嫌われ妹と好かれるお兄ちゃんs

それから数ヶ月後

今日も殴られる

そんなので殴られたら死んじゃう、！

カキーン。カキーン。と私を殴る音が響き渡る

痛い

痛いよ

なんで、

お兄ちゃん達のせいなんかじゃない

お兄ちゃん達の妹に相応しくない私がダメなんだ

だから、、耐えるしかないんだ

また、、まただ

夜に目覚めることは何回もあった

半殺しされた時と同じとずっと思ってた

だけど何かが違った

お兄ちゃん達からのLINEが来ていない

私は血を吐きまくっていた

そろそろ自分でも気づいている

もう限界だ

頭も痛い

体も動かない

涙も血も止まらない

段々苦しくなる

段々意識が薄れていく

そんな時扉が勢いよく開いた

お兄ちゃんが来てくれた

みんな探してくれてたんだ

嫌われてたんじゃない

ただ。私が嫌われてるって勘違いしてたんだ

こんな勘違いを今気づくなんて

もう分かるよ。私死ぬんでしょ？

なんで今更、、嫌われてないことに気づいちゃうんだろ

こんなの後悔しかしないよ、

お兄ちゃん達の前で血を吐きたくない

なのに、、止まらない、

うっすら聞こえるお兄ちゃん達の謝罪の言葉

今はそんな言葉要らない

今更、、要らないよ、

要らないって！！！！！

お兄ちゃん達が好きって言った、？

私を、？

もう死んでもいい

後悔はまだあった

遊園地に行きたい

みんなでご飯を食べたい

誕生日祝ってほしい

お出かけしたい

ゲームもしたい

だけど、

大好きって言ってもらえたんだ

もういいんだ

私は最後の力を振り絞って近くにいたころん兄ちゃんの手を握った

そして私は全身の力が抜けて

意識もなくなった

死んでしまったんだろう