかな?
空
いいよ。
鈴風
ありがとう。
そんなこんなで、鈴風さんが同行することになった。
鈴風
今日はかなり日が落ちてきたしここらへんで野営する?
空
うん。そうする。
パイモン
はぁ~。オイラもうくたくたなんだぞ!
鈴風
ふふ、お疲れ様でした。
空
天幕はどうするの?
鈴風
私が立てるよ。
空
手伝うよ。
鈴風
旅人は休んでて。料理の時にでも手伝ってくれればいいよ。
空
じゃあ、お言葉に甘えて。
鈴風
ん、上手上手。
空
鈴風さんが教え上手なだけだよ。
パイモン
うわぁ~。おいしそうなんだぞ!
ぐつぐつと煮える鍋の中には美味しそうなスープが煮えている。
鈴風
味見してみるかい?
パイモン
いいのか?
鈴風
私が味見するときのついでだからね。
パイモン
やったぞ〜!
小皿によそわれたスープは具材のジャガイモやニンジンの上をソーセージの油が流れてゆき、見ているだけでおいしそうに見えてくる。
鈴風
…少し塩が薄いか?
パイモン
そうか?そこまで気にはならないぞ?
空
確かに、塩が薄い…
鈴風さんは塩をひとつまみ入れた。
鈴風
ほら、これでどう?
なんだか、さっきよりおいしそうに見える。
パイモン
〜〜〜っおいしいんだぞーーー!!!!
空
わ、おいしい。
鈴風
うん。パンに合わせるならこれくらいだね。完成だ。
パイモン
やったんだぞー!ごはん、ごはん♪
楽しい夕飯時を過ごした。
パイモン
わぁー!すごいんだぞ!
鈴風
璃月港はテイワット最大の商業港だからね。人が多くにぎわっている分発展しているんだよ。
空
そうなんだ
鈴風
っと、ここで一旦お別れだね。
パイモン
えっ?もういっちまうのか?
鈴風
ああ。やることもあるからね。まあ、きっとすぐ会うことになるかもしれないけど。
パイモン
そうか…またな!
空
また今度。
鈴風
じゃあね。
鈴風さんと別れることになった。
でも、なぜだか必ずまた会える確信があった。
パイモン
じゃあ、街の人に迎仙儀式について聞きに行こうぜ!
空
うん。そうしよう。