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jpya続きです。 ご本人様には一切関係ございません。 BL、捏造だらけがNGな方はブラウザバックどうぞよろしく。 なんでも許せる方はどうぞ! 今回jp視点です。
また雨が降り始めてきて
俺たちは道の脇にあるバス停で雨宿りする事にした
バス停には簡易的な屋根がついていて 壊れそうな古いベンチが2つ、ポツンと置かれていた
俺たちは一つのベンチに並んで座って 雨が弱まるのを待った
ya君はさっきから黙って 負傷した足首をじっと見つめている
俺にあんな事言われて 困ってるんだろうか
jp
na
na
na
jp
大丈夫、ya君なら
jp
そういう まっすぐでかっこいいところも
好きになったんだから
俺は膝と膝の間で組んだ両手を見つめながら 覚悟を決めた
jp
jp
jp
jp
何も言わないya君が どんな顔して聞いてるのか気になるけど
ya君の方を見る勇気は出なかった
俺はこれから言うセリフによって、 yaくんとの関係全部が 終わってしまうのではないか という恐怖と戦いながら
両手にぎゅっと力を入れて 口を開いた
jp
jp
ついに言ってしまった俺は 断罪を待っ罪人のような気持ちで ya君の返事を待った
あたりは静かで 雨の音しか聞こえない
ya
雨にかき消されそうな声で ya君がつぶやいた
ya
jp
jp
jp
jp
jp
ya
jp
jp
jp
jp
ya
焦ったようなya君の声に顔を上げると
ya君は、"信じられない" という顔をして固まっていた
ya
ya
jp
「だけど、 ずっと好きだと思う お前の事」
その一言を飲み込んで 無理やり笑おうとしたけど 多分情けない顔にしかならなかった
ya
ya
ya
jp
そう言うってことは 俺も知ってる人なのかな…
俺は心が抉られる気がして 目を閉じて耐えた
ya
ya
ya
好きな人を想っているであろう ya君の声に 耳を塞ぎたくなる
jp
ya
ya
ya
ya
ya
jp
思わず目を開けて ya君の方を向くと
目いっぱいに涙を溜めたya君と目が合った
ya
ya
jp
ya
ya君が笑って目を細めた拍子に 両目から涙の粒が一粒ずつ 溢れ落ちていった
その笑顔は 今まで見た事が無いくらい綺麗な笑顔で
俺は堪らなくなって ya君を抱き寄せた
ya
jp
jp
ぎゅっと抱きしめると ya君の壊れそうに速い心臓の音が感じられて
愛しさが溢れるって こういうことなんだって 思い知らされた
ya君の髪に鼻先をうずめて このまま時間が止まればいいのに って思った
ya
jp
ya
何も反応がないya君が心配になって 一度体を離して顔を覗き込むと
真っ赤な顔で固まっていた
jp
ya
jp
俺は固まっているya君の頬に 手を添えた
jp
名前を呼んで顔を近づけると
ya
何をされるか察したya君が 慌ててぎゅっと目を閉じた
プップー
静かな道路に軽快なクラクションの音が鳴り響いた
sv
慌てて振り返ると
そこには車の窓を開けて 笑顔で手を振るsvさんがいた